裏木戸通信 153号

 

懲りずに講○社

 

ネタが無いときにネタを提供してくださり真に有難うございます、講○社様。

そう、講○社一(恐らく)の発行部数を誇る、講○社の初年向け漫画雑誌、少年マ○ジンで、満を持して始まった、CL○MP先生の新連載「ツバサ」。

CL○MP先生とは、勿論あのCLAMP先生ですよ、ダンナ。

 

「CCさ○ら」や、「ちょ○っつ」で、ウン千万ヲタク読者のハートと財布をガッチリ掴んだ、赤○先生、藤○先生と並ぶ、講○社が誇る秘密兵器、その中でも最強との誉れも高い、あのCL○MP先生です

 

そのCL○MP先生が今まで赤○先生の独壇場だった少年マ○ジンにとうとう降臨なされたのです。

早速読んでみました。

で、その感想は、在り来たりな台詞ですが

 

 

 

 

参りました!!

 

 

 

のっけから全面降伏の他ありません。その位素晴らしいです。

今回のお話の主人公と思われる人物の名前は「小狼」で、ヒロインの名前が「さくら」 。で、そのお兄さんの名前が「桃矢」で、その友人と思われるキャラが「雪兎」。

 

 

 

え、どっかで聞いた名前だって?

 

 

私もそう思いました。で、先生のコメントを呼んで納得しました

 

 

「いろんな世界は繋がっている」

 

 

と言うコンセプトでこの話を書いたそうです。ちょっと違うかも知れませんが、要はパラレルワールドとでも言った所でしょうか?

 

 

パラレルワールド。

 

 

好いですね。アメコミなどでは、結構盛んに作られているそうです。

まあ、最近、集英社とそこを干された出身の先生方辺りが、続編とも、パラレルワールドとも付かない、物を量産していますが・・・・・・・・・・

そう、パラレルワールド。登場人物は同じだが、微妙に、何かが違っていたりする世界。ある世界では、正義だった者が悪だったり、死んだはずの人がそのまま生き続けていたり、その他諸々、Ifがあったり、無かったりな別の世界のお話。

考えて見れば、漫画大国日本には、パラレルワールドな漫画は殆ど存在しなかった。まあ、非公認のパラレルワールドな漫画は存在しているようですが・・・・・

その、日本では、殆ど試みる者の無かった、パラレルワールドの世界に会えて挑戦するCL○MP先生。

 

 

素晴らしいです。

 

決して思っていません。

 

 

「GA○N○Xと同じで、自家製同○誌であこぎに儲けようとしている」

 

とか

 

 

 

「既存のキャラを使いまわして、経費と労力を掛けずにお手軽に大儲けしようとしている」

 

 

なんて。

 

そんな事ちょっとでも思った其処の君(含私)

 

 

心が汚れているぞ。

 

 

資本義に毒された鬼畜米国の所謂アメコミは、そうなのかもしれないが、資本主義に毒された企業努力に熱心な講○社の看板漫画家CL○MPが、そんな安直な考えでパラレルワールドの話を作るわけが無いだろう

そう、CL○MP先生は、純粋にヲタク読者の希望に答えてくれているだけなんだ。

 

 

代表作CCさ○らを見てみろ。

 

 

モーホー、ズーレー、ロリータ、ショタと、ありとあらゆるアブノーマルな恋愛模様を描き、ヲタク男性読者のみならず、一部の特殊な性癖を持つ女性読者のニーズまでも掴む、あこぎ素晴らしさ。流石、講談社最終兵器の中でも最狂唯一の女性作家(達)と言われるだけの事はあります。ヲタク男性読者のみならず、一部の特殊な性癖を持つ女性読者のハートと財布までも掴む事が出来るのは、同人出身でその手の読者のニーズを的確に掴めるCL○MP先生ぐらいのものでしょう。

ああ、いかん、話がずれてしまった。

で、そのCL○MP先生の新連載。少々の疑問が残る。

 

 

 

何故マガジンでやったのか?

 

 

そう、既にマガジンにはヲタク読者の絶大な人気を誇る、赤○先生が既に連載をしているのである。一雑誌一ヲタ向け作品を貫いてきた講談社らしからぬ事をしているのである。

下手に二つもヲタク向け人気作品を連載してしまっては、食い合いにならないのか?

それとも赤○先生の作品が、予想以上に、不人気だったのか?

それとも、かつてマガジンで数多く存在した、社会のダニを美化する不良漫画と同じで、二つ位連載しても大丈夫と言う、企業努力に熱心な講○社のマーケティングから来たのか?

詳細は判りませんが、紙面を見ただけでも講○社の猛プッシュ振りがうかがえます。

大丈夫、恐らくヒット間違いなしですよ、講○社様。なんてったって、CL○MP先生ですから。

 

 

これからも進め講○社