裏木戸通信 116号

 

夏のファッション

 

 

日傘

 

 

女性の持ち物であり、夏を象徴するアイテムかもしれない

いや、案外新宿の二丁目辺りの人達だと持っているかもしれませんが、基本的に男性は持たない。 降り注ぐ日光、紫外線の量男女変わらないのに、日傘は女性、しかもある程度と詩を召した方の持ち物になってしまっている。

わかい女性や、男性は、一部帽子を被る人はいるが、基本的に何もしていない。直射日光に、さらされっぱなしである。私も、帽子も被らず、紫外線の直撃を受け続けているたちである。健康のため、美容のため、直射日光にさらされない方がいいのだが、それでも、おばさん以外、日傘をさす人はいない。

研究によると、やっぱり、老若男女問わずに、直射日光は遮った方がいいそうで、日傘というものは、その様な意味でも理に適った物なのだそうだが・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

おばさん以外の人類って、案外馬鹿?

 

直射日光にさらされ、頭がくらくらする時なぞそう思ってしまう。

まあ、日傘自体も、ある意味アレである、なぜ雨傘と共用出来るようにしない?(案外そういうタイプも売られているのかもしれませんが余り見かけないという意味で)形は大体同じだし、降り注ぐ雨を防ぐか、日光を防ぐかの違いではないだろうか?

 

なのに、なぜ、雨傘と日傘は別なのだろうか?

 

 

 

前にも書いたネクタイ。

 

あんなもの、日本の風土とは、対極の位置にある、あれなアイテムである。蒸し暑い夏にあんな物を首に巻き、その上更にスーツを着る。このクソ蒸し暑い日本、Tシャツ一枚だって下手すりゃ暑いのに、その上に、シャツを着て、スーツを着る。

一応夏服とか言うものは有るけれども、その夏服を着ているのに、サラリーマンは汗だくである。噴出す汗を、拭き拭き、駅のホームとかでは、スーツを手にかけてネクタイを緩めて、扇子とか、なんかで、胸元を扇いでいる。

 

夏服じゃないよ、あんなの!!

 

3枚きる時点で既にアウトであり。馬鹿丸出しである。夏服とか言うんだったら、上に着るのが、せめて2枚で済ませるべきである。当然ネクタイは禁止だ。

 

止めようよ、あんな、海外で生み出された、日本の風土を無視したスタイルなんかさ。

 

省エネルック、とか言うのは確かにあった。官主導だったためか、全く普及せずに消えてしまいましたが、いまだに、ごく一部の政治家先生が、そのスタイルで通している。で、それが笑いの種になったりもするし、私も何だかな、と思ったりもする。

ただ、あっちの方が、日本の風土にはあっているんじゃない?そろそろ、夏ぐらい、日本の風土にあったスタイル取ろうよと思う、で、夏は、涼しくすごしたほうが、絶対経済、業務、産業の効率は上がると思う。なのに世の中そんな風にはならない。

 

 

 

ひょっとして、日本人って物凄く馬鹿???

 

 

夏になる度にそんな事を考えてしまう

 

 

まあ、ただ、スーツなぞは、夏のスペシャル版が、役に立たなくてもあるだけましかもしれない。

 

 

ビジネスシューズ。

 

 

あれ何かどうか、足が蒸れること蒸れること。まあ、風通しが悪い形状、悪い素材で出来ているんだから無理ないんだけどさ、夏なんか、ネクタイと並んで、不快さ、鬱陶しさを、この上なく加速させてくれる。誰だって思いは同じ(はずである)なのにアレを履かなくてはいけない。

 

 

風通しがいい!!

 

 

こんなのを売りにしているものが、靴屋には、売られている。そのたびに思う「一寸待ってよ、その日本の風土に合わない靴を履くことを止めれば、万事解決なんじゃない? 」

 

そうは思っても止められない、止まらない、で、今日も今日とて、足が蒸れるそれを履いて、会社に向かう。

いっそのこと、夏だけでもいいからさ、ザンダル履きとか、そんな感じだったらどれほど楽であろうか。いや、サンダル履きがアレだったら、夏靴とか言って、スニーカー等の、基本素材が、布で出来た物だっていい。 兎に角、夏にあんなものを履きたくはない。

江戸の頃の日本人は、水虫の人は余りいなかったと言う。理由は当時の日本人は、足袋に草鞋、と言う、風闘士が良い、日本の風土に合った物をの履き、室内では、基本的に素足だったからだと言う。

今は、水虫の薬をはじめ、水虫対策グッズ、等等、百花繚乱なまで花盛りである。あんなもんを履くのを止めればそんな事にならないのに。

誰だって一度は思ったはずである、でも、止めようという動き、意見は大にならない。

 

 

ひょっとして、世の社会人男性って、救いがない位の馬鹿??

 

 

夏の暑い日足が蒸れるたびにそんな思いに駆られる。

 

 

 

ハイヒール

 

 

色々難儀そう な履物である、これも。外反母趾になるし、疲れそうだし、大体歩きにくいでしょ?ハイヒールって。なのに、ハイヒールはいまだにはかれているし、正装、なんて時も、履物は、ハイヒールと言うときもある(詳しくは知らないが)。

まあ、アレを履いている人に、色々セクシーなものを感じる人もいるのかもしれませんし、踏まれてみたい、とかいう、あれな欲望を持つ人もいるかもしれませんが、私は余り、セクシーさは感じないし、踏んで欲しいなんてあれな考えは持ったこともない(はずである)。

靴屋には、疲れない、とか、外反母趾にならない、なんて言うそれが売っている。

 

 

ハイヒール止めたら?

 

 

そういうのを見るたびに思ってしまう。疲れるっているし、外反母趾になるって言うし、歩きにくいって聞くし、立ったら止めちゃえばいいじゃん。

それなのに、いまだにハイヒールは売られているし、履いている。

 

 

ひょっとして世の女性ってスッゲー馬鹿?

 

 

酔って帰る電車の中で、ハイヒールを脱いで、休んでいる、酔ったOL等を見るとそんな事を考えてしまう。

 

 

おしゃれは見得

 

 

という事を聞く。確かに、おしゃれと、快適は、相反するところがあるかもしれない。 で、ソッチ方面の我慢が聞かない私はおしゃれとは縁遠い、あれな人生である。

だが、おしゃれのために張っていい見栄にも限界があるはずである、いや、それ以前に、上記のものは、おしゃれとも違うものである。

せめて夏ぐらい、日本の風土にあったファッションになって欲しい。

 

 

ハイヒールは、夏とは余り関係なかったな