裏木戸通信 92号
蚊帳の外へ
辻本議員の疑惑が連日マスコミをにぎわせている。
あの情報が何処から来たのか?
裏にどんな意図があるのか?
当然裏には、複雑と言われる政治の世界の色々なしがらみやら、色々があるのだろう。
辻本議員と言えば、ムネオちゃん追及の最右翼と言うイメージがあったし、彼女の歯切れのよい追及は連日マスコミにも取り上げられ、ムネオちゃん追及の顔になっていたような気がする。
その元気すぎる姿勢が問題になったのか?
やりすぎて最大与党の先生方の不評を買ったのか?
まあ、裏には、いろいろ知りたくも無い、通称複雑と言われる、永田町の理論が働いているのかもしれない。
まあ、その裏がどうであれ、辻本議員がやったことが真実ならば、それは許されない。もし、辻本議員が悪いことをしたという自覚があるのなら、甘えることなく、ムネオちゃんを追い込んだあの勢いで、自分のやった事を、白日の元明らかにしてほしい。
ただ、ですね。連日のマスコミの辻本議員追求を見るたびに思うのが、
もっと、本質も忘れずに報道しろよ。
と言うことである。
田中議員の騒動。
ムネオちゃんの疑惑。
辻本議員の疑惑。
これらが出たのは、元々外務省の不透明な体質の追求からだったはずである。
機密費の使い込み。
本来表に出てはいけないはずの情報の漏洩。
ムネオちゃんの疑惑の半分だって、外務省の機密文章が、何故か表に出てきているのである。
田中議員の問題だって、ムネオちゃんの疑惑だって、辻本議員の疑惑だって、そりゃ大切な問題で、はっきりさせなきゃいけないけどさ、それ以上にハッキリさせなきゃいけないのは、外務省の問題じゃない?
外務省は、国が、他の国と、問題なく、仲良く、円滑にお付き合いできるようにするところだぞ。
そりゃ、外交が、奇麗事だけじゃ行かないことはわかるし、表ざたに出来ない費用が出てくることも仕方が無いけどさ、でも、税金で運営されている一省庁何だぞ、外務省も。可能な限り、透明に、国民に判る様に運営されるべきなんだぞ、いまさら言うまでも無いけど。
外務官僚は影で大喜びしているのではなかろうか
煩いオバサンは追い出したし、腐れ縁でダラダラ付き合っていたムネオちゃんとは縁が切れたし、ひょっとしたら、外務省まで、小うるさく追及していたかも知れない辻本議員も、此れで大人しくせざる終えないだろうし、元々言われていた、外務省改革。は、マスコミで取り上げられなくなってきているし、このまま、忘れっぽい日本国民のこと、外務省改革の事は、忘れてしまうかもしれない。いや、忘れてくれ、国民達。そうすれば、また、機密費使いたい放題のやりたい放題。
なんて風に。
いかん、どうも最近見方がダークサイドに行ってしまう。
たださ、本当にお願いしますよ、マスコミの皆さん。
外務省に対して、国民は不信感を抱いているんだぞ。
とか
外務省に対して怒っているんだぞ、国民は。
と言うこともちゃんと外務省に判るように伝えてくださいよ。 辻本議員の疑惑の追及もいいけどさ、それといっしょに、忘れずに、外務省の不透明な部分、ダークサイドの追及もちゃんとしてくださいよ。長い目で、一番国民に影響が出るのも、外務省の問題なんだから。