裏木戸通信 194号

 

こじんじょーほー

 

 

洩れて困っている。燃料や、放射能や、有害物質の如く、兎に角、あっちでも、こっちでも、洩れ出て困っている。

 

 

 

銀行から洩れたり

 

 

 

テレビショッピングから洩れたり

 

 

 

 

 

ソフトバンクから洩れたりした

 

 

 

特にソ○トバ○クの漏洩は、実に壮大である

その数、実に

 

 

 

451万人分!!

 

 

名古屋の人口ぐらいの個人情報が、ドバドバドバ〜と、洩れてしまったのである。と言うか、ここまで来ると、洩れたとか云々な量じゃなくて、滝のように流れ出たといった方がいいかもしれない。

しかも、それが発覚したきっかけが

 

 

 

脅迫された

 

 

とか言うのだから、恐ろしいやら、締まらないやら、情けないやら、兎に角、別の意味で、コメントにすら窮する。

これで、脅迫されていなかったら、ソフトバンクは気が付かなかったかも知れないし、洩れ出た451万人分の個人情報は、もっと別の方向に、更に恐ろしい形で、利用されていたかもしれない。

ここまで多量に洩れ出て、更に脅迫されていたとか何とかなると、ソフトバンクが言う、クレジットカードとかの情報は洩れていない。とか言うコメントも、ホンマかいなと思ってしまう。

いや、それ以前に、この事件が、ほんの氷山の一角に過ぎないとしたら・・・・・・・・・・・・・・・・

この手の事件が起こると、

 

 

 

こんな物は、氷山の一角に過ぎない。

 

 

 

とか言う手アイのコメントを言う、評論家だの、コメンテーターだの、解説員などが必ず出てくるが、それが本当だとしたら・・・・・・・・・・・・

まあ、頻繁に流れる、個人情報の漏洩などを聞いていると、本当なのかなとも思ってしまう。

私も、ネットジャンキーゆえ、いくつかのサイトに、個人情報を流している。個人情報に当たるものを、入力したりする時は、セキュリティーポリシーや、規約などは、なるべくよく読むようにしているが、相手先に渡してしまった個人情報は、残念ながら、私のコントロールを離れてしまい、後はそれを送った相手先企業の、企業良心と、その企業のセキュリティーに委ねるしかない。

この手の個人情報などは、大抵、内部から洩れ出る。私の会社でも、事有るごとに、その事について、訓辞などがたれられるが、実際何か具体的な事をやっているか?と言えば、まあ、ぶっちゃけ、やっていないに等しかったりする。

 

 

 

まあ、他の企業も対策は遅れがちと言うから、へこむことも無いのかもしれ無いが・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

て、これじゃあ困る。

 

 

 

以前、私の製造者から、電話が来たことがあった。何でもソフトバンクBBと言う所から、頼んだ覚えも無いのに、なんか箱が送られてきたと言うことだ。どうやら、YAHOOの別のところで、個人情報を入力してしまい、その情報を元に、「入会しませんか?」と言うことで、ご丁寧にも、親切にも、ADSLモデムを送ってきてくれたようだ。

 

 

 

余計なお世話だ馬鹿野郎(要約)

 

 

と、此方も、相手の親切に対して、ご丁寧にお断りした。

私の流した個人情報も、今どこで、どんな風に流れ、どんな感じで利用されているかは、わかったものではない。案外、インチキ請求や、危ない組織、危ない企業に、とっくの昔に渡っているかも知れない。

で、また、この手の事件がおき、この手のニュースが流れるたびに次のフレーズが、やかましく言われる

 

 

 

自分の身は自分で守る!!

 

 

 

うん、当然だよね。

 

 

 

安全と水はただ。と思っているのが日本人の悪いところ

 

 

これもよく言われる事だ。そう、個人情報だって金になり、色々いい塩梅に悪用されるこの時代、個人情報から、自分の身、その他諸々自分に関わることを、色々、アレヤコレヤな危険から守るのは、確かに個人の責任だ。

が、今回のような、企業の怠慢出怒ったような事例に関して、その手の事を言われても、それは困ってしまう。必要があって仕方なく、個人情報と呼ばれるものを渡す時だってあるのである。そんな時は、後は相手を信頼するしかないのである。

ソフトバンクは情報が洩れたユーザーに500円相当の金権を渡してお詫びのしるしにするということだが、それに対して、社長が、「大損害」とか言う様な事を、言ったと言うが、逆切れもはなはだしい。個人情報が洩れてしまった人からすれば、その人の蒙る損害は、それよりもでかいはずだ。

自分の身は自分で守るのは当たり前だが、それは個人が心がけるべき事柄であって、責任ある立場の人や、社会の上層部にある人が、おいそれとこの言葉を口にして欲しくは無い。

大体個人で守れる安全の範囲なんかたかが知れている。やっぱり、より巨大な範囲の安全、包括的な安全は、企業や、政府と一緒に築き上げて行かなければならない。

が、個人情報の面に関しては、現在のところ、企業のやる気と、良心と、セキュリティー意識に頼るしかない。

 

 

 

じゃあ、政府に頼むか。

 

 

 

進歩の早いこの業界、対応が遅くて有名な政府には気体はできないと多くの人が言う。

 

 

 

やっぱり自分だけが頼りなのか

 

 

 

有事関連法案の成立の速さを見ると、個人情報の危機にも、同じ速さで対応してもらいたいと思う今日この頃である。

 

 

女子高生の個人情報なら大歓迎!!