裏木戸通信 61号
24時間テレビ。
はっきり言ってこの番組が私は大嫌いである。
ここ数年は見る気もしなくて見てもいないが。
なぜか?
改めて書くまでも無いが、あの偽善びんびんな所が実に鼻につく。
泣け、感動しろ、そして募金しろ。
感動の押し売り。いや、それよりも悪い。
大体、弱者のためだ何だ言いながら、番組内に難聴者のための字幕すら入らない。
もしそういう人たちのことを紳士に考えるのならば、あんな番組を制作する前に、そういう事をするべきだと思う。
さらに芸能人がやってきて貯金箱などを渡す。そして、それを同じ芸能人が仰々しく持ち上げる。
これもむかつく。
さらに中には、
「○○さんはノーギャラで出演していただいています。」
あの番組で、駅や、その他の所で募金を集めるシーンが出てくるが、あの人たちはボランティアなのだそうだ。
だったら芸能人だって、ボランティアで出ろよ。
いや、ノーギャラなのが当然なのではなかろうか。
それをノーギャラだとさも凄い事をしたように言う。
大体○○さんは・・・・・
て言う事は、他の人はギャラをもらっていると言う事でしょ。
ギャラ取るんじゃねえよ、お前ら
たくさんのギャラを取りながら、たったあれだけしか募金しないの?
そんだったら、視聴者から募金募るなよ(本気怒)
人には金を出させ、自分たちはギャラを取る。さらに出演者たちは、さも自分たちは、世のため、人のため、弱者のために何かを遣っていると言うような顔をしている。
まるで、あの会社の関係球団のようだ。
さらにあの24時間マラソンは一体何の意味があるんだ?
あんな事をするぐらいなら、あの走っている芸能人にボランティア活動などをした方がいいと思うぞマジで!!
とにかく人格に少々問題のある私からすると、あの番組は即刻やめるべきだと思う。
で、あんな番組の制作費自体を募金に回したほうがよほど役に立つ。
日ごろ目に付かないボランティアや、福祉活動を、公共の電波を通じて世間に知らせる、それらに対する認識を深めさせる事は確かに必要である。
だが、あんな番組を作って、感動、偽善の押し付けをしなくたって十分に出来るはずである。
大体、赤い羽根募金、足長おじさん募金などが、本当にボランティアの手で行われ、それは世間で広く認知されている。それらを後押しした方が、よほど安く済むし、効果的のような気がする。
かなり見苦しい内容になったかもしれませんがとにかく言いたい事は、
偽善はよせ。
ということである。