裏木戸通信 182号
代わりにこの人
ぶっちぎりのシーズンオフ、原監督の解任と、それに伴うコーチ陣の全員退陣、とか、裏に何があったのか、非常にかんぐりたくなる、ダイエー小久保選手の無償トレード、等等、シーズンオフも、話題づくりに余念の無い盟主球団。その、話題づくりは、まだまだ止まる事を知らない。
上原選手が弁護士を、代理人として、契約交渉を行ったが、球団側は、
とか言い出した。何でも「代理人の手続きに瑕疵(かし)があったので、代理人交渉ではない」とかいう理由らしい。が、この弁護士は、契約更新にいたるまで、球団側と何もした交渉を行っていたと言うが、球団側に言わせると、彼は代理人ではなくアドバイザーなのだそうだ(哂)。詭弁も、ここまで来ると、ギャグになってしまう事を、盟主球団様は、体を張って証明してくださった。
で、この後、上原選手とその代理人が
と息巻いた。このまま、色々、もめるのかと思ったが、そこは、どっこい、今まで、球界を仕切ってきた、自称盟主球団。どんな姑息な裏業を使ったのかは知らないが、
何と言うのか、非常に残念で成らない。と言うか、代理人交渉は、選手会側と同意に達した物であり、、労使間の同意事項のはず。上原選手は、その権利を思考したに過ぎないのに、何故、盟主球団は、こんなセコイ、ギャグにしかならない事をしたのだろうか?
が、盟主球団と代理人を巡る、ドタバタコメディーは之だけでは終わらなかった。そう、之だけで終わらせてしまったら、原解任からずっと体を張って哂いを取ってきた、盟主球団の沽券に関わると思ったのか、更なるねたを振ってきた。
から始まる、現在に至る、泥仕合である。このトレードに対して、入来選手は
と、言った所、盟主球団も負けてはいない
とかやり返し、トレード先の日本ハムを巻き込み、これ以上無いと言う位なまでのぶっちぎりな、泥仕合を演じてくれている。
事の真相は、どうかはわからないが、こんな泥仕合をせず、白黒はっきりさせてほしいのは確かだ。本来なら、ここいら辺で、コミッショナーなりが出張って、真相解明に乗り出し、白黒はっきりさせ、選手側に非があれば、それを正し、球団側に非があれば、それを正す。コミッショナーと言うのは、その手のこともするべきだとは思うのだが、そこはどっこい日本のプロ野球。
代理人連れて来たらクビだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
とか、選手が正当な権利を行使しようとする前に、恫喝に走るような、老害ボケオーナーに、頭が あがらないと言うのか、言いなりな、コミッショナーは、調停に乗り出したり、真相解明に、乗り出す様子は全く無い。
結局、今現在も、泥仕合は続いている。
入来選手の、トレードが、代理人交渉に対する当てつけなのかどうかは、現在の所不明だが、盟主球団が、代理人交渉に対して、非常に後ろ向きなのは確かである。
なぜ、ここまで、代理人を嫌うのか?
選手の年俸が上がるから!!
と言う理由だったら、綺麗に落ちがつくが、同時に、あの球団の経営者は、馬鹿しか居ないと言うことを証明することにもなる。