裏木戸通信 172号

 

ドラマ化・ぱーとV

 

 

 

 

と言うわけでとうとう始まったT○Sと、講○社がタッグを組んで始めた、夢の企画。

 

沢山の小さなお友達と、それ以上の数の大きなお友達を、熱狂させた有名漫画、美○女○士セー○ームー○のドラマがついに始まりました。ネタが付きかかったときにネタを提供してくれる講○社に感謝の意味も込めて、とりあえず、第一話目を録画のうえ、鑑賞しました

 

しょっぱなの、オープニングからして、既に、悪い夢です。

 

 

が、オープニングは、触りでしかない事に、直ぐに気が付かされます。

冒頭現れるのは、シルクハットに、白いアイマスクにマント姿と言う120%不審者然とした姿の、人。どうやら泥棒のようです。宝石を盗んでずらかろうとする、シルクハット姿の不審者。その前に立ちはだかる、ふーぞく店張りなセーラー服姿に、金髪のカツラをかぶり、赤いアイマスクを付けた、不審者二号。

 

しょぼい特撮を見せうけられたあと、立ち回りを演じる、不審者ズ!!この短いスカートで、どうやって、チラを回避するんだろう?と言う疑問を持つ前に、見事な前転を決め、チラどころか、モロなシーンを、見せる不審者二号。これで、大きなお友達への掴みはOK。と言ったところでしょうか?

 

そして、場面代わって主人公の家。朝寝坊をして、学校に向かう主人公の頭の上に猫のぬいぐるみが落ちてきます。流石に不審に思う主人公ですが、そのままぬいぐるみを置いて、学校に向かいます。その後、色々、話は進んでいきます。が、このドラマの本来の姿からすればどうでもいい部分(だと思う)なので、紹介は省きます。(オイ)

そして夜、主人公の前に、朝っぱら、空から落ちてきた、猫のぬいぐるみが、今度はCG状態になって現れ、唐突に「貴方は戦士!!」とか言われる主人公。流石に、夢とか思って、眠りに入ろうとします。おしい、もう一歩踏み込んで、頭の正常性を疑えば、言う事なしです、私的には。

ぬいぐるみは、仕方なく、カメラ付携帯(らしき物)を、置いていって一旦立ち去ります

 

そして、画面変わって、翌日、今話のメーン舞台?となるジュエリーショー当日。

 

主人公の友達の母親である、ジュエリーデザイナーに荷物を届けます。が、母親の様子がおかしい事に気が付きます。

で、ここで、画面変換。主人公が目を覚まします、今日は土曜でお休みと言うことに気が付いた、主人公は、「ママ、お買い物に行こう」とか言って舞い上がっています。猫のぬいぐるみが置いていった携帯らしき何かは、見咎められる事も無く、忘れられています。

で、また画面変換、母親の様子がおかしい事に気が付いた、主人公のお友達は、スタッフに助けを求めますが、その男は、金髪カツラに、ホストまがいの服装と言う、これまた、明らかに不審者然とした、本来の姿をあらわし、その娘さんを眠らせます。

 

其処へ、友達の危機を察知して登場する主人公。

 

今助けるからね、と、熱い友情を思わせる台詞を言いながら、なぜか、案内板の鉄骨の上に、上っている主人公。其処から、二階部分に移動しようとしているようですが、何故素直に階段を利用しないのでしょうか?というか、つい先程のシーンでは、「お休みだから、買い物に行こう♪」とか、舞い上がって居たはずなのに、なぜ、ここに、更に言えば、鉄骨の上に居るのでしょう?物凄く無理の有る、展開を見せています。

で、なんだかんだで、結構高いところから転落して、下で待ち構えていた、喋るぬいぐるみの上に落下する主人公。ここで、素で、ぬいぐるみと喋る、主人公。CG状態と、ぬいぐるみ状態の猫に余りにもギャップがあるのですが、ここは、笑う部分なのでしょうか? というか、猫を扱うのは難しいのは判るが、NHKで、好評放映中のサブリナの、セーレムを見習ってほしい、思うのは、私だけでしょうか?主人公が、友達の危機を察知できたのは、貴方は戦士だから、どうのこうの、と、ぬいぐるみにいわれる、主人公。

私だったら、頭を強く打って、悪い夢でも見ているのかな?等、自分のおつむの正常性を疑いますが・・・・・・

が、流石、電波を受けているけがある、主人公、この状態を、実にアッサリと、現実の物として受け入れてしまっています。

その後、ぬいぐるみとお話を続けて、携帯(らしき物)のカメラを使う主人公。「お休みだから、買い物に行こう」、とか、舞い上がっていた、前の場面では、この携帯(らしき物)、お家においてきたもののはずなのですが・・・・・・・・・・・・

何故、主人公が、家に忘れたはずの、携帯(らしき物)が、何故、手元に有るのか、等の説明は一切有りません。第一回から、無理のある場面変換と、ストーリー進行。大丈夫なのでしょうか、この先・・・・・・・・

