裏木戸通信36号

 

誕生日

 

この2月に誕生日を迎えた。(何時かは言わないが・・・・・)

結構いい年になってしまった。

中年である。はっきり言って。

精神年来が幼いと、年齢がいやになる。

これで、実年齢に近い、精神年齢、落ち着き、渋さ、迫力があれば、大いに結構なのだが、そうはいかない。私の場合。

顔はふけている。

でも精神年齢は、はっきり言って低い。だからといって、精神年齢を計る方法も無いし、それを認めてくれるほど世の中甘くない。

大体精神年齢とは何か?

その人の持つ知識か?

これは違う。知識だけが豊富な人間は腐るほどいる。

大体最近の人間は知識ばっかり豊富で、その他がそれについて行っていないという。

アダルトチルドレンなどという言葉があるぐらいである。(意味はいまいちわからないが)

私もアダルトチルドレンか?

そうかもしれない、しかし、困ったことに私には、知識も余り無い。本当に困ったもんだ。俺!!

いつまでも若い、これはいい事かもしれない。

しかし、いつまでも若い=いつまでも子供、とは違う。

男は、永遠に子供というのもあるが、それは、プライベートのときであろう。遊ぶときには子供に戻る。これは結構なことだし、ある面かっこよさすらある。ただし、大人としての役割を果たしたときに、初めてかっこよさが出る。

しかし、今の人間は、昔と違って、全体的に子供かもしれない。

昔は、16で元服、つまり大人になった。戦争もするは、嫁もとるは、子供も産むは、現在より10年は、早く大人になることを求められた。おそらく平均寿命が短かったためかもしれない。

現在は、平均寿命が長い。だから、成長も遅くなったのか?

大人になるのもゆっくりになり、さらに遅くなりつつあるのだろうか?

これは良くわからない。

しかし、精神が早く大人になった奴の方が勝ちである。(たぶん)

 

時の流れは万人に平等(くそ)