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1年目 7/14の夢 私は病気をしているらしく、ある日普通に通院しました。 すると、「今日手術をします」と言われました。 それは心臓の手術で、成功率は4%ほどだということでした。 丁度母、祖父、祖母は病院に来ていたのですが 父は仕事で、手術なんてことを知らないので、会社に行っていていませんでした。 私はもう父に会えなくなるかもしれないと思い、呼んであげられないことを悲しみました。 父の方でも、今朝行ってきます、と言ったわたしが 最後になるなんて思いもしていないだろうと思いました。 ひとつの会場での説明が終わり、手術を受ける病院での小さな説明にうつりました。 すると、その病院では成功率は40%ということで、わたしは希望を持ちました。 説明が終わって廊下に出ると、子どもがいて、その子に「40%というのは子どもの場合だよ。 大人の手術が成功する確率は少ないよ」と言われました。私はまたショックを受けました。 説明を二回も受けたのに、手術の準備がされる気配がないまま 私は心配しているまま目が覚めました。 父に何か伝えたいことでもあるのでしょうか。思
い当たりません。 ▼ Q 1 なぜ心臓の手術、しかも助かる確率が低い、などという夢を見たのでしょうか。
手術をするのは、 自分自身を変えたいということです。 イヤだなと感じて いる部分や過去の苦い経験を取りのぞいてしまいたいという気持ちを表しています。 中途半端なことでは・・・うまくいかない。だから手術で思い切って・・・変わりたいという気持ち。
手術をする場所が 「心臓」でしたね。心臓は・・・もっとも大切な人への気持ちや重大な決心を意味します。 それを手術するの ですから・・・ある意味で・・・大切なものが失われていく予感を感じさせます。 そのままでは・・・いけないから・・・手術するのです。うまく機能していないところを・・・替えたりするのです。
普通に通院してい たのですから・・・そのことは予期していたということでしょう。でも・・・突然だった。 そのような大事な 場面に・・・父がいません。いないのは・・・会社にいっているからです。 そのことを悲しんでいます。最後になるかもしれないと思っている・・・父とは・・・これでお別れと思っている。
手術についての説 明がありました。母、祖父、祖母が来ていましたから・・・家族会議をイメージさせます。 これから・・・ど うしていこうと話し合ったということでしょう。 心臓の手術 は・・・最初の説明では成功率が4パーセントだったのに・・・40パーセントだと言われます。 あなたは希望を もったのですが・・・廊下にいた子どもから・・・「それは子どもの場合」だと言われます。 あなたが小さいときに手術をしていれば・・・うまくいく確率が高かったということです。
あなたの「心臓の 手術」について話し合っていますが・・・ あなたが大切にし ている気持ちや重大な決心に関することを・・・家族で話し合っているのです。 それは・・・いったい・・・何なのでしょうか? 父がいないときに・・・相談するようなことです。
さて・・・いろい ろと相談したのですが・・・結局のところ・・・手術の準備がされません。 相談したけれど・・・何かを決めたのだけれど・・・それが・・・そのままにされているということです。 あなたの現実 に・・・父親あるいは父的存在に関わることで・・・「喪失」の感情があるのかもしれません。 父的存在が・・・ 機能していないから・・・心臓を手術するのです。それが・・・あなたの心を支配しています。 あなたは・・・思 い切って・・・手術をしてなおしたかったのですが・・・うまくいかないのかもしれません。 それは・・・父
的存在との別れをイメージさせるものです。あなたを支えてくれる人の「喪失」を意味します。
by エリカ
▼ @自分の力ではどうにもならない現実があるのではありませんか? >特に今とても悩んでいることはないのです
が、 A思い切った行動や気持ちの切り替えが必要だと感じているのでは? >いろいろな資格を取ろう、と考えています。 B父親にきちんと説明しないで、何かを決めたいと思ってはいませんか? >ひとつは仕事のこと。説明しないでバイトを
決めてしまいました。 C父親はあなたのことを気にかけてくれますか? >はい、気にかけてくれています。 D最近、チャンスを逃してしまったと感じるようなことがありましたか? >チャンスは・・・わかりません。 Eあなたがいま一番大切にしている気持ちは何ですか? >癒してもらいたいのは元彼のこと。 F最近、面接のようなものを受けましたか? >はい。バイトの面接を受けました。でももと
もと面接がとても苦手で・・・。 G家族関係で気になっていることはありませんか? >保育園の頃までは、夫婦仲が良かったように
(というか、母が父を愛していたように)見え Hあなたが抱えている問題で避けて通ることのできない事柄は何ですか? >なんだろう?よくわかりません。 I「4」という数字について、あなたはどんな印象をもっていますか?
