裏木戸通信 81号
謹賀新年
皆様、新年、この混沌の時代、何がめでたいのかは今ひとつ不明ですが兎に角おめでとうございます。
さて年も改まって2002年。
去年は「戦」が漢字に選ばれたり、衝撃的なテロが起こったり、小学校に暴漢が乱入し痛ましい犠牲者が出たり、小泉人気先行型内閣が出来上がったはいいが、その後たいした事をしていないのに人気が継続していたり(まあ、これから色々やってくれるんですよね?小泉さん)兎に角「混沌の一年」と言うのがぴったりのような一年でした。
これで去年が、2000年だったら世紀末にふさわしい一年となったのですが、残念ながら、新世紀一発目の年があんな年だった。これは少々やりきれないものがある。
そう、新年の初詣でいきなり凶を引いてしまった心理(日々のぼやき1/4参照)かもしれない。
まあ、世が不況の時は、暗いニュースが目に付くのは確かだが、それでも去年の明るいニュースと言うと・・・・・・・・・
ロイヤルベイビーしか思い浮かばないのも事実である。
まあ、過ぎた年のことをとやかく言ってもしょうがない。
要は今年である。
現状から見ると、明るい年を期待するのは少々酷かも知れないが、それでも明るい年を期待したい。そう、去年流れていたCMではないが「来年があるさ」いや、もう「今年があるさ」だろうか。
今年には何があるか?
やっぱりワールドカップでしょう。
初の二カ国開催。馬鹿馬鹿し過ぎる教科書問題で冷え切った日韓関係が、これで良く成ってくれる事を願わずにいられないし、それ以上に、世界のそうそうたるトッププレイヤーがこの日本にやってくるのである。
考えただけでもゾクゾクする。
これで最近低迷しているサッカー人気も回復する事であろう。
で、プロ野球人気の低迷には更に拍車がかかる事は請け合いである。
ただ少々心配な事がある、スポーツ新聞がワールドカップの事をまともに報道するか?と言う事である。
何しろ、世界記録での金メダルを差し置いてセリーグ優勝を一面にしたお馬鹿さん達しか居ないのが現状である、日本予選突破!!(確率は低いが)その他、大いに盛り上がるワールドカップを差し置いて、「松井タイムリー」、「ナベツネ新リーグ・・・・・・」、「清原○○・・・・」なんて風に成らないとは言い切れない。
万が一こんな事態になったら日本の恥である。こうなる前に、日本のスポーツ報道関係者に一般常識の教育をしたほうが良い。
兎にも角にも、暗かった去年の事はもう忘れて、新年である。
今年一年無駄だとは思うが、明るい一年になることを心のそこより祈りたい。