裏木戸通信 184号
2003年
もうすぐ終わる2003年
今年の言葉は
虎
だったそうだ。
確かに、今年の阪神の強さは、ぶっちぎりであった。
何と言うのか、スーパーサイヤ人と言うのか、完全状態フリーザ様というのか、兎に角、その位な位の強さだった。阪神フィーバーもそれにつれてすごい物だったし、その強かった阪神が、結局日本一になれなかったとか、日本一監督が、結局、優勝決めたその年に辞めちまうとか、阪神独走に、脳が、熱暴走したのか何なのかは知らないが、土地狂ったオーナーが、監督を解任するなど、阪神を巡るドタバタ迷走劇は、見ていて楽しかった。
が、だからといって、今年の漢字にするのは、ちと、やり過ぎの様な気がしなくも無い。
海外に目を向ければ、何と言うのか、アメリカがすごかった年だろう。
馬鹿な二世政治家を頭に頂いた、民主国家の盟主様が、大量破壊兵器、テロ支援、民主化、民主化ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、とか何とか言ってはいるが、半分以上は、石油利権のためなんじゃないのぉ。とか、周りや、世間や、世論やら、マスコミやらに色々言われ続けた、
イラク侵行
に限るだろう。うん。開戦前は、
第二のベトナムになる
とか、何とか言われていたが、はじめてみれば、正にワンサイドゲーム。イラクは文字通り、あっという間にひねりつぶされて、フセイン元大統領は逃亡、で、その後、ダンボールハウザーのような姿になられた状態で、アメリカ軍に捕らえられた。
まあ、その後、テロにあって、だいぶアメリカ兵がくたばったりしたが、何と言うのか、ベトナムのような、泥沼って言うほどの状態ではないきがする。
フランスをはじめとする、いくつかの国は、アメリカのイラク侵行に対して、反対を唱えたが、イギリスや、その他の国々は、アメリカに同調した。で、いくつかの国が、軍隊を、イラクに派遣、で
イラクに自衛隊を派遣する
という法律を、わが国も制定した。
うん、まあ、アメリカの機嫌を損ねていては生けない現状では仕方ないといえば、仕方ないのかもしれない。が、やっぱり危険な、死ぬ恐れすらあるところに自衛隊の皆様を派遣するのだから、それ相応の対策と、何故自衛隊を送らなければ成らないのか?そのところを、万人とは言わなくても、大多数の人が、納得できる状態にしてから、派遣して欲しい。
後、イラクといえば、あの、女性兵の、救出劇
自作自演だった
というのが、かなりなんだかなぁ?といった感じである。
国内では、選挙が行われ、結局、口先だけで、何もしない、小泉さんがまた総理になってしまった。
まあ、選挙の結果だから、仕方がないといえば、仕方が無いが、
一体、改革なる物の成果はいつになったら出るのですか?
小泉総理
口で、痛みを伴う構造改革、だの何だの、威勢のいい事を言っている割には、痛みだけで、改革されたという雰囲気は、今のところ、全く、全然、ちっとも感じないのですが・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、その、何と言うのか、全然進まない改革と言うのか、口先だけと言う雰囲気が、あの、極右から、極左まで(ちと言いすぎか?)集まった、寄り合い所帯というのか、泥舟というのか、泥縄と言うのか、兎に角、自民党とか言う、政党が無かったら、数秒で、空中分解しかねない、民主党に、アレだけの票を集める結果になったのでしょうがね。
まあ、何と言うのか、結局今年も、ここ10年ぐらいのご多分に漏れず、良いニュース、と言えるニュースが殆ど無かった年でした。
来年はどうなるのか?
まあ、冷静に考えれば、来年も今年と同じ、いいニュースは、余りと言うのか、殆ど無い年になるでしょうが、それでもなんというのか、祈りたい、
来年こそいい年でありますように