感じていることを話して下さい。 >四人だと麻雀ができる(しないけど)。こた
つを囲むのにちょうどいい数。 >では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、手術するのは・・・思い切って自分を変えたいとい
うこと。心臓は大切な人への思いを意味します。
→父親はあなたのことを気にかけてくれますが・・・どこかちぐはぐで す。あなたのことをよく知らないのですね。 母が離婚すると言っているのを・・・あなたは聞いている。それを伝え ないでいる。 家族のことに口出ししない・・・それがあなたの生き方。自分のバイト は・・・自分で決めた。 習い事も・・・父には話していない。父は・・・何も知らない。父とい う存在が・・・機能していない。 気にかけてくれ・・・怒りっぽいけど・・・ 頼れる感じだった父。それは・・・元彼のイメージにもつながるのでは? ちぐはぐで・・・ちょっとしたことで怒る・・・肝心なことは言わない でいる・・・それでいて「やさしい」・・・元彼。 大事なものを失いかけている・・・失ってしまっている・・・それ が・・・あなたの「心臓」のイメージ。 失ってしまうと・・・一人で生きていく「力 強さ」があなたには必要ですね。だから・・・手術をするのです。
→大人では「4パーセント」・・・子どもだったら「40パーセント」と 廊下で教えてくれた子どもはあなた自身です。 離婚したいと言い出す母親・・・あなたのことはよく知らない父親。 母の病気を気遣っている父親。その間にいて・・・あなたは・・・口出 しをしないでいる。 父といっしょに住んでいるあなたは・・・父の理解者の一人。安心させ たいと思っている。 いろいろと父に頼っていた・・・元彼にも 頼っていた。一人で・・・やり直すのは大変だと思っている。 自分を変えるのは・・・いまだと感じている。 それなのに・・・事態は進展しない。手術の準備が始まらないの は・・・そういう意味。 あなたが決心したことが・・・思うようにな らない。実現していかない・・・そこに不安がある。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
通院しているのですから・・・つねに不安に思っていたということです。 あなたの「心臓」は・・・大切な人への思いを表しているのでしょう。 父親を失うのではないかという不安・・・そして彼との別れによる「痛 手」・・・それを何とかしたいのです。 それが・・・「心臓の手術」で・・・改善されるかもしれない。そういう 思いも・・・あなたのどこかにある。 成功率はわずか。手術は相手にまかせるものですね。自分一人ではできな いものです。 自分の身体をだれかにゆだねることになりま す。自分の意志では決定できないということです。
自分では・・・どうすることもできない。そこに・・・無力感がありま す。 しかも・・・手術は始まらないような感じ。どうしようもなく不安 で・・・気持ちの置き場がないようです。 無力なのは・・・あなたが口出ししないからで すね。説明されるままに・・・聞いているからです。
子どものときのあなたの感覚の方が・・・ものごとの真実を見極めていま す。 はっきりと判断していますね。大人のあなたは・・・ショックを受けてい る。 自分を変えたいと思っているのに・・・具体的なことは・・・なかなか進 展しないでいる。
「4」は安定した状態をあらわします。充実感 を意味し、現実に根ざした生き方を表しています。 あなたとって「4」は・・・コタツを囲むのにちょうどいい感じ・・・割 り切れる数字・・・でも好きじゃないのですね。 5人から・・・ひとり失われると「4」人です。どの組み合わせの「4」 人なのでしょうか? そこに・・・あなたの思いが固着している。離 れることができないで・・・ずっと考えている。 この夢は・・・大切なものが失われるのではないかという不安が作り出し たものかもしれません。 by ふむふむ
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▼ ▼ 夢診断ありがとうございました。 本当に心臓に病気があってもう助からないんじゃ!? などと思っていました。 心臓は大切な人への気持ちや重大な決心なんですね。 そして手術、自分を変えたいんですね。 死体の夢にしても、そういう夢をたくさん見てるなと思いました。 確かに自分を変えたいと今強く思っているので。 ひとりで立てるようになりたい。 けれど急には思うようにならなくて、不安です。 元彼の存在がなくなることも不安だし。でも変わりたい。 そして言われてみれば確かに手術をただ待っている、 みたいな状況だと思いました。 例えば「手術したくない」って言えばいいのに、言わないし。 家族のことなど、口出ししないでただ待っているイメージなんでしょうね。 そして自分の中で父の存在が機能していないから 大切な手術のときも父はいない、って夢になっちゃったんでしょうね。 なんか、納得しました。 おもしろかったのは子ども。そっかー、と思いました。 なんで子どもなんて出てきたんだろ、と思っていたけど、 子どもの頃だったら家族のことも自分のこともなんとかなったけど、 今はやっぱりもう駄目だっていう不安な気持ちがあるんでしょうね。 不安がなくなって素敵な夢が見られるといいな、と思います。 ▼
