裏木戸通信 115号

 

 

過ぎ行く夏

 

はい、終わりましたね、夏が。

 

 

ま、正式に言えば、まだ夏は終わっていないのかも知れませんが、何だか8月が終わるといまだに、夏が終わった気がしてしまう。

で、めでたくなのか、予定調和なのかは知らないが、兎に角今年も何だか知らないが、

 

 

 

 

 

 

特に何事も無く終わった

 

 

 

そう、いつもどおりの変わらぬ夏が過ぎて言ったのである(涙)

 

 

 

まあ、一応夏休みの旅行は行きました。

 

 

 

 

 

たった一人で(涙)

 

 

 

まあ、自分探しのたびとか、自分発見のたびとか、そんなご大層で、いたい旅ではなく、何だか、行きたかったから言ったという、ある意味、自分を探す以上にあれな旅立ったんですがね・・・・・・・・・・・・・・

で、昨日めでたく夏が終わったはずなのだが、今年は少々違う。

9月1日が日曜日なので、オマケの一日があった。子供の時なら、何だか知らないが、一日得した気分になった事請け合いである。いや、今年も、一瞬そんな気分になった。

 

 

 

 

 

 

まだ一日あるからひょっとしたら

と、昨日の夜血迷ったのは、秘密ではあるが。

 

 

兎に角、後僅かで終わる夏、全国の子供たちは、今日という一日をどの様に過ごしたのだろうか?

 

 

 

 

 

最後の思い出作りに遊びまくる

 

 

宿題は、もちろんとっくに終わらせている。で、明日からは、もう遊べないんだからと、兎に角思いっきり遊びまくる。

ある意味、一番出世するタイプかもしれない。用意万端で、遊ぶときは、兎に角遊べる奴。なんだかんだいって、こういうタイプの人間は、いろんな意味でお得かもしれない。

 

 

 

 

 

 

明日に備えて準備万端整える

 

 

こちらも宿題はとっくに終わらせている。で、今日は、夏休み最後の日なので、宿題に落ち度は無いか、遣り残したことは内科などを、準備万端チェックし、最後の日は、静かに時を待つ。

かつての日本では、一番たたえられたタイプですね。堅実さゆえ、成功するかもしれないし、皆から信頼され、上に立つ人間になるかもしれない。ただ反面、堅実で、堅物すぎるために、波風の立たない、平穏無事な人生、で、人生を終えてしまう、典型的な、模範的小市民になってしまうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

明日に備えて必死になる

 

 

当然宿題は、たまりにたまっている、日記の天気を思い出せないので、気象庁などに、天気を問い合わせたりしてね。親に、何で計画的に出来ないの貴方は!!とか叱られながら、ヒーヒー言って宿題をする。

まあ、8割とはいわないまでも7割ぐらいはこのタイプだろうという、ある意味典型的な日本人だ。この先も人並みの生活をして、人並みの人生を送る可能性が高い。ま、その内一部の人は、なんだかんだで成功するかもしれないし、一部の人は、ええ年こいて、彼女がいないとかほざいているかもしれない。

 

 

 

 

 

明日に備えて悟りを啓く

 

 

宿題は終わっていない。だが、いまさらじたばたしたって始まらないと、妙に悟りの境地に至っている人。

まあ、そのまま、どうしようもない人間で終わるかもしれないが、反面、こんなタイプが、案外成功したりするかもしれないから世の中は恐ろしい。

 

兎に角、このおまけの一日、全国の良い子の皆は、どの様に過ごしているのだろうか?

 

兎に角泣こうが笑おうが、夏休みは、後わずか数時間である。この夏の思い出が、之から先の人生にどの様な影響を与えるのか、どんな思い出として、先の人生に残るのかはわからないが、明日からは、また学校のある日々が始まる。

 

上記のどのタイプであれ、気持ちの切り替えだけはしっかりやろう。

 

遊ぶときは遊び、働くときは働き、学ぶときは学ぶ。どんな状況であれ、気持ちの切り替えが大切である

 

 

 

 

 

 

そう夏は終わったのである!!

 

 

私も気持ちを、暮れ行く秋モードに切り替えねばならない。

これで何度目かは、もう数えるのもうんざりだがな

 

 

 

 

過ぎ行く夏の馬鹿野郎