裏木戸通信 217号
あの男達が帰ってきた
西部警察。
若い人には、ぴんと来ないかもしれないが、ある一定以上の年齢の人には、激しくイメージに残っている。「太陽にほえろ」と並ぶ、石原プロの誇る刑事ドラマである。
西部警察署の所轄の刑事が、公務員の癖に大門軍団等と名乗り、事件をいいことに、毎回毎回、拳銃をバンバン発砲し、見つけた犯人を片っ端から射殺してゆく、ベリーワイルドな刑事達の、熱き物語である。
このドラマの見所は、太陽にほえろの見所が刑事達の殉死っぷりである所の向こうを張ったのか、いかに犯人をヌッ殺すか?いかにに、毎回何発発砲するかであった。刑事が威嚇射撃しただけでニュースになっちまうようなこの日本で、兎に角彼らは、バカスカバカスカ、実に景気よく発砲してくれる。
そう、大門軍団の辞書に、逮捕、と言う文字は無い。悪即殺、と言う、新撰組も裸足で逃げ出す、実にアグレッシブな、治安維持機構であった。
え、
ドラマとはいえ良いのか?そんな事して?
だって。
良いんだよ、出てくる犯人だって、装甲車で武装していたり、マシンガンで武装していたり、バズーカで武装していたり、兎にも角にも、大門軍団に、負けず劣らずワイルドな、所轄の手に余るような連中なんだから、あの位が丁度良かったんだよ。
後、大門軍団と言えば、観光地と地方都市。
季節の変わり目などには、所轄の領域を超え、浜松とか、北海道とか、広島とか、吸収とか、地方土地に遠征して、そこで起こった事件を勝手に解決しちゃうナイスガイッぷりも凄い所だった。
え、所轄の領域、勝手に超えていいのかだって?
良いんだって。軍団とか勝手に結成して、所轄の備品にしては、えらくゴージャスで、下手すりゃ、法律違反なんじゃ無いの、コレ?ッ手な漢字のパトカー装備している連中だよ。西部署の面々って、規約とか、法律とかなんか虫に決まってるでしょ。大体、そんな詰まらん法律とか、規約とかで、彼らの熱くワイルドなハートを縛れるわけ無いじゃん
そう、兎にも角にも、熱い男達のドラマ、西部警察が、去年ロケ中に起った事故のほとぼりが冷めるのを待って、ついにスペシャルになって帰ってくる。
今回軍団を率いるのは、鳩村刑事。
前のシリーズでは、バイクにまたがっていた姿が印象的な、港署のお騒がせコンビの片割れ、じゃ無かった、西部署の刑事中でも、直ぐに拳銃をぶっ放す、熱すぎる男だった。元巽刑事。蘇って鳩村と名前を変えた事は、気がついても突っ込んじゃあいけない所だ。
で、他の面々は
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し、知らない人たちばっかりだよ(涙)
まあ、20年も経てばこんなもんなのかもしれないが・・・・・・・・・・・
まあ、若手ばかりだから、特になんの感想も感慨もナッシングだが、その中で注目したいのが、人を轢いちゃった、松山刑事だ。カーチェイスとかに卓越した腕を持つんだそうだ。うん、まあ、之だと、西部署の、ドラテクノそこも知れたもんだが、そんなことを突っ込むと、ひき殺されるか、射殺されるのが落ちだから、良い子は突っ込んじゃいけないよ。
そして、忘れちゃいけない、元軍団の長、レイバンのサングラスを掛け、ショットガンを持った、そのお姿は、まんまヤクザだった、我等がヒーロー、大門君は捜査課長なって帰ってきました。
てぇ
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あんた死んだはずじゃあ?
ええっと、何と言うのか、その、私の記憶が確かなら、最終回
大門死す
で、壮絶にお亡くなりになられた筈なのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつから石原プロは、車田先生や、宮下先生をスーパーバイザーに迎えたのでしょうか?
うん、まあ、これ以上、大門さん復活のことを突っ込むと、ショットガンで射殺されかねないから、突っ込みはここまで。
軍団復活、あんど、大門さん復活まで、あと一日!!