実施日 | 2000.8.12〜14 |
参加人数 | 10人 |
走行距離 | 約1000km |
剣山スーパー林道を疾走する3台(徳島のヘソ付近)
私の走りは誰も撮ってくれなかった・・・(悲)
ファガスの森を過ぎ、徳島のヘソに到着するまでは多少の荷崩れがあったものの大きなトラブルもなく到着。ここを出発するときに第一のハプニング発生。お嬢(raid),Bajaに続きロンゲの兄ちゃん(ZX11)が出発しようとするとエンジンがかからない。急遽、シート、タンクを外し電気系、燃料系をチェックするがはっきりした原因がつかめないまま、あちこち、いじっているうちにたまたまエンジンが掛かりとりあえず出発。
ZZRの修理で先行した2台から30分以上遅れて出発。先行2台が心配しているといけないと思い、私が少し普段よりペースを上げて追走する。途中、パジェロを追い抜こうとして路肩部分の砂利の部分を走ったときに次のハプニングが発生。道を譲ってくれたパジェロを追い越し、スロットルを開けたとたんに後輪が滑ってしまい、バイクはまっすぐガードレールへ。そのときの弾みで、左足がスイングアームとサイドカバーの間に挟まってしまい、ガードレールにもたれるような状態で停止。自分一人では脱出できず、さっき抜いたパジェロの人に助けてもらいなんとか脱出。このときは、ウインカーが割れた程度だと思っていた被害が、後で前後のリムの曲がり、フロントフォークのシールの破損と結構大きな被害であることが発覚。体の方が膝の上に青タンを作った程度で済んだのが不幸中の幸い。
話は変わって、先行した2台が山の家の手前、数kmのあたりを走っていたときに、2台目を走っていたお嬢が転倒。このとき、先行していたBajaは全く気付かずそのまま行ってしまう。このときの被害は膝のカップを付けていたにもかかわらず、それがずれていて膝に青タンを作ったのと、おニューの鞄を破ってしまったとのこと。
桂浜で、オンロード組と合流して今日の宿泊地、ライダースイン中土佐へ向けて出発しようとすると、またまたZZRエンジンがかからない。とりあえず私とZZRの2台を残して他のみんなは出発。 また、シートとタンクを外して剣山で触った後でエンジンがかかった燃料フィルターを触ってみるがエンジンは息を吹き返さない。今回はヒューズを交換してみるとエンジンがかかったのでとりあえず出発する。あとで分かったことやけど、どうやらイグナイターの接触不良が原因だったらしい。
ここで、話は変わって先行隊の話。出発前の予報ではちょうど今晩から明日にかけて台風が高知直撃の予報だったのでその影響で海は非常に荒れていた。先行隊が横浪を走っているときにちょうど高い波が海岸に打ち寄せ、運悪くそこを走っていたCB1000SFが頭から塩水をかぶってしまう。大した被害は無かったものの本人は結構ショックだったみたい・・・。
台風は四国の手前で90°進路を変え東へ離れていったので、みんなで記念写真を撮った後、晴天の中出発。2日目は四万十川沿いをいくらか走り、沈下橋を見物してから四国カルストを経て、石鎚スカイラインをピストンしてから久万高原ふるさと旅行村でキャンプの予定。
四国カルストの南にある道の駅「ゆすはら」で昼食の後、出発しようとみんなで駐車場に集まっていると、カタナさんが、いきなり立ち転けして、その勢いで綺麗に前転をしてくれました。これが、今日のハプニングの始まりでした。ロンゲの兄ちゃんはこの後、九州に渡るということでここで分かれて、他のみんなは四国カルストを見物してから石鎚スカイラインの入り口まで進む。地芳峠のタイトなワインディングに皆疲れたようで、石鎚スカイラインはパスして久万高原へと向かう。
ここで、次のハプニングが発生。そのとき、私は隊列の2番手か3番手あたりを60kmぐらいで走っていました。すると、ヘルメットに虫がコツッと当たった後、左腕へと当たりました。そのときの私の格好はTシャツだったので、腕を見るとハチがそこにしがみつき必死に針を刺しているではありませんか。あわててハチを振り払い、とりあえず少しぐらいは毒素を吸い出そうと、走りながら刺された左腕の二の腕あたりを口で吸い出しました。後ろから見ていた人の話では結構パニクッていて面白かったってことですけど、本人は必死でした。刺したのは多分アシナガバチだと思うんですけど、あわてていたのでその辺のことはあやふやです。次の日には刺された部分を中心に直径10cmぐらいで腫れあがって、痛痒くて大変でした。でも、これに懲りずに次の日もTシャツで走ってましたが・・・。この後、なんとかキャンプ場に到着して駐車場でUターンをしようとしたときに、ちょっとバランスを崩してしまい、普通なら力ずくでバイクを支えてなんとかもちこたえることが出来るものが、このときはハチに刺されたせいで腕に力が入らず、気分もちょっと投げやり気味になっていたので「どうでもいいや」っ感じでバイクを転かしてしまいました。散々な一日やなぁ。
なんとか無事に?キャンプ場に到着し、テントを設営した後、夕食の買い出しに行った二人とリーダーを残し、他のメンバーは先に温泉に入りに行く。古岩屋温泉は安くて良いんだけど、湯がむっちゃ熱い。普段から、いわゆる烏の行水って感じに風呂の時間の短い私には耐えることが出来ず早々に風呂から上がる。他の人も、早いこと上がってきていたから相当熱かったんだろうな。
風呂から帰り夕食の仕込みの終わった3人と交代して、私たちが夕食のカレー鍋の番をし、3人は温泉に。この後、温泉で今日最後のハプニングが発生することとなる。そのハプニングとは、風呂から上がり帰ろうとしてバイクを動かそうとしたときに起こった。Bajaさんがバイクの向きを変え、足を着こうとしたときに、そこは傾斜地になっていて運悪く谷側の足を出してしまいバイクを支えきれず立ち転けしてしまう。普通ならこういう転け方ならバイクに多少の傷は付くかもしれないけれど、体の方はほとんど無傷となるところだけど、このときBajaさんは、短パンをはいていたので膝を怪我したくないという意志が働いて受け身をとれずに転倒してしまい、手首を痛めてしまう。他愛もない転け方なのに、今回のツーリングで一番の大怪我になってしまう。
今回のツーリングは、ここのキャンプ場で一応解散となった。この時点で、全くのノートラブルだったのはリーダーとサブリーダーそして久万高原のキャンプ場で合流したSerrowさんの3人だけだった。しかし、リーダーは帰り道でエンジンを止めるとなかなかエンジンが掛からなくというトラブルを抱えて、バイク屋を見付けて修理するまで給油の時もエンジンを切らずにいたそうです。遅れて参加したSerrowさんは剣山スーパー林道へ行って転けたそうです。結局、全くの無傷はサブリーダー一人でした。
終わり