トゥルー・ロマンス
監督:トニー・スコット
出演:クリスチャン・スレーター、パトリシア・アークェット
ストーリー
エルビスプレスリーと、ソニー千葉を、心から愛する男、クラレンスは、ある日映画館でであった、コールガール、アラバマと、ひと目で恋に落ち、その翌日結婚をする。
彼女の元締めである、ポン引きのドレクセルと、話を付けに行った、クラレンスは、そのポン引きを殺してしまい、アラバマの荷物と間違えて、大量のコカインをゲットしてしまう。
逃亡先と、コカインの売却先を求めて、ロスへ向かう二人。コカインを奪われたマフィアは、クラレンスと、アラバマを追う。
ロスで、俳優を目指す友人の伝手で、上手い具合に、大物プロデューサーへコカインの売却話を持ちかけるクラレンスだが・・・・
解説
この作品、脚本は、あのクエンティン・タランティーノ。
今作品も、彼の作品らしく、過剰とも思える暴力描写を、実にかっこよく描いている。
途中で挿入される音楽、そして、クラレンスに話しかけるエルビスの霊も、いい味を出している。
クラレンスと、アラバマ。この二人の、熱烈な愛には恐れ入る。男だろうが、女だろうが、たったひと目であそこまで、熱烈な恋に落ちることが出来れば、ある意味、死んでも本望かもしれない。
だが、個人的には、主人公たちさえ良ければ、後はどうでもいい的な、エンディングには、少々やりきれないものを感じた。