ものすごく断片的なんですが、それでもいいのでしょうか....
私は7人家族なんですが、母は他界し、姉3人は結婚して、父と妹は同居、
そして私はひとり暮らしです。しかし夢には、母、父、姉（長女、次女）がでてきました。
同居という設定で。買っていた犬もでてきましたが、犬も既にこの世にはいません。

月1回ぐらいのペースで母、ペットの犬はでてきます。
場所はどうやら私が今 住んでいる家なんですが、
実際には家族全員が暮らすスペースはありません。
夢の中では現実にない部屋もありました。
確か実家と私の部屋がくっついたような間取りでした。

長女は布団をおもいっきりかぶって寝ていて、
犬が寝ている姉にじゃれていました。
次女はミシンでブラウスを縫っているのです。刺しゅうまでして。
それを見て「上手やね〜」と言う私。
洗濯が途中で姉に「干さなきゃ」と言っていました。
洗濯物を干さないといけないのは現実も同じで、
途中でめんどうになってそのままになっていました。
父はおにぎりを1つ作って、しかしそれは食べず、私が食べていました。
おにぎりを作ったあと父は、食べ物を買いに家を出ました。

その場面は、うろ覚えなんですが、冬だったような気がします。
父がハーフコートを着ていたような気がするので。
母は手紙を書いていたように思います。そばで私が見ていたような気がします。
覚えているのはそれだけです。


*何を知りたいのか...?　何か意味がある夢なのかと言う事、
あるとしたら特にどの場面なのかなぁと言うことが知りたいです。
*気になること.... 家族全員が出てきてない事と、
今回に限らずこの世にいない母やペットが出てくるのだろうかと言うのが気になります。

Ｑ　１　家族全員が出てきてない事と、なぜ、この世にいない母やペットが出てくるのだろうか・・・。

　

長女は・・・寝ていて・・・そばに犬がじゃれている。のんびりとして・・・のんきな雰囲気。

次女はミシンでブラウスを縫っている。刺繍までしていて・・・なんとなく余裕がある感じ。

　

あなたが感じていることは・・・洗濯が途中だから干さなきゃならないという「焦り」

姉に・・・それとなく頼みたいようだけど・・・寝ているから頼めないという「あきらめ」

次女は・・・刺繍をしているから・・・気がひけて・・・声をかけるのは場違いかもという「遠慮」

家族から感じてる感情は・・・すべて・・・あなたの現実につながっているのかもしれません。

つまり・・・「焦り」と「あきらめ」と・・・そして家族への「遠慮」が・・・この夢のテーマということ。

　

誰も・・・あなたの抱えている「やるべきことの処理」を手伝ってくれそうもありません。

すぐそばにいるのに・・・それぞれが思い思いに過ごしていて・・・あなたのことなど気にしていない。

唯一の例外が・・・父親。あなたのために「おにぎり」を用意してくれている。

　

おにぎりは・・・間に合わせの「食事」ですから・・・それだけでは・・・その場しのぎの対応。

父親が買い物に出かけたのは・・・あなたのため。あなたは・・・父親に助けてもらいたいということのよう。

そんな「あなた」を・・・母親が生きていたら・・・どう思うのでしょうか？　そのことが気がかり？

　

気がかりな気持ちが・・・母親に手紙を書かせるという展開につながります。

もちろん・・・手紙は・・・あなたに宛てたもの。

生きていたら・・・どんな言葉をかけてくれるのだろうかと・・・思いを馳せている夢のようです。

登場してこない他の家族は・・・あなたにとって・・・どことなく引け目を感じさせる部分があるのでしょう？

いま現在の「あなた」の・・・つらい現実を・・・知られたくない相手なのかもしれません？

　

いずれにしても・・・あなたは追い詰められている。だれかに助けてもらいたいという気持ちでいっぱいのよう。　

頼りたいけど・・・それぞれに事情があり・・・不安がふくらむばかりの「あなた」なのかもしれません。

　
　こんにちは。うららです。ここから担当します。

�@あなたが一人暮しをするようになったのは・・・どんな気持ちからですか？
そのことについて・・・家族はどう思っていたのでしょうか？

＞以前は姉と（次女）住んでいて、姉が結婚したため、ひとり暮らしになったのです。
だから、「家出してやる！」....のようなケースではないのです。
家族がどう思っていたかを強いて言うなら、“実家に戻ってくる”と思っていたのではないでしょうか?

