裏木戸通信 68号
秋
気が付いたら季節は秋。
秋といえばスポーツの秋。
そう、気候が温暖で、じめじめしていない秋こそスポーツでいい汗をかく!!
秋晴れの空のした、体を動かす、正に健康的な生活。正に健全な生き方。
秋こそスポーツにふさわしい季節!!
なのか?
いや、スポーツが健康にいいのはわかります。
でも自分、運動音痴な物で。
いや、そんなのは関係ないのは判っているんですがね、でもさ、秋にやるスポーツ大会って案外少ないでしょ。
日本シリーズだってなぜか夜にやるし。
だからいいの、秋にスポーツしなくったって!!
そう、やはり秋といえば、芸術の秋!!
四季が美しい日本!!
特に紅葉が映え、気候のいい秋は、芸術をするにはもってこいの季節!!
秋こそ正に芸術の為にある季節!!
なのか?
秋で、芸術をするイベントって何かあったっけ?
いや、そんなイベントに関係なく何か芸術すればいいんですが、
絵心が無い、
更に止めとばかりに、音痴ですし、私。
大体、芸術なんか秋と特に関係ないでしょ、!!
絵なんか書きたい奴が書きたい時に書けばいいんだし、音楽だって演奏したい奴が演奏したい時にすればいいんだし、彫刻だって何だってやりたい奴がやりたい時にやればいいんだからさ。
だからいいの、秋に芸術しなくたって。
やっぱり秋といえば読書の秋でしょ!!
深まる秋、過ぎ行く季節を思いながら一人読書にふける。
本は心の友。
知識の泉。
心を磨き、鍛える物。
深まる季節に合わせ、自分自身を深めてゆく。
秋はやっぱり読書の季節!!
なのか?
だってさ、秋しか本が読めないわけではないでしょ。
図書館の蔵書が増えるわけでもないでしょ!!
大体なんで秋に読書なんだよ!!
本が安くなる訳でもないし、何かイベントがある訳でもないのに、何で秋に読書なんだよ!!
いや、活字は好きでも嫌いでもないけどさ、一年を通して、平均して、少ないながら、本を読んでいるから、余り関係ないんだよね。
だからいいの、秋に釈迦力になって本をよまなくったって。
そう、スポーツも、芸術も、読書も、誰かが、無理やり秋に結び付けたもの。
秋だからってこれらのものを無理にする事は無い。
むしろそんな物を無理にする方が邪道ってもんでしょ。
秋といえば、誰が何と言おうと実りの秋、そう食欲の秋でしょ、やっぱり。
作物の実る季節が秋!!
これだけは大いに秋と関係がある。
天高く馬肥える秋!!
食欲の秋こそ秋の正道!!
なのか?
外食は金がかかるし、
大体、保存技術の発達今では今ひとつ実感が湧かない。
自分料理下手だし
味音痴だし
アンチグルメだし・・・・・・・・・・・・
大体食いすぎて太ったら、健康に悪いじゃん!!
世界には満足に食べられない人だって沢山居るんだから、そんな中食欲だ何だといって舞い上がる方が罪ですよ!!
だからいいの、秋に食欲しなくたって!!
大体特定の季節に舞い上がる方がどうかしている!!
恋を見てみろ、春には新しい出会い、夏には海だ、山だ、秋には愛を深めるだ、冬にはクリスマスだ、一年三百六十五日でかい顔しているだろ!!
だから一年中逆の行為をしたって罰はあたらない!!
だから一年三百六十五日私は変わらぬ生活を続けるのさ!!
決して愚痴っているわけではありません、決してね・・・・・・・・・・・