裏木戸通信 132号
2002年
さて、2002年もあとわずか。今年も色々在るにはあったが、基本的に、ここ最近の例年と余り変わらない、全体的に暗く沈んだ調子の一年だった。
そんなこんなな一年を、勝手に恒例にして、鈍らに撫で斬りにしてみようと思います。
今年の初期は、昨年より継続された外務省に関わるetcがありましたね。
ムネオちゃんの、騒動に始まり、それを激しく追及した、辻議員の辞職、そして、伏魔殿に立ち向かった?田中真紀子議員の辞職。で、結局トカゲの尻尾切りのごとく打ち捨てられたムネオちゃんと、色々な事がありました。
まあ、議員が悪い事をしてはいけないのは当然ですから、辻議員も、田中議員も、ムネオちゃんも、ああなったのは致し方無いのかも知れませんが、これらの騒動と言うのか、ごたごたの原因となった、
外務省の一連のアレヤコレヤ
は結局どうなったのでしょうか?
機密費と言う名の国民の血税を着服した、外交官がいたような気がするのですが、それについての調査は一体やっているのか、いないのか?
そこいら変の報道が、ぜんぜん無いような気がします。秘書給与の流用、とか、何とか、それも許しがたい行為ではありますが、機密費使い込みだって根は同じような気がするのですが、その後のほうどうはまったく無いのが少々気になります。
大体、辻本議員の疑惑とか、田中議員の疑惑なんか、ある意味、物凄く判り易い展開で、逆に笑えたんですけど。そこらの、売れないマンガや、芸人でも捻る今日この頃、
もう少し捻ろう
とは思わなかったんでしょうか?黒幕の皆様。
あと、田中元外務大臣の辞任が決まった時、噂によると、外務省では、祝杯を挙げたという噂を聞いた事があるのですが、本当だったら、祝杯挙げた外交官は、シベリア送りにでも出来ないものでしょうか?
あと、企業も色々アレでしたね。
お肉の偽装をしたり、メルトダウンを起こしたらとんでもない事になる施設の、事故や、何夜を隠したり。
毎日口にする、何と言うのか、生存の根幹に関わる物が、全然信用できない。と言うのは、考えてみれば、恐ろしい事ですし、「厳重に、厳重を期して、扱われているんだろうな。」と思っていた施設で、事故とか何やを隠していたり。
外務省と並んで、ここら辺もビシッとやって欲しいなと思う今日この頃です。
今年最大の事件と言えば、やはり、拉致事件でしょう。
今まで、関係ないといい続けていた、キチガイあの国家が、突然、その犯罪行為を認めました。
8人の方が亡くなっていたと言う、実にやり切れない結果となりました。生存していた5人の方は無事帰国なされましたが、この問題は、まだ、解決への第一歩を標したに過ぎません。
交渉に当たるのが、アレな感じの外務省と言うのは、少々不安では在りますが、あのキチガイ常識が通じない国に、
その犯した犯罪に対する贖罪
をちゃんとさせて欲しいものです。
その交渉相手になる、キチガイ社会主義国家、北朝鮮。
拉致事件を認めた時は、「ああ、やっと、常識的な国に成ろうと、半歩踏み出す決意をしたのかな?」と、思ったのですが違いました。
拉致被害者を「帰せ」などと、訳の判らない事を言ったり、自分たちの事を棚に上げ、重油をよこさないからと言って、逆切れして、核開発とか脅すあたり、
所詮キチガイはキチガイ常識が通じない国
と言う事を、改めて世界に認識させましたね。
個人的に、あんな国は、さっさと、攻め滅ぼして、世界地図から消してしまえ、と思っているのですが、我が国は、外交問題の解決に武力を用いない、と決めた、志高き、正義の国、例え相手がキチガイ常識が無い奴らでも、じっくり腰をすえて、解決してもらいたいものです。頼みます、頼りにならないかも知れないが外務省の皆様。
さて、相も変わらず、暗いニュースが多かった、今年、明るかったニュースと言えば
ワールドカップ
ですね。
なんと言うのか、やっぱ凄いです、世界の一流選手は。
そんな中で、予選1位突破した我らが日本代表。
今だから言いますが、私、日本が1位で予選突破できるとは思いませんでした。はい、非国民です、自分。
改めて言います。
有難う日本代表と各国代表。
ドイツ大会は、更に厳しい大会に成ると思いますが、頑張ってください日本代表の皆様。Jリーグの試合ちゃんと見に行きますから。
あと、ノーベル賞のダブル受賞も明るいニュースでした。
特に田中さん。
あの、普通っぽさが、原因なのかもしれませんが、一躍時の人に。まあ、騒ぐ気持ちは、大変良く判りますが、もう少し、自粛できませんかね、マスコミの皆さん。何でもスウェーデンでは、ひんしゅくを買ったとか。
電波少年でもそうでしたが、もう少し、周りの迷惑、と言う事について考えてください、マスコミの皆様。
全体的に暗かった2003年、来年はどういう年になるかは判りませんがよい年に成る事を祈りつつ、今年最後の戯言を終わりにしたいと思います。