裏木戸通信8号
便利
夏、暑い、暑いのは当たり前だがやっぱり熱い。
最近我が部屋にエアコンを導入した。今まで私の部屋には、扇風機しかなかった。確かに暑い夏、扇風機だけと言うのは地獄だったが、窓を開けたりシャワーを浴びたり、図書館に言って涼みに行ったり、何かと知恵を絞って、暑さをしのいできた。
しかしひとたびエアコンを入れるともう行けない、部屋にいる時はほとんどつけたままである。電気代はかかるだろうし、何よりも外部に熱を放出している、ガイ樹の上昇に少なからず貢献?してしまっている。
最近の子供は、生まれたときからエアコンの聞いた部屋にいるため、体温調整の機能が上手く働かなくなっているという。
普通、人間暑ければ汗をかく。しかし、エアコンの聞いた部屋で育った最近の子供は、暑くても汗をかかない。これは非常に問題があるそうだ。
確かに暑ければ汗をかき、寒ければ震える。これが自然なのだろう。
しかし、人間一度手に入れた便利はなかなか手放せない。やはりエアコンが聞いて涼しい部屋は快感である。
自然破壊は良くない!!!
当然だ!!
原子力発電所は危ない!!!
然り!!
二酸化炭素を出しすぎると温暖化で危ない!!!!
そのとおり!!!
地球には飢えた人間がたくさんいる!!!
ごもっとも!!!
しかし、だからと言って、一体どうなる。日々の生活は、退寮の電気を必要としている。エネルギー超貧弱国日本で大量の電機を得るには、やはり原子力発電所が一番手っ取り早い。これらを全て火力にしては、二酸化炭素が、大量に出て、これまた困ったことになる。水力発電も自然破壊になる。
大体そんな事をぬかしているやつから具体的な大害案を聞いたことは一度も無い。
陳腐な言葉だが、反対は誰でもできるのである。
飢えてる奴はたくさんいる。しかしグルメを批判する奴はほとんどいない。グルメは食の浪費である。それを止めれば、飢え死にしない人は増えるのでは???
しかし食は文化などとぬかす人間もいる。
そう、何のかんの言っても便利さを求める限り、代償を払わなければならないのである。
少なくとも私は、便利な生活を捨てて、原始の生活に戻る気は毛頭無い。
汚染を少なくすることはやる。ごみの分別もやっている。しかし、便利さが好きなのでこれ以上は・・・・