裏木戸通信27号

 

ラストクリスマス

 

町はカップルばかり〜〜〜  どこもカップルばか〜〜り〜〜〜

むかつくぜ〜〜〜 おーおー  腹が立つ〜〜〜

俺は彼女がいない〜〜〜  たぶん一生いない〜〜〜

孤独だぜ〜〜〜 おーおー  ロンリだ〜〜〜

ひとりきりーでー ケーキ食う夜  美味しくーもーなんとーもなーいーー

※ミュージックJRのむかつくあの宣伝のバックに流れる有名な歌

 

等とクリスマスに対する不満をぶつけてもどうしようもないので本題に入ろう。

20世紀最後のクリスマス。毛頭の信仰の聖夜を祝う脳天気な信仰無き国の馬鹿な国民よ!!

貴様らにはポリシーと言う物が無いのか!!

邪教伴天連の祭りに現を抜かした直後に大晦日で仏教で、そのすぐ直後は、神社ですか、ええ!!

もっと誇りと信仰をもて!!何かを信じろ!!

いかん、またクリスマスに対して・・・・

さてクリスマス。

貴方は何歳までサンタさんを信じていましたか。

俺は自慢じゃないが小学校5年になるまで信じていたぜ。

いじめられたぜ、「バーーーカ」とか言われてな。おかしければ笑えよ。その代わり6年までサンタさんにプレゼントもらっていたもんね。もちろんクリスマスプレゼントは別さ。

そして中高になると彼女がいないロンリーなクリスマス。もちろん今も。

大体異国の信仰に現を抜かす暇があったら・・・・

いかん、また不満を、

クリスマスプレゼント。考えてみれば、親も大変である。プレゼント、サンタさん、そしてお年玉。いくらボーナスがあるとはいえ、これは苦しい。

しかし、子供にとってはクリスマスは楽しみである。サンタさんも。ある年で、サンタさんはいなくなり、やがて、愛する人たちとのクリスマスになる。しかし俺はならない、だからクリスマスは・・・・・

サンタを信じる、大体普通は小学校の低学年で信じなくなる。自分でも5年まで信じていたのが信じられない。しかし信じていたのは事実である、そう、私はかなりのお馬鹿さんだったのである。

しかし、「サンタ=親」を知るのは幸せな事なのだろうか。ある意味不幸かもしれない。

しかしすくなくとも幼稚園ぐらいで、

「バーカ、サンタなんか親なんだよ。」

等と抜かす馬鹿なえせマセガキはいっぺんぶん殴ったほうがいいくらい不幸である。しかしものには限度がある。私みたいに5年まで信じているのは不幸以外の何者でもない。そう、物事には限度があるのである。それは町でいちゃつくカップルにも言えることである。

 

七面鳥の冥福を祈る界代表