裏木戸通信 90号
ごーつーうえすと?
と言うわけで、行ってきました、広島と福岡。
仕事でですが・・・・・・・・・・・・
観光に割ける時間もほとんど有りませんでしたが。
朝の飛行機で、一路広島へ。
恥ずかしながら、飛行機に乗るのは生まれて初めての私。
金属探知機を通るのも初めてです。備え付けのトレーに金属類を入れます。
私自身は、無事探知機を通過しました。良かった、知らない内に探知機なりマイクロチップなりを入れられた様子は無いようです。
だが、カバンが探知機に引っ掛かってしまいます。
ヤベ、カンペ出すの忘れていた。
「カバンの中を確認させていただきます。」
「あ、すみません、金属製の筆箱入れっぱなしで・・・・・」
ここまで言った時、とんでもない事実を思い出します。
しまった、カンペの中にカッター入れっぱなしだった!!
実は私、学生時代からの癖で、カンペの中に、糊、ホチキス、カッターなどを入れておく癖があるのです。
だが既に時遅し。
「申し訳ありませんが、中を確認させていただきます。」
そういって、カンペを開ける係員。
中には、学生時代から使っていた、カッターが入っています。(刃は何度か交換していますが)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「申し訳ありません、此方のほうは、預からせていただくか・・・・・・」
既にCPUパニックを起こしてしまった私の脳みそ。預かった後どうなるのか今一判らないので、こんな事を言ってしまいました。
「申し訳ありません、処分していただいて結構です。」
結局、学生時代から愛用のカッターは、私の馬鹿さのため廃棄性分と相成りました。
まあ、飛行機には無事に乗れましたが。
さて、何時までも考えていたって始まりません。カッターの事は忘れて、生まれて初めてのフライトを楽しむことにします。
いよいよ出発です、何だかエンジン音がやたら大きいような気がします、加速をする飛行機。何だがGが結構凄いです。そうこうする内に、飛行機は地面を離れました。飛びました、無事飛びました、飛んでくれなければ困りますが兎に角飛んでいます。高度はぐんぐん上がっているようです。素晴らしい、わが人生で初めて、高度1000メートル以上へ私を運んでいます。何だか揺れる事にびびりまくる私(後ほど聞くと、この位の揺れは普通だといいますが・・・・・・)。そんなこんなをしているうちに、シートベルトを取っていいとのサインが出ます。そして、ドリンクサービス。飲み終わって、一息ついて、さて、機内を歩いてみるかと思うと、何だか再びゆれ始めます。「シートについて、ベルトを・・・・・」という指示が出ます。大丈夫なのでしょうか?(重ね重ね言いますが、飛行機初めて)
結局、ほとんどシートベルトをつけたまま着陸体制に入ります。
「ドン」と結構凄い音が足元からしました。かなり不安になる私(後ほど聞くと、着陸ギアを出したときにああいう音がするとの事)揺れる飛行機、心臓が縮んでいる私。そんな私を乗せながら高度を下げてゆく飛行機、無事着陸です。良かった、生きているって素晴らしい。ローマ法王が、飛行機から降りた後地面に口づけする気分が良くわかりました。おお、素晴らしきかな大地。(しつこく言いますが、飛行機初めて)
しかし、生還の喜びをかみしめるまもなく仕事に向かいます。
空港からバスで、広島市内へ、で、そこから電車で移動して目的地に向かいます。経費削減で、在来線で、1時間半ほど移動します。私の隣へ上司が座ります、残りの同僚はその隣へ・・・・・・
え、ちょっとまってよ、おおーーいここ開いているよ、上司の隣、何でそっちへ言っちゃうんだよ(涙)
私を上司の隣の置き去りにして、車両の反対隅の方へ進んで行く同僚二人。社会人としてこれでいいと思っているのか、君達。と心の中で思いながら、上司との楽しい会話タイムです(涙)
さて、仕事を終えると既に帰宅時間。
だがこれから、福岡へ行かなければなりません。
福岡へ着いた時は既にお食事後の団欒タイムです。
さすがに、皆の顔に疲れが出ています。
「ああ、宿でさっさと休みたい。」
だが、上司の提案でのみに行きます。まあ、せっかく福岡に来たのです、天神の屋台街で飲みます。屋台の料理は安くて美味しかったです。いい経験をしました、夜12時まで飲むことになったのを除けば(涙)
翌日は、福岡で仕事です。
夕方、やっと開放され、東京に向かいます。今度は飛行機もどんとこいや、といった感じで余裕ぶっこいて乗ります。今回は余り揺れません。助かりました。
無事に東京に到着。ただやっぱり遠くへ行くのはいいことです。今回疲れましたが、天神の屋台街を経験できただけでも良しとします。