自分の家の1階から南の空一面に
周りの山の高さほどの大津波を見る。
恐怖を感じたけど
既に遅いと覚悟した。
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周りには人は感じられない。
母1人居ると
感じてはいたけど姿は無い。
どんどん押し寄せてくる。
家の中に居るのに波が頭上に見える。
完全に覚悟した。助からないと。
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声も出さない、逃
げようともしない。
周りの音が消える。
呑み込まれる瞬間は記憶が無い。
目をつぶった状態のよう。
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次の瞬間目を開けたら、
家の天井や壁が
外れたり
歪んだりしてる程度。
水浸し。
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それでも、周りに人を感じられない。
1人で状況
を確認する。
心では、母を気にしていたけど
確認しないで目が覚めた。
大丈夫だと思ったのかもしれない。
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何故自分が助かったのか。
覚悟は出来ていたのに。未練はないと。
あの大きな高さの波が、すごい勢いで押し寄せるのを見て
間に合わないと覚悟を決めたのに。
目が覚めて鮮明に覚えている久しぶりの夢。
疲れた。疲れてるんだと感じた夢です。
何
かのメッセージとしか思えない。
見せられた。だからそれを知りたい。
生きてゆくヒントを
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