�Aこの夢のほかにも・・・母や犬が出てくる夢を見ていますね。
いちばん印象に残っている夢を思い出して下さい。どんな夢でしたか？

＞特に母親の方は覚えていないのですが.....
どんな夢も起きた途端、消えてしまいますので(+_+；)......
かなり昔の夢で、ほんの1場面なんですが、記憶にあるのが、
母がグラスに水を持って立っている....と言う光景です。
実家のトイレの前に立っていたような気がします。
あとはだた、なんとなく家族の“わ”にいると言うような現れ方です。
ペットの方は、“今日まさに命が消える....”という夢で、時間帯は朝だったんじゃないでしょうか....
父が、「一番好きな場所へ動かしてやろう....」と言っていました。
私と妹はペットを囲むように位置し、特に何も言っていませんでした。
犬(小型犬）の毛並みは全体的に黒色と茶色(ミニチュアダックスフンドなんかによくいる）
なんですが、金色のような毛並みになっていました。
それに対し私たちは驚くわけでなく....でした。
断片的ですが、そのあと犬であるはずなのに猫に変わっていました。

�B犬はだれが世話をしていたのですか？　
反対に・・・犬は誰にいちばんなついているようでしたか？
あなたは・・・その犬のことをどう思っていましたか？

＞一番世話をしていたのは、私と一緒に住んでいた姉です。
実家を離れてからも、朝早く起き、実家に行って、散歩に連れて行ってから出勤していましたから。
病気の世話、お葬式、お墓参り、姉が全て1番に動いていました。
....なので、一番なついていたのは当然、姉です。
私は幼い頃から、動物が怖かったんですが、そのペットのおかげで、動物が怖くなくなりました。
うちの犬は、家族中が仕事や学校で全員留守になり、（母はペットを飼ってから1年後ぐらいに....）
長くひとりでいることが多いので、学生の頃、夏休み中は毎日散歩に連れて行ってあげました。
生きてるときも、亡くなってからも、私は「こんな家に連れてきて、ごめんね....」と思っていました。

�C次女がミシンでブラウスを縫っていますが・・・
だれのブラウスだと思いますか？　そう思うのはどうしてですか？

＞......誰の......姉本人の物では......?　夢の中で“誰のため”とも言ってなかったし、
まだ製作途中なのに刺しゅうをし、（小さい黄色のバラ。3つがひとかたまり）
私は“効率悪いなぁ....”と思いながらみていました。
一生懸命刺しゅうしている姿が“私の物！”と言うふうに見えたのかも知れません。
刺しゅうのバラは、母が持っていた、裁縫の本に載っていた物の一種です。
母は若い頃、洋裁の学校に通っていて、私たちは母が裁縫をする姿を見て育ちました。

�D洗濯物を「干さなきゃ」とあなたは姉に話していますね。
もし、きちんと頼んだら・・・してくれそうだと思いますか？
姉の性格で好きなところと・・・そうでないところを教えて下さい。

＞夢の中の私は“頼む”と言う意識は持っていませんでしたので.....
頼んでいたとしたら.....?　夢の中の姉は洗濯物は干さなかったんじゃないでしょうか?
姉の性格で好きなところ.....うまく答えることができませんが、
やさしく人の話を聞くことができる....と言うところではないでしょうか。
嫌いなところは....これも難しいですが、時々メールの返事が遅い事でしょうか?
グチを聞いて欲しくてメールを送ったのですが、
グチった事すら忘れた頃にお説教っぽいメールだったので、私はイライラしました。

�E三女が出てきませんね。妹もです。
５人姉妹だと父や母のどちらかに似ているものですが・・・
母親に性格的に似ているのは・・・5人の中で誰と誰ですか？
あなたをかわいがってくれたのは・・・父？　母？　どちらなのでしょう？
あなたが・・・好きになれない姉妹はだれですか？

＞母に性格が似ている.....父と母の性格をそれぞれが
いろんなバランスで持っていると思いますから.....
姉3人ともかも知れません。よくわかりませんが.....
私をかわいがってくれたのは、と言うより生きている間、母はみんなに、だったと思います。
どちらかというと母なのかも知れませんが、
父親の愛情はわかりにくく、記憶に残りにくいものなのかも知れません。
好きになれない姉妹.....いつも、“こいつは...”と言うわけではありませんし。
私についてないことが多いので、深く心配してくれますし....昔、よく3女とけんかした時期があります。
そして、妹は姉妹の中でも優れているので、私は妬んでる面が少しあるかも知れません。
しかし、ここぞと言うときは、妹が1番もっともな判断をしますね。
.....姉妹も父も亡くなった母も好きです。(ペットも好きです）
質問にはマジメに考えて答えましたが、
嫌いなとこを答えなければいけなかったので、なんとなく罪悪感を感じました。

�F母が手紙を書いていますね。あなたは・・・それを見ています。
誰に宛てた手紙だと思いますか？　どんなことが書いてあるのでしょうか？
あなたなりに・・・想像してください。

＞母自身が自分へ.....日記のように、または日記を書いている。
それは、想像でいいんですよね?
夢の中の母は、厳しい表情ではなく、どちらかと言えば穏やかな顔だったと思いますので、
“今日は…明日は…”とたのしい事を書いていたのでは?

