裏木戸通信9号

 

自然にやさしい

この様なキャッチフレーズをつけた商品は多い。

地球にやさしいと言うものもある。

自然にやさしいリサイクル包装紙、地球にやさしい低燃費。

確かに、いい事なのだろう。

しかし、自然を破壊することに変わりはない。結局自然にやさしいと言うのも人間の主観であろう。

例えれば、「げんこつで殴る所を、デコピンで済ましてやるんだ、どうだ俺はやさしいだろ!!!」と言っているような物かもしれない。

やられる方はやさしいもくそもない。どっちにせよ痛い思いをするのである。

「やさしい」等は、所詮、言っている人間の自己満足である。

素直に「汚染が少ない」、「他の製品に比べて地球への負担がほんのちょっと、少ないです」とでも会と法がいいのではないだろうか。

どうあがいたって、現在の生活を続けている限り、この世界に負担と汚染を垂れ流さざる終えないのである。

この世に人間が住める星は地球だけ。

確かにそのとうりである。ガンダムのようなスペースコロニーなど今後百年は実現しないだろう。

この世に地球しか住む所がないのならば、やっぱり地球は大切にしなければならない。

しかし、今世界がやっていることは、なんだか延命処置のようにしか見えない。

延命措置などせずに、いっそやりたいほうだいやって、地球をさっさと楽にしてやったほうが、良いのでは無いだろうか?

しかし、それで自分が死ぬのは嫌だ。少なくとも私が生きている間は今の常態化、それよりも便利になって欲しい。

やっぱり、その生活の基盤となる、地球にくたばられては困る。だから死なない程度に痛めつけて・・・・

やっぱり地球にはやさしくしてあげなければ。

 

我が亡き後は大水害も何のその

(ルイ十五世の言葉。人間の心理を一番的確に示した名言である。)