裏木戸通信３９号
ワールドカップのチケット
チケットを申し込んだ。それも申込締切ぎりぎりのところで。
申し込み数は予想を下回る数だったと言う。残念なような、嬉しいような、おそらく日本で最初で最後のワールドカップである、もう少し盛り上がっても良かったようなきもする。申し込み総数が少なければ、当選する確率は高くなる。申し込んだほうとしては嬉しいのだが、サッカーが盛り上がって欲しいと言う面では、素直に喜べない。
インターネットでの申し込みが、なんだかんだで不調だったこと、申し込み方法が、いまいち解かり難いシステムだったこと等も原因の一つであろう。
TVで見るからいいやと言う人間も結構いるだろう。しかし、一生のうちで、日本で生でワールドカップを見られるのはこれが最後であろう。やはり一変でいいからスタジアムで、生で見て見たい。申し込み総数が少なかったのは、そういう意味では、結構なことなのだが・・・・・・・・・・・
やっぱり面白くない。世界大会は、どんなつまらない物でもTV中継は、20％を超える視聴率を誇る。オリンピックではあれほど盛り上がったのに、何故、世界最大のサッカーイベントはそんなに盛り上がらない？
世界最大のサッカーイベントが、サッカー後進国の日本にやって来るんだぞ！！前回はあんなに盛り上がっていたではないか！ドーハの悲劇。悲願の初出場。マスコミも、無責任に美味しいところだけ騒がず、もっとこういう日々のことも盛り上げないのか？
等と文句を言っても始まらない。やっぱりサッカーは日本では、まだまだなのだろうか？所詮国際大会だけ盛り上がるミーは-ファンと、一部の熱心なサポーター以外はどうでもいいものなのだろうか？あんなジャイアンツ（失礼）のオープン戦には4万も集まるのに。これをどうかしていると言わずして何と言う。
まあ、あせってもしょうがない、1ファンとして、たまには、Jリーグの試合も見に行かなくては。
大体、日本は直前まで、火がつかない民族性だ、一年も前じゃ盛り上がらないのが道理かもしれない。たぶん来年になったら、寝てもさめてもワールドカップ・ワールドカップ・ワーーーールドカップゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ等と逆に、「はしゃぎ過ぎじゃボケ！！」とまた切れているかもしれない。
熱しやすく冷めやすい。この国民性である、オリンピック直前になって一気に盛り上がり、それが終われば、口にすらしなくなる。ドーハの悲劇だって、Ｊリーグだって、前回のワールドカップだって。大会少し前から異様に盛り上がり、それが終われば、瞬間冷却装置のようにさめてゆく。
これが日本人と言うもの。たった一ヶ月のワールドカップはその国民性に最高のイベントかもしれない。
しかし、本当にそれでいいのか？
ワールドカップ開幕直前ぐらいから以上に盛り上がるだろう。で、ワールドカップ開催時は、その熱気は、当たり前だが、ピークに達しているだろう。
だが、ワールドカップが終わった後のサッカー人気はどうなる？
また元どうりに、一部人気チーム以外は閑古鳥の大群がなくスタジアムか？
私は、20年後は、サッカー人気が野球人気を抜いていると信じてやまない人間である。
しかし、どちらの人気も低迷した状態で抜いたのでは意味がない。
お祭りの後始末もしっかりと考えた大会運営を望まずにはいられない。