裏木戸通信 192号

 

どーでもいーこと4

 

 

 

は〜あ〜ぃ。いよいよネタ切れ、種切れ、、内容切れが激しくなってきた、この御馬鹿なことを書き綴ってきたコラム。今回も、本格的にネタが無いので、自分の書きたいことを書いてしまう、この企画もいよいよ第四弾と相成りました。

今回のネタは、素直に無かったことにして置けば良かったのに、何を血迷ったのか、バンダイが一部のゲームとかで、有ったことにしちまったがために、有ったことになったような、無かったようななMSシリーズアッグ、ジュアッグ、ゾゴック、アッグガイの4体のMSの中から、アッグさんを、召喚してみようと思う。

 

 

なんとも、早、見た目だけで、コメントに困ってしまうMSである。他のMSのデザインラインを大きく逸脱した、このはじけたデザインセンス。ガンタンクだって、ジオングだって、もうちょいと、MSっぽいデザインをしていたような気がする。

が、これも無理なからぬこと。そう、アッグさんは、元々、戦うためのMSではなく、トンネルを掘るために作られたMSなんですよ。そう、ジオンは、ジャブローを攻撃するプランのひとつとして、トンネル掘って攻め込むと言う、古来から行われていた、作戦まで考えていたのです。すごいぞ、ギレン閣下!!ジーク・ジオン!!

と、まあ、無駄な横道はこのぐらいにしておいて、アッグさんの話題に行きましょう。

ほら、ね、アッグさん。そら、トンネル掘るためのMSだから、その証拠に、両腕が、ネ、ちゃんと、ドリルに

 

 

 

 

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ド、ドリルなのか?本当に。

 

 

 

て言うか、これを回転させて、本当に、穴掘りが出来るの?

ドリルって言うと、やっぱり、あの、ソフトクリームみたいな、螺旋を描いているって言うイメージがあるものですから。こういう、真っ直ぐなドリルで、本当に、穴をうがつことが出来るのかなぁ?と思ってさ。

うん、けど、まあ、できるんでしょう、ほれるんでしょう、こんなドリルでも、そう、なんてったって、ジオンの技術は、世界一ィィィィィィィィィィィ、て奴ですよ。

そう、アッグは、この両腕に備えた、二本のドリルで、ガリガリガリガリっと、力強くトンネルを穿って、ジオンに仇成す、腐れた連邦政府の本拠地に向かって、侵攻用のトンネルを掘り進んでいくんですよ。

 

 

 

 

 

そう、両腕のドリルで!!

 

 

 

て・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

駄目なんじゃない?

 

 

 

 

 

いや、その。アッグって上から見ると、こんな感じなんでしょ?

 

ものすごく簡略化した略図申し訳ありません。

 

 

 

でさ、この両腕のドリルで、トンネル掘ることになると思うんだけどさ

 

 

 

 

 

掘削開始

 

 

ジオンの栄光を背負って、今、アッグが、ジャブロー侵攻のための、坑道を掘削します!!

 

 

唸りを上げ力強く回転するドリル、地面に向かって、ドリルを付きたて、前代未聞とも行っていい、大型機械を使った、トンネル侵攻作戦が始まる。

 

 

 

 

掘削終了

 

 

だ、駄目じゃん。トンネル掘れないんじゃん。

 

 

いきなり、設定がぶち壊れかねない事態に陥ってしまった・・・・・・・・・・・・・・

 

 

大体頭?の上についている、アレは何だ、アレは!!

 

 

これ

 

 

何のためについているんだ、この回転のこぎりみたいな物は!!

 

謎だ。何故、こんなところに、のこぎりを?

 

 

てか、こんな刃の厚いのこぎりで、物を切れるのか?

 

 

 

それ以前に、こんな所に付いた鋸で、一体何を切るって言うんだ??

 

 

 

 

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そ、そうか、ノコギリなんかじゃ無いのかも知れない、これ。そうだよ、そう、これは、アレだよ。このノコギリ状の物を、掘削したトンネルの、上部にかまして、ボディーが、振動しないようにがっちり固定させるための物なんだよ!!

そう、そうすれば、(掘れるのか、掘れないのかは別にして)ドリルの、強力なトルクにも負けず、トンネルを掘り進むことが出来る。これで鋸の謎は解けた。そう、アレは、鋸じゃなくて、何と言うのか、ボディーを固定するための、スパイクみたいな物に違いあるまい!!

 

 

 

 

ノコギリの謎はこれで解けた!!

 

 

 

そうだよ、トンネル掘るんだからさ、本体は、ガッチリと固定されていなくちゃいけないじゃん。そう、本体が、ドッシリ、ガッチリしているのは、土木機械の基本だよ。ショベルカーだって、ブルドーザーだって、クレーン車だって、食い内気だって、キャタピラや、油圧ダンパーで、本体を、ガッチリ固定するじゃないか。アッグだって、トンネルを掘る機械なんだから、土木機械だ、当然、本体をガッチリと固定することを考えていたはずだ。そう、のこぎりに見えた物は、本体固定のためのギミックだったんだよ。頭部の、ノコギリ上のスパイクと、短い両足で、掘削したトンネルの上下にこう、

 

度々ヘボイ絵ですみません

 

踏ん張るような形でだな、本体を固定すればだな

 

 

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う、浮いちゃってます。そうだ、思いだした。アッグさんは、ドムと同じで、足にホバークラフトを搭載しているんだった・・・・・・・・・・・・・・・

 

だ、だめだ、せっかく鋸の謎を解いたと思ったのに、その仮設が、足元から揺らいでしまった・・・・・・・・

いくら、頭頂部を固定しても、足元が浮いていたら・・・・・・・・・・・・・・

い、いや、そう、ホバークラフトは、あくまでも移動の為に使うんで、多分、トンネルを掘るときは、足から、スパイクとか、ダンパーとかが出て、それで、足元も固定するんだろう!!そうだ、そういうことにしておこう。

これで、両腕についている(恐らくは)強力な、ドリルのトルクだの、何だのを受け止めて、トンネル掘削を行うのだろう。 両腕に備えたトンネルでは、一見、トンネルを掘削できないようにも思えるが、そう、私は肝心な点を見逃していた。

 

そう、ドリルは、アッグの両腕についているのである!!

 

 

 

 

 

腕をびゅんびゅん振り回せばOKじゃないか

 

 

 

 

 

 

 

 

え、効率悪くないかって?

 

 

 

 

 

はーははははははは、な〜に言ってるんだ。両手のドリルは、ゲッター2以来の、漢のロマン。ジオンの技術者は、その夢を具現化したんだよ。

こうして少々強引ではあるが、アッガイはトンネルを掘削して、ジャブローへ向かってゆく。

 

 

 

後から続くのは、ジオンMS部隊。

 

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小さすぎない?

 

 

 

 

アッグって?

 

 

 

 

ねえ。

 

困ったことに資料によってまちまちなのだが、アッグの全高は大体15メートル。これに対して、ザクの全高は17.5メートル、ドムにいたっては18.5メートルである。

 

 

 

 

あ゛〜

 

 

 

あ゛〜

 

 

あ゛〜

 

 

あ゛〜

 

 

うん、そうだよ、立って進んでいくことは無いんだよ、そう、アッグが掘削したトンネルを、匍匐前進とか、四つん這いになって進むとか、その気になれば、やりようがあるんだよ!!

そう、こうして、アッグが掘削したトンネルを使って、ジャブローを・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

トンネルを作りたかったら、シールドマシンみたいなのを、素直に作れってことだな、うん。