�G父とあなたの関係は・・・どんな感じ。
最近のことを・・・亡くなった母に伝えるつもりで話して下さい。

＞趣味を持って欲しいので、時々一緒に出かけています。
クビになって実家にすぐ電話したら、父がでて.....父のあんなにやさしい声を聞いたのは初めてだった。

�H無職になったのは・・・この夢を見る前ですか？
無職になったのは・・・どんな理由があるのですか？
差し支えのない範囲で教えて下さい。

＞無職になってからです。再々再々…就職が決まって17日目。
戦力外....と言う理由でクビです。納得できません。

�I無職になったことを・・・家族に知らせていますか？
知らせたのなら・・・いちばん最初に誰に伝えましたか？
相手は・・・あなたのことをどう思っているようでしたか？

＞もちろん、すぐに報告しました。
23時近かったので、てっきり妹が帰っていると思ってたんですが、
まだ帰宅してませんでした。そして父に報告です。
父には申し訳ない気がしますが、「電話する！」と思ったときは真っ先に妹だと思いました。
でも、父が1番でよかったと思っています。

＞なんだか素性が全部バレてしまってるようで、少し怖かったです(+n+；)
でも、ありがとうございました。
仕事をクビになったことが悔しくてたまらず、直後は、自殺が頭の中をよぎりました。
知人や姉妹への報告も、死にたい“気分”と書きました。
3女の姉には“死にたい気分”とは書かず“世の中うまくいかないね”と書きました。
きっと3女の姉は、もう自殺したかのような反応をしてしまいそうだと想像したからです。
当夜、死にたいと言う気持ちになったのは、ほんと。でも、怖くてできません。
しかし、自分が消えたような気分にはなりました。
次女と妹のメールに(長女は、遠方に住んでいるので、あまり顔を合わす機会もなく）
“死にたい気分”と書きましたが、ひょっとしたら.....と思ったのは妹のようです。
以前、私がうつ病の時も、私は死にたいと言っており、妹が真っ先に病院へ連れて行ってくれましたから。

＞恨み…のような気持ちは100％消えたとは言えませんが、以前のリズムを取り戻したい気持ちです。
うまくいかない事が多いので、なんとなくですが“私は長生きできない”と思いましたけど。
やはり、このまま死ぬのはいやですね。いい出来事が起きてくれないかと祈る気持ちです（＾＿＾）

　＞では、診断しますね。

夢診断のポイントは、ペットが出てくるのは・・・家族がたくさんいても・・・誰も親身になってくれないという思いがあるから。
亡くなっている母親の登場は・・・困難な状況にある「あなた」に・・・何らかの警告をしてくれる存在ということのよう。


　　ペットの方は、“今日まさに命が消える....”という夢で・・・。（夢をみるようになったのは）無職になってから。

→ペットに対する思いは・・・「こんな家に連れてきてごめんね」というもの。

　もっといい条件のところがあったのに・・・こうなってしまったのは仕方がない・・・運が悪いというイメージ。

　あなたが「無職」になったのも・・・同じ気分。やっと就職できたのに・・・戦力外と言われ・・・命が消える思い。

　こうなるはずじゃなかったと・・・予想外のことに・・・ひとり混乱しているということ。

　　母自身が自分へ.....日記のように、または日記を書いている。

→自分自身を振り返るとき・・・その手がかりがほしくなるものです。それが・・・母の記憶かも。

　これまで生きてきたことの証を・・・どこに求めたらいいのかと「不安」になったとき・・・

　あなたは誰に頼ってきたのでしょうか？　あるいは・・・誰に頼りたいのでしょうか？　

　困難な状況にあって・・・逃げ出したくなっているあなただということかもしれません。

Ｑ　２　　　どう受け止めればいいの？　どうすればいいの？

　

一人暮しのあなたの部屋が・・・実家とつながっているような間取り。

そんな具合に・・・そばに誰かがいてくれたら・・・少しは気分も楽になるのかも？

　

でも・・・実際は・・・話を聞いてくれても・・・

それから先は・・・結局のところ・・・あなたの「人生」・・・　

それぞれに・・・それぞれの「生活」があって・・・「あなた」にばかり構っていられない。

あなたの滅入った気分を紛らわすために・・・わざわざやって来て・・・時間をさいてくれるわけじゃない。

ペットの犬が出てきたのは・・・そういうわけかもしれません。構ってもらえない「存在」ということ。

　

あなたは・・・当たり前のように・・・父親からおにぎりを受け取り・・・食べている。

父親の支援は一時しのぎだから・・・いまの生活が根本的に変わるわけじゃない。

もっと・・・別なものが必要ということかもしれません。

父親が買い物に行ったのは・・・どうにかしてほしいと頼んだからでしょう・・・。

三女が出てこないのは・・・そんな「あなた」であることを知られたくないから。

能力的な面での劣等感を味わい・・・居場所がないような思いに支配されていて・・・死にたい気分だから。

　

さて・・・父親はハーフコートを着ています。コートは・・・寒さから身を守るためのもの。

でも・・・ハーフコートですから・・・半分ということ。あなたのために・・・半分は使われたのかも？

父親に負担をかけたことを気遣いながらも・・・それでいて・・・いつまでも甘えている「あなた」

いまのままでは・・・よい変化がありそうにありません。そのことを母は手紙で伝えようとしているのでしょう。

手紙を書いているのを・・・そばで見ているのは・・・そういうイメージ。何か言われそうで気になっているということ。

2002/09/06