レーシック手術 |
と言うわけで、漫画では眼鏡かけてないけど、実は30年ぐらい眼鏡なしでは暮らせない生活をしてきた私ですが、この度、レーシックの施術を受けて、脱・メガネ生活に移行することを決意いたしました。 きっかけは3つで、 1.上記のように知り合いが実際に体験していて、いろいろと話を聞けたこと。 2.少し前までは50万だとか100万だとかとんでもない費用がかかっていた(あるいはかかるもんだ)と思ってたんだけど、聞いてみると意外に安くて、なんだかんだで年間1万とか2万とか眼鏡やその周辺に使っている現状から鑑みれば、決して払えない額ではないと思ったこと。 3.そして、割引券が手に入ったこと(笑) この3つが大きな要因でした。 レーシックというものに関しては、それぞれいろいろと調べてもらえれば良いと思いますが、保険が効かない高額治療であること、そしてまだ新しい技術なので、今は良くても10年20年先にどうなってるか、誰にもわからない事などがデメリットにあげられるでしょうか。まあはっきり言って高額のお金を出して人柱になるわけで、誰にでも無条件で進められる治療法ではないとは思います。けれどそれにも増して、朝から晩まで眼鏡な生活とおさらば出来る魅力が、あまりにも私を引きつけてやまないのですよ。 そんなわけで、レーシックの手術をうけてみようかと思います。 たぶん色々、面白いことが体験出来ると思うので、経過は追って、順次漫画にしていこうかと思います。(#いつになるか分かりませんので、気長に・・) |
最初の適正検査は無料らしいで、とりあえず検査だけでも受けてみようかと。 検査の結果、手術に適さないと言われる場合もあるらしいので、その時はその時であきらめる理由になりますし・・(後ろ向き)。 と言うわけで、検査の予約取りました。 今度行ってきます。 |
レーシックの術前検査は、たっぷり3時間ぐらいかけて、視力や、角膜の厚さ、表面の屈折などなどを色々と検査してくれました。でもすごく長かったです・・。正直疲れた。 んでずらりと並んだ数々の検査機器を、順番にハシゴしながら検査してもらったわけですが、どうも私は人より目が小さいらしく、検査機器を移るたびにそこの看護士さんから「目を開けてくれ、もっと目を開けてくれ」と連呼され続けてました。 『いや、これでもめいっぱい開けてるんだけど・・・』 あげの果てに、気がつけば後ろに2人がかりでまぶたを引っ張ってくれる係の看護士さんが、ずっと付きっきりについてくる始末で・・・。んー自覚してなかったけど、そんなに私の目って小さいのかなぁ。ちょっと軽く凹みましたよ。 ともあれ、この長い検査の結果、手術は問題なく受けれるそうです。 なので、いよいよ本当に手術を受ける事になりそうです。予約も問題なく取れたので、手術の日も確定しました。もう逃げられません。目の手術と言うことで、正直まだちょっと怖いんだけど、さて、どうなる事やら・・。、 |
そんなわけで おかげさまで無事に手術は成功しました。術後一週間の検眼で、両目とも2.0弱の視力があるとのこと。どちらかと言えば見えすぎて、部屋の隅のゴミとか、あまり見なくても良いものが気になって困るぐらいの生活です(おかげで部屋の掃除とか頻繁にするようになった・・(笑))。 手術そのもののレポートはだいたい描いてきた通りなのですが、実際の手術時間は、2台の機械×両目×各20秒づつぐらいで、機械間の移動の時間を含めても5分とかかりません。目の手術だけに、手術中にメスやらなんやらが迫ってくるのが見えたら嫌だなぁと思っていたんだけど、実際には麻酔の目薬をさしたりなんだかんだで、ほとんど焦点が合わない状態になってるので、あまり気にはならず、真っ最中には緑や赤や白い光がチラチラと目の前を乱舞してるのがぼんやりと見えるぐらいでした。それよりも目蓋を上下に引っ張り開けられてまばたき出来ない様に固定されるのが辛かったかな。でもまあそれとて、わずか数十秒の時間だけなのですけど。 手術後30分ぐらい安静に休んだ後、特に問題なければそのまま帰る事が出来るのですが、この時点でもうかなり目が見えるようになってます。車の運転とかは無理なものの、歩いて帰る分には何ら問題ないぐらい。 で、そんな時にやっぱりやってみたくなるのが、今までかけてた自分のメガネがどんな風に見えるのか、と言うことだと思うのですが、おそらくレーシックの手術を受けた人の100人が100人ともやってみてると思うなぁ。私ももちろんやってみたんだけど、当然ながら全然合わないんだよね。今まで命の次ぐらいに大事だったマイメガネが、一瞬で無用の長物になってしまう感覚。すごい不思議でした。 手術当日は視界に薄ぼんやりと斜がかかっていたり、夜ぐらいまで目がコロコロして疲れた感じになったりしたけど、これらの違和感も処方された目薬を頻繁に差すことで問題なく乗り切れると思います。翌朝にはすっかりマシになってましたし、3日もすればもう普通となんら変わらない状態で生活出来るようになります。 そんなわけで、5回も続いたレーシックマンガ。総評としては、受けて大満足の手術でした。こんな簡単に、今まで長年のコンプレックスだった視力が回復するなんて、医術の進歩はすごいと思います。手術料がそれでもまだまだ高いけど、その問題はクリアー出来てて、なおかつ受けようかどうしようか迷ってる人は、思い切って受けた方が良いとお勧めしておきます。 冗談抜きで、人生と目の前が明るくクリアーに開けますから。 (うむ。上手いこと言った>私) |