裏木戸通信40号
お金。
お金があると幸せなのか?
よく問われる事である。
「幸せは、お金じゃ買えない。」
これもよく主張されることである。
文学、映画、ドラマ、マンガ、etc。こういう主張にたどり着くものは多い。
「お金があったって心の空白は埋まらない。」
「愛はお金じゃ変えないのよ!!」
お金を求めていた人間が、結局金で買えない幸せ、愛、など危機がついて、改心する。
これまた良くある物語である。
そう、金は人間を狂わすだけのもの、金があったって、心は満たされない、金があったって幸せにはなれない、金があったってetc・・・・・・。
そう、金があったって、どうしようもない、心が満たされなければ、心が豊かでなければ。そう、貧乏だって、心豊かなら、それでいいのだ、貧乏人よ、心豊かになれ、清貧の心が何よりも尊いのだ。
やっぱり金が全て。
等と本気で主張するものは余り無い。そうすれば、白い目で見られる。そう、金などは、ありすぎたって困るだけ、ほんの少しの金があればそれでいいのだ。
本当か?
本当に清貧はいいことなのか?
貧乏よりも、金がある方が、やっぱり幸せではないのか?
貧乏よりも、金がある方が、心豊かになるのではないのか?
いくら愛があったって、貧乏に耐えられる人間は案外少ないのではなかろうか?
大体、貧乏人で、心清らかな人間って、案外少ないのでは?
なんやかんや言ったって、金が全ての世の中、でも大抵の人間は貧乏だ、だからドラマの中だけでも、金持ちが不幸になってもらいたいだけではないのか?
金持ち喧嘩せず。
そう、やっぱり金が、あればある方がいいに決まっている。
金があれば、色々物欲も満たすことが出来る。金が無かったら、物欲も満たせず、ストレスがたまるじゃないか。ストレスがたまれば、その分心貧しくなるだろう。
「金が無くても、心が・・・・」なんていうのは、貧乏人のひがみではないのか?
やっぱりお金はほしい、たくさんほしい、だってその方が幸せだもん、あらゆる面で。
そう、金があれば、何だって出来るのがこの世の中。金持ちがなんだかんだ言って強いのがこの世の中。優勝だって金で買えるのが今の世の中。
金=力。
結局皆金のある方になびく。
なんだかんだ言っても金が全ての世の中なんだから、「貧乏が・・・・・・etc、」などと言う前に、いったん金持ちになって見たい。いやなって見せる。
では金持ちになるにはどうしたらよいのか?
一生懸命働いたって高が知れている。
とりあえず宝くじを買って・・・・・・・・
やっぱり清貧が大事だな、ウン。