１８歳　葉子の夢日記　１　　車のない彼

私には、好きな人がいる。実際ひとりもん なのに、結婚してるらしい。
でも、好きと言えない。会うことがあっても、どこかよそよそしくなる。


ある日、仕事で出かけたら、彼に偶然で あった。
なぜか、彼には車がないので、私の車で送ってあげることになった。
運転しているのは彼・・・。夕食を食べている。

彼はビールを飲んだので酔っぱらってし まった。
「ボクのこと、どう思ってるの？」と聞かれた。
「好きよ」と答えたら、その夜から、彼は私の恋人になったみたい。

どこかの合宿に行っている時らしい。トイレに行った。古めかしい木でできたトビラ。
中に入ってみると、真ん中に、ポツンと便器があった。
でも、水を流すためのバーのようなものは何もない。

変に思って、もっと奥に入ってみると、もう一つ部屋がある。
誰かの住まいのようだった。そのまた奥には、台所があった。

だれかが戻ってくるような気がした。