裏木戸通信 97号
色、いろ、色々
色についてのイメージは色々ある。
たとえば黒。たいてい
黒=悪
である。
まあ、これは、夜の闇から来るものは言わずがなだが、黒と言うのは、兎に角マイナスなイメージは強い。葬式などの不幸の場は、たいてい黒で統一される。
腹黒い、黒幕、etc
ただ反面、黒は、高級なものにも良く使われる色である。高級車なんか大抵黒だし、高級な家具、高級な服、なども、なぜか黒、もしくは沈んだ色が多い。スーツだって、黒系が多い。
黒=シック、大人、渋い。
のイメージもあるような気がする。
これは何故か?
大物、大人、等は、えてして闇を持っているからなのか?だとすると少々悲しい。
汚れが目立たなくて、メンテナンスフリーだからか?でも、埃が目立って、逆に見苦しくなる。
まあ、、色彩についてはぜんぜん知らないので、詳しいことは、判らないが、兎に角、黒は、反面渋い色である。
白はどうか?
白=清潔
と言うイメージがあるような気がする。白は清潔、純潔、潔癖、兎に角、穢れないと言うのか、そんなイメージが強い。まあ、一寸した汚れも目立つ色だから仕方が無いが、兎に角白は、そんなイメージだ。
潔白、あの人は白だ、etc
白にまつわる言葉も、なんとなく、それ系の言葉が多い。ただ、その反面、白は、どんな色にも染まってしまう、朱に交われば赤くなるし、青にもなれば、黒にもなる。まあ、ここいら変は、人間も同じですね、白なのはいいが、余りにも白すぎる、免疫が無さ過ぎると、一寸したことで、別の色に染まってしまう。
灰色は?
灰色=曖昧
黒と、白の中間職の成果、灰色には、圧倒的にこのイメージではないだろうか。
灰色決着、世の中は灰色、etc
白でもない、黒でもない、ある意味、世の中、人間、その他諸々、すべてに当てはまってしまう便利な色かもしれない、灰色は。
赤は?
情熱の色、熱い心、燃え上がる○○。
まあ、これは燃え上がる炎から来ているのだから無理は無い。
ただ、反面危険を知らせる色でもある。
危険、警告、etc
等の類は、赤で書かれることが多い。これは血の色なのも有名な話、血を流しすぎると人間死んじゃうからね、やっぱり。
では、青は
個人的には、青と言う色に対しては、青空の色、海の色、兎に角青には明るいイメージを抱いているのだが、
青=憂鬱
でもある。
これは何故か?
はっきり言って疑問である。なぜ、青が、憂鬱なんだ?顔色からか?海に入ると溺れるからか?兎に角青にもやはりマイナスのイメージがついて回る。
ではピンクは?
ピンク=エッチ
ピンク映画、ピンクチラシ、etc
兎に角エッチ、スケッチ、ワンタッチ。ピンクは、大人のウハウハなイメージが強いような感じがする。
ただ、なぜ、ピンクがエッチなのか。
青が憂鬱の色よりも疑問のような気がする。