フェンダーアンテナ交換  2002.2.2

1年くらい前から縮まなくなったフェンダーアンテナがとうとう伸びなくなりました。

症状としては最初はモーターがうなるだけで縮まなくなります。手で軽く押してやると縮みます。そのうち伸びる高さが80パーセントくらいになりとうとう20パーセントくらいになりました。(右写真→)
こんなに短くてはまったくアンテナの意味がないので、中古部品を使って直すことにしました。

作業時間は約2時間。(試行錯誤しながらの時間です。)
通常使用するサイズの工具の他に8ミリのボックスレンチがあると便利です。(私の工具箱にはなかったので)

このとおりやってもできなかった・・・っていう苦情は受け付けませんのであくまでも参考にしてください。


まずタイヤをはずします。
インナーフェンダーを外します。8ミリの6角ボルトであちこち止まっています。(矢印の部分の他にもあります) 私は全部外すのは面倒だったのでアンテナの脱着ができるように後ろ側だけはずして作業しました。(写真1.2)
写真1 写真2


左側のワイパーモータートリムカバーを外します。樹脂のネジで止まっています。(力をかけないように軽くまわすとだんだん浮いてきます)(写真3)
2で外したインナーフェンダーの内側にアンテナが見えるので、固定しているネジを外します。アンテナはこのネジだけで止まっています。(下側のネジはインナーフェンダーに止まっています。)
(写真4)
ボンネットの内側に止まっているアース線を外します。
(写真5)

写真3
写真4 写真5


この状態でアンテナはボディからはずれました。しかしまだ電源コードとアンテナ線が外れていません。
車内のグローブボックスの下側のカバーを外します。(プラスネジ5本で止まってます)

カバーを外すと目的の配線が見つかります。あとは接続部をはずしてアンテナごと車外から引っ張ればアンテナは外れます。(写真6)
あとは外した逆に組み立てればOKなのですが、コード(アンテナ線、電源コード)がなかなか車内に入りません。
アンテナ線はなんとかそのまま入ったのですが、電源コードは30分くらいやっても曲がってしまってうまく入りません。  そこでコードの先端に硬いインシュロックを取り付けました。これで一発で成功。もちろん車内に取り込めたらインシュロックは外します。(写真7)

写真6 写真7


上手く配線が車内に取り込めたら水が入らないようにグロメットを元通りに戻します。(写真8)

10 新しいアンテナを取り付け、インナーフェンダー取り付けの順で元通りに戻していきます。アンテナの根元のカバーはアンテナを取り付ける前に付けておいたほうが作業がやりやすいです(写真9)
写真8 写真9


アンテナはこんなに長かったんですね(^^♪ ちゃんと伸びるし縮みます。
正常に動作する事を確認して作業終了です。

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