裏木戸通信 156号
ついにどらま化
漫画のドラマ化
漫画がドラマ化される事がたまにある。
金○一少年の様に結構成功する物もあれば、シ○ムニのように、原作漫画とは、全然違った内容になりながらも、ヒットした物も有れば、失敗した物まで、色々ある。
で、その漫画のドラマ化、特に講○社が熱心なような気がする。
金○一、G○O、ブ○ック○ャックに、シ○ムニ、月○の棋士、etc、etc。
成功した物から、失敗した物まで、兎に角、色々な漫画を此れでもかと言わんばかりにドラマ化している。
個人的な意見だが、漫画のドラマ化は、アニメ化に比べるとリスクが大きいような気がする。
いわゆる漫画顔の登場人物を、生身の役者が演じると言う時点で、原作とのギャップが生まれる。さらに、演じる人の演技次第で、そのギャップが生まれる事もあるが、逆に、更にギャップが大きくなる時もある。更に、漫画独特で、実写化が難しい表現や、漫画ならではの表現方法、その漫画自体が持つ、独特の雰囲気、etc、etc。漫画をドラマ化した時に立ちふさがる障害は色々ある。
アニメの場合は、どちらも絵なので漫画絵をほぼそのまま表現できるし、漫画的表現等も、実写化に比べて表現し易いが、実写の場合は、絵である物を、実写にする、と言う時点で、既に色々無理があるような気がする。
また、漫画の中でも、ドラマ化し易い者と、し難い物があると思う。
舞台設定が、現在社会で、実際にある職業をモデルに、リアルさを追求した漫画、又は、その漫画の絵が、いわゆるリアルな絵で、描かれている漫画等は、基本的にドラマ化し易いだろうし、また、失敗も少ないような気がする(それでも失敗する物もあるが)
逆に、いかにも漫画漫画した顔の登場人物が、いかにも漫画漫画したお話を展開する漫画は、ドラマ化は難しいし、この手の漫画をドラマ化した物は、コケた物が多いような気もする。
その為かどうかは知らないが、講○社は、特にマ○ジンの漫画をドラマ化する時は、その失敗のリスクを避けるためにか、ジャ○ーズの大根役者アイドルを出演者に加えると言う裏技を使い、その話題性と一部ジャニタレファンを獲得してで、一定の視聴率を確保しようとする、セコイ保険的手段を使っている。
話が、少々横道にそれてしまったが、兎に角講談社は、自社の漫画のドラマ化に熱心である。
同じように、メディアミックスが好きな集○社が、アニメ化に対しては熱心な反面、ドラマ化には殆ど関心を示さないことと好対照である。
そんなこんなな、ドラマ化が好きな講談社。
ついに
をドラマ化することになった。
この漫画については、もはや多くの説明は必要無いであろう。
月の女王がどうのこうの、生まれ変わりがどうのこうのという、どう考えても、霊感少女よりも、強めにデムパを受信しているとしか思えないデムパ系年頃の娘さん達が、セーラー服を着て、「月に代わって御仕置きよ」という強烈にデムパを発している決め台詞で、敵と戦うという内容で、全国の小さなお友達と、アレな大きなお友達のハートをガッチリ掴み、講○社に新社屋を進呈した、あの伝説の漫画である。
何故これを今更ドラマ化するのでしょうか?
企画を持ってきたのは、TBSですか?それとも講○社自身でしょうか?てか、
正気ですか?
どちらにしても、何があったのか、ぜひ知りたいです。ひょっとして月からのデムパとかを、受信していたんでしょうか?企画を立案した人が。それとも・・・・・・・・・・・
なんにせよ、いろんな意味で、ネタを提供してくれそうなこのドラマ。
キャスティングは「現在検討中」とか言う話ですが、検討する必要は無いと思います。
そんな物有明でスカウトすればOKです。
演技力?
ジャ○ーズの大根役者アイドル使うみたいに、その話題性だけで、十分いけますよ。てか、ジャニーズの大根アイドルよりも案外演技力あるかもしれない、有明の住人のほうが。
あと、あのカッ飛んだ衣装が魅力的なタキシード仮面は誰が演じるのでしょう?
あの役やる人は、ある意味、男のプライドを捨てないと出来ないような気がするのですが・・・・・・
やっぱり男のプライドはとっくに捨てていそうなジャ○ーズアイドルを使うのでしょうか?
どちらにしても、放映されれば、また、色々と、美味しいネタ話題を提供してくれそうな、このドラマ。今から、いろんな面で楽しみです。