▼ ▼ 【Reflection】 新奇の記憶はバイトの面接と母親の病気。 面接当日は落ちたと思い落ち込んでいた。 母が病気となり、父親が母を気遣っている。 関連する「弱いつながり」の記憶は 父の単身赴任にからみつく家族の実情。 4パーセント、40パーセント。 夢見者は父親と暮らしている。母は実家にもどり、祖父母と生活している。 夢見者が実家にもどれば、祖父母+母+夢見者で4人となる。 母が病気で気遣っているときは、父親が実家に出向く。祖父母+父母で4人となる。 母が入院すれば、心配する家族は祖父母+父+夢見者で4人となる。 おそらく、家族全員がそろうことは少ない。 それが「4」の意味かも? 夢の中では、夢見者が病院におり、祖父母と母が病院に来ている。父はいない。 やはり、夢見者+祖父母+母で4人となる。 父に会えないまま夢見者が死んでしまうと、残るのは祖父母と父母でやはり4人。 いつも誰かが欠けている。5人揃うことはむずかしい。 夢見者は「離婚」は仕方のないことだと受け止めているのかもしれません。 そのとき、夢見者は父、母のどちらについていくのでしょうか? そうですね。「4」ですから、母親の実家に行くのでしょう。祖父母と母と夢見者で4人。 「父が知らない」のはいろいろとある。 夢見者の「心臓」の手術はもちろんのこと。 夢見者が中学校のとき、夢見者が休みがちだったこと。 母親が「離婚」したがっていること。バイトの面接を受けたこと。 父に会えなくなることを、夢見者は悲しく思っています。 悲しいという感情には、喪失感、無力感、挫折感が含まれています。 他の感情に変質したり、転化したりするので注意しないといけません。 心臓の手術という一大事に「父的存在」がいません。 それって、現実ではどのような場面を示しているのでしょうか? バイトの面接ですね。 夢見者は働いたことがないまま、ずっと「無職」でしたから、初めての経験です。 努力とは無縁の生活をしていて、彼氏の部屋に入り浸りの状態から、 どうにか抜け出し、仕事というものについてもほとんどわからないまま、面接を受けました。 普通なら、父親にバイトのことを話せたらいいのですが、それができません。 浪人していますから、23才の7月は、本来なら就職して、3か月は過ぎているはず。 でも、就職しないで、元彼の部屋に出入りすることによって、 現実から逃げて、元彼との恋愛に居場所をみつけた夢見者だったのでしょう。 父親は当初、就職しなさいと言い、母親は「バイト」でよいと言う。 けれども、どちらも選ばなかった。 たぶん、小遣いは両方からもらっていた。 不仲の両親の間をとりもつような雰囲気で、行き交いながら、「隙間生活」をしていたのでしょう。 父と母と、元彼に「保護」されていたわけです。 ※保護 → 寄生 でも、「別れた」 となると、寄生を続けるには、父か母のどちらかを選ぶしかありません。 一大決心をしなければなりません。それが「心臓」の手術というイメージ。 面接は一大事であったはず。もちろん父親はそばにいない。 なぜなら、父は「バイト」はするなと言っており、 母は「バイト」でいいよと言っていたからですね。夢見者が母を選んだのですね。 説明は2回ありました。 最初が「会場」というのですから、大きなところ。次に手術を受ける病院での小さな説明。 最初の会場がいわゆる「バイトの面接」であり、 つぎの病院での小さな説明とは、バイト先、つまり現場での仕事の説明。 2回目の説明で手術の成功率は高いと聞いて希望をもった夢見者でしたが、 それは「子どもの場合」だよと言われショックを受けます。 「子どもの場合」とは、早い時期に手術していれば「成功」するという意味。 それは、通常の就職、大学在籍時に「内定」をもらうという意味の「早い時期」のことなのでしょう。 バイトを始めたとき、夢見者は「就職」していればよかったと思ったはず。それがショックの意味。 ※夢見者はここ数か月は躁鬱の状態にあったと振り返っています。 夢見者は、元彼と別れたことで、生きるために「努力」しなければならないことに気づき、 父との共同生活で「家事」もするようになり、バイトや習い事もはじめようとしています。 始めたばかりですが、バイトの仕事も想像より簡単であったことに「安堵」しています。 「一大事」だと思っていたことが、それほどでも無かった。 大したことなかった。なんだやればできるもんだ。 手術の準備がされる気配がないのは、そのような夢見者の気分を反映しているのだと思われます。 悲しみのあとに「安堵」がありますから、心の成長が感じられます。 ただ、「ショック」も受けていますから、元彼への喪失感が度を超えると心配な部分もあります。 |
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