ずっと前の夢なのに・・なぜかしら覚えている夢や・・・気になっている夢には・・・
その人の生き方に大きく影響を与えてきた「現実認識」が
表現されていることがあります。
外見が園児なのに中身は高校生という部分は・・・
高校生なのに園児のような扱いを
受けてきたということを意味するのでしょう。
あなたを食べようとする怪物は・・・おそらく母親。
浮き輪を身につけているのは・・・自分の力で泳げないという「無力感」があなたにあったか
ら。
食べられるのは・・・支配されるというこ
と。身をささげて・・・相手の欲望を満たすこと。
高校生のころの「あなた」は・・・母親にとって格好の餌食だったということなのでしょう。
表面的にはエルモみたいに好意的な態度で「あなた」に接しますが・・・
次々とあなたを食べ続けます。あなたは・・・そのような状況から逃げようとしていたので
しょうが・・・。
怪物から・・・な
んとか逃げようとするときに・・・
あなたは・・・流れるプールの中で・・・吸い込まれたり、行く手を阻まれたり・・・
おぼれそうになりながらも泳いでいる・・・その「必死」さは・・・まさに試練そのもの。
さて、いまのあなたにとって・・・試練といえるのは「国家試験」
大変なことなのに・・・周囲はそうでもなさそうに振舞っているのかもしれません。
きゃっと笑っていて・・・食べられることを・・・少しも恐れていない「園児」のよう
に・・・
高校生のときの「クラスメート」のように・・・笑いながら話ができるのが・・・
あなたにとって・・・不思議だったのでしょう。どうして・・・そんなに気楽に振舞えるのだ
ろうかと・・・・。
どちらかといえば・・・気真面目で・・・ひとり頑張ってしまうタイプの「あなた」
でも・・・「試練」という怪物から逃げてばかりいては・・・過去の繰り返し。無力感を味わ
うだけ。
食べられてばかりいないで・・・あなたが「怪物」を食べてしまえればいいのですが・・・。
逃げること
で・・・何とかしようとしないこと。たかだか「エルモ」程度の怪物なのですから・・・
目を合わせて・・・つまり、目標をしっかりと見つめて・・・がんばって闘ったらどうです
か?
この夢が何となく気になっているのは・・・そういうわけ。
食べられたくないから・・・関わらないで逃げる。
それが・・・あなたの現実の「受け止め方」だっ
た。
明るくて広がりのある世界にいるのですから・・・そろそろ浮き輪をはずしてみてはどうです
か。
浮き輪をはずすと・・・
泳がなければなりません。
でも・・・それが・・・いま必要だということのよう。