裏木戸通信 76号

 

余計な・・・・・・・

 

 

 

横浜ベイスターズの株の売却に伴いストーブリーグが何やら賑やかである。

横浜ベイスターズの筆頭株主、まるはが、持ち株を、フジサンケイグループに所属する日本放送に、売却しようとしたのが事の発端である。

それに関してまたあのオーナーが色々と騒ぎ出した。

今回の売却劇。野球規約には反している物だそうである。そういう意味では、それを止められなかった野球協会が悪いし、あのオーナーが苦言を呈するのは大いにわかる。

ただですね、それに対して、

 

 

 

 

 

 

 

 

「新リーグ結成だ」、

 

 

 

 

 

 

とか

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルトと、横浜は合併しろ」

 

 

 

 

 

とか

 

 

 

 

 

「TBSへの売却も認めない」

 

 

 

とか、

 

 

兎に角五月蝿いんですよね、あのオーナー。

 

 

 

だからこっちもついつい余計な事を思ってしまうんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

ちっとは黙っていろ、くたばりぞこない!!

 

 

 

 

ただ、「規約に反していて、問題が無いのか?」とだけ発言していれば、私だって、こんな事は思わない。

むしろ良い事である。規約に反している事が行われようとしているんだし、それをどういう事情があったかはわからないが、協会が、一度とはいえ認めてしまったのだから。

苦言だけで済ましていれば、「あの人も偶にはまともな事を言うじゃん。」と、少々見直されたかもしれないのに、またぞろ新リーグだ、合併だ、TBSでも認めないとか、余計な事をほざくから結局

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なーーーーんだ、結局自分の意のままに操れる新リーグ創りたいだけかよ!!」

等と思われてしまう。

 

 

 

 

大体「TBSへの売却も認めない」って、あんたにそんな事言う権利があるのかよ!!

兎に角鬱陶しいからさ、そろそろ後進に道を譲って、さっさと隠居せい、この爺!!

せっかく21世紀初の優勝球団がヤクルトになって良かったねと思っていた気分が、あっと言う間に消し飛んでしまった。

ただ、今回の事はあのオーナーばかり叩いてもいられないのは事実なんですよね。

フジサンケイグループ、まるは、野球協会にも非があるもんですから。

ただ、あのオーナーが余計な事を言い過ぎなのは事実である。

余計な事を言わなければ、少々見直されたかもしれないのに、余計な事を言ったがため、結局、評価を上げる事が出来ず、逆に落としてしまう。

 

考えて見れば、「余計な事をしたがために・・・・・・・・」、「余計な事をしやがって」という事は世の中にはままある。

 

 

 

 

余計な事をしたがために、失敗する。

 

 

 

余計な一言を言ったがために、信頼を失う。

 

 

 

余計なお節介をしたがために相手を怒らせる。

 

 

 

 

 

これらの事態を避けるにはどうすればいいのか?

余計な事をしない、つまり、本来やるべき事だけに徹すればいいのか?

これはある意味賢いやり方だが、下手をすると、気が利かない、能力が無いとも見られかねない。

本来やるべき事に加えてする何か、それが、役に立てば、気が利く、能力がある、親切、などなどプラスの評価がなされる。だが、それが、役に立たなかったり、不利益になることなどだと、「余計な事を」と、マイナスの評価になってしまう。

で、「余計な事」には二種類在る。

本人は、本当に、良かれと思ってやった事だが、相手の事を今一考えられなかったり、純粋にアクシデントなどで、結果的に「余計なこと」になってしまう時。

私は間抜けな人間なので、どちらかと言えば、こっち方面の「余計な事」を良く行うたちである。

で、後一つは、どう考えたってやらなくていいことをする時。

通常、これをする人間は馬鹿と言う。

まあ、それでもやってしまうのが人間ですがね。

で、今回のあのオーナーの、余計な発言。これがどちらに属するか?

まあ、今回は、発言を控えさせていただきます。あまり余計な事は言わない方がいいので

 

 

どうせ来年はサッカー三昧だしね。