裏木戸通信 64号

 

 

スペースコロニー

 

 

ガンダムに出てくるもの、ジオン公国の所在地。

宇宙空間にでっかい円柱浮かべてそこに住もうと言う考えである。

円柱の内側に人口の大地を作り、そこに色んな物を作り、地球環境を再現し、人類の第二の故郷にする。

こんな事が本当に出来るのだろうか?

 

 

 

理論的には可能なのだそうだ。(確か)

 

 

 

もしスペースコロニーが出来たらどうなるのだろうか?

ガンダムよろしく戦争を始めるのだろうか?スペースコロニーにバカンスとしゃれ込むのだろうか?

だが現実的に創るとなるとかなり困難なものがある。

小規模の物なら造られるかも知れない。

数千人が住む、いわば基地のような感じの物なら。

だが、いわゆる、数万人、数百万人が住めるものを造るとなると、一気に実現の可能性が薄くなる。

まず宇宙に安く行ける方法を考えなければならない。万が一安くいける方法を考えたとしても、資源を確保し、それを建設し、それから・・・・・・・・・・・

 

 

 

兎に角とんでもない手間と、金が掛かる。

 

 

 

ガンダムのように、総人口の半分、数十億人を住まわせるコロニーを作るとなると、その建造件数も半端なものではなくなる。

おそらく天文学的ではすまない値段が掛かるであろう。

まあ、やれば雇用爆発になるかもしれないが、その前に世界の経済が破綻してしまう恐れもある。

ではスペースコロニーは永遠に出来ないのだろうか?

それはわからない。

 

 

 

だが可能性が無いわけではない。

 

 

 

 

 

地球に住めなくなる事態が起こる。

 

 

 

 

 

こうなれば、仕方なく宇宙移民が考えられるようになるかもしれない。

 

 

 

 

地球温暖化などで、人間が地球がとっても住みにくい星になったり、地球が住む事が出来ない星にったりする。

 

 

 

こうなったら、経済だ、何だと言っている暇も無くなるからスペースコロニーなどを建造して移住するかもしれない。

ただこれにも条件がある、いわゆる、地球環境を良くする為に掛かる金よりも、スペースコロニーを作る金の方が安上がりで済むと言う位まで、地球環境がとんでもない事態に陥る事。

もしくは、もう手の施しようの無いぐらい、地球が駄目になる。

でないと、人類は、地球の環境を何とかしようと考えるはずだ。

最もその時は、夢のある宇宙移住などと言ったロマンあふれる話にはならない。

 

 

なんとなくエコロジー