が、そんな私の疑問やら、何やらを無視して、話が進んでいきます。いよいよ始まったジュエリーショウ、が、始まってすぐに、会場に居る人は眠ってしまいます。ジュエリーデザイナーに乗り移った敵が、何かしたようです。

そこへ、

 

 

待ちなさい

 

 

とか何とか言って、現れる主人公。「何故無事に居られる?」と、ジュエリーデザイナーに言われて、返答に困る主人公。ぬいぐるみに言われるまま、「戦士だからよ!!」と返答します。

そして、素の状態で、少し逃げ惑った後、いよいよ変身します。

この変身シーン、お年頃(と思われる)の娘さんが、白いアンダーウェアー姿と言うのか、レオタード姿というのか、兎に角、そんな感じの姿を惜しげもなく見せると言う、

 

 

 

大きなお友達への、過剰すぎ、とも思えるサービスシーンと成っております。

 

 

 

しかし、実際問題としてはどうなんでしょう、このシーン。確か主人公を演じている人の年齢、公式には、20歳前だったはずなのですが(実年齢は、どうか知らんが)

 

 

 

良いんですか?実写でしょ、これ?

 

 

 

青少年健全育成条例とか、児童何とか法とかに引っかかりませんか?

 

 

 

 

が、そんなこんなな私の疑問やら、心配やらをよそに、ストーリー(らしき物)は進んでいきます。

 

 

 

月に変わってお仕置きよ!!

 

 

 

 

と言う、あの有名すぎる、電波ビンビンの決め台詞をはきます。自分で美少女とか言っている主人公もまたも痛々しさを感じますが、それ以上に、変身後の、金髪カツラに、ふーぞく店チックなセーラー服に、短いスカートと、其処からのぞく少し太めの足(何を見ている、自分!!)実写になって更に痛々しさを増した、コスチュームもいい感じです。

そしていよいよ敵との戦いです。予告のHPを見たときも湧き、オープニング直後にも湧きかかった、

 

戦闘シーンで、チラは、どう処理するんだろう?

 

と言う疑問は、またも、アッサリと消し飛びました。やっぱり、チラを気にしている様子は全く有りません。

 

いや、むしろ、チラと言うよりは、モロと言った方がいいシーンになると、

 

 

 

その部分をアップ

 

 

 

で映しています。(ネタ抜きで、マジですよ、マジ)

 

小さなお友達のことを考えた抑えた演出だけでは、視聴率絶望的だから、最初から、大きなお友達向けの演出を入れているわけですね。

 

 

 

 

流石は講○社です。

 

 

 

判っています。

 

 

チラを通り越して、モロを入れる。判り安すぎ、確信犯な演出。

 

こんなミエミエな事を、恥ずかしげもなく出来るのも、講○社ならでは!!これからも、資本主義の神は、貴方に向かって微笑み続ける事でしょう。

 

 

で、モロなシーンの効果かどうかはわかりませんが、見事敵を倒した主人公、が油断大敵。敵に背後から狙われます。

 

 

危ない!!

 

 

といった感じのシーンなんでしょうが、特撮がしょぼいせいか、危機感は全くありません。主人公を危機一髪(と言う演出をしたかったんだと思う、あのシーンは、緊張感は全く無かったが)で救ったのが、冒頭に登場した、シルクハットに、白いアイマスクに、マント姿の120%不審者A。主人公を押し倒し、上に覆いかぶさる姿で、主人公を、敵が投げた、刃物(だと思う)から救います。

 

 

 

ぎゃー、痴漢、変態、変質者、助けてー、犯される

 

と、不審者に押し倒されたのに、騒ぐ事も無く、なぜか、その不審者の差し伸べた手を握る主人公。

 

タキシードを着た不審者に、ふーぞく店張りのセーラー服を着た主人公のツーショットは、悪い以外の何者でもありません。

 

マントを翻し、立ち去る不審者に名前を聞く主人公。

 

 

 

タキシード仮面!!

 

 

 

と、ご丁寧にポーズまで付けて、名乗りを上げる、不審者A

 

 

 

 

 

俺だったら、速攻で、ケーサツ呼ぶね

 

 

その姿を、「なんかかっこいい」と言って見つめる主人公。電波さんのせいか、感覚も常人と違うようです。

まあ、兎にも角にも、悪人たち第一回目のたくらみは、主人公の働きで、阻止できたようです。来週への伏線を張り、30分間のドラマは終わります。

 

 

 

同時に、30分間の悪い夢も終わりました。

 

 

 

このドラマ、無事に続くのでしょうか?と言うか、無事にワンクルー終えることが出来るのでしょうか?

 

 

それは、大きなお友達が、余りにも判り易す過ぎな、サービスシーンの、オラオララッシュ状態を、受け入れる事が出来るか否か、に掛かっていると思います。

 

頑張れ大きなお友達。未成年のチラ、と言うよりは、むしろ、モロなシーンを公共の電波で見たかったら、この番組を応援し続けるしかないぞ。私は、大きなお友達として、解脱出来ていないので、二度と見ないとは思いますが・・・・・・・・・

 

 

 

寝起きの一発目で見なくて本当に良かった