裏木戸通信 74号
よくあるパターン。
日常生活でよく在るパターン。ありますよね、色々。
急いでいるときに限って電車がなかなかこない。
これはよくありますね。
待ち合わせの時間に遅れそうで、あわてて家を飛び出す。
タッチの差で、電車はホームを離れていってしまう。遠ざかる電車。
「仕方が無い、次の電車を待つか。」
しかし、次の電車はなかなか来ない。時間だけは無常に過ぎてゆく。
「ああ、あの電車に乗れていれば・・・・・・・」
次の電車の時間を見れば、あと少しで来るはずなのに・・・・・・・
いや、世界一正確なダイヤを誇る日本。実際は、事故でもない限り遅れる事は滅多に無いのですが、焦る心が、一分一秒を長く感じさせるために、電車がなかなか来ない。と思ってしまうわけでしょう。実際は。
必死に探していた物が、実は他愛も無い所に在ったりする。
これも結構あるような気がします。
時計が無くなった。と必死に探す、机の上にも無い、引き出しにも無い、本棚の上にも、テレビの上にも無い。
必死に部屋の中を探し回る。
何で無いんだよ、俺の時計。なんて思っていると、何てこと無い、服のポケットに入っていたとか。
他にも在りますね。机の上においてあるものを必死になって家中探していたとか。
掛けている眼鏡を必死に探していた経験は私も在ります。
と言うより、上のパターンはすべてやったことあります、自分。
これも、本来在るべき所に無いがため、冷静さを失ってしまったり、灯台下暗しと言うのか、目立つ所に探している物が在る筈が無い。と決め付けてしまう人間の心理と言うのか、兎に角、そういう心理がなさせるものでしょう。
欲しいと思ってわざわざ買いに行った物に限って売り切れている。
在りますね。これも案外
これが欲しいと思って、店に行くと、売り切れている、方々の店に行くが、すべて売り切れ。売切れているとなお更欲しくなるのもまた人間。
まあ、自分が欲しいと思うものは、案外他人も欲しがるもので在ったりしてその為かも知れません。
これに類似したパターンとして、専門店とか、大型店に買いに行って、売り切れていた、で、方々の量販店や、大型店などに行っても売っていない。で、家に戻る前に立ち寄った近所の店に売っていた。
お金の無いときに限って集金がくる。
個人的にはこれも案外在ります。
ちょうど財布の中にまとまったのが無いときに限って、N○Kや、何だが来たりして、頭を下げて翌日に来てもらったりして。
喉が渇いたときに限って、細かいのが無い。
これも案外在るような気がします。
特に偽造硬貨の影響か、500円玉が使えない自販機が案外ありますし、お札が使えない自販機だって多い。
いや、100円が無いのならまだ諦めがつくって物で、これで10円玉が一枚足りないなんてときは、それはもう苛立ちます。
なんだか喉が渇いている、目の前には自販機が、喉を潤そうと財布を取り出す。しかし財布の中には500円玉一枚、100円玉一枚、10円玉一枚、ほかには、一円玉数枚とお札。
自販機には、「500円玉は使えません。」とのシールが、さらにお札には対応していない自販機だったりする。
「10円玉が後一枚あれば・・・・・」
金額的には在るのに、たった10円玉が無いが為に缶コーヒーが変えない。
兎に角、日常生活、探せば色々、良く在るパターンが存在すると思います。
何の特徴も無い主人公が、学校のヒロインと恋仲になる。
漫画では良く在るパターンなんだけどね、本当に!!