近況報告!

11/26

 「ハリーポッターと秘密の部屋」を観てきました.

 つーか,上の公式ページ,JavaがOnになってないと全く見れないのはどうかと思うのはさておき,秘密の部屋です.正直な感想は「あぁ,確かこんな話だったなぁ」.前作「賢者の石」は原作を読んでから割とすぐ見たので説明不足だなーと思ったんですが,今回の「秘密の部屋」は原作を読んでからだいぶ時間が経っていてストーリーそのものを忘れていたので,ある意味新鮮味がありました.

 また,前評判で話題になっていた『主人公の声変わり』のことですが,CM等で観る限り,「大丈夫なのかぁ,あんなに声変わっちゃって」という感想を持ってました.そして,映画館で見かけたパンフレットには,イヤに大人びたハリーが……….正直言って,ストーリーの面白さとは別の部分で集客率が下がるのでは? 「賢者の石」の頃の”頼りなげな男の子”っていう設定のハリーはどこに行ってしまったんだ? と思ってましたが,映画を観る限りそんな心配どこへやら,です.巨大な敵を前にして勝てなそうだとわかった時,「戦術的撤退ーッ!」と言いつつダッシュで逃げるハリーは変わってませんでした(観るところが違う).

 ストーリーも,そして随所に見えるシーン一つ一つも結構面白かったと思います.なんせ,前日2時間しか寝てない人(=オレ)が見ても上映時間中に寝ることがなかったんですから.

 2時間しか寝てない理由はもちろんFFオンライン.だんだんダメ人間になっていくなぁ…(;´Д`).

 

・荒野に倒れる

 そんなわけで,先週から始めたFFオンライン.この前始めてパーティを組みました.実は正直言って,通りすがりの人に助けてもらったりとか,平地で一人しゃがんでHP・MPを回復していると通りすがりの人がケアルをかけてくれたりとか,そしてそれに「ありがとうございます!」とお礼を言うと「いーえー」というのが帰ってきたりとか,そういうのでもいいかなぁと思ってみたりもしてました.つまり,パーティを組まなくてもそこそこ面白いなぁと.

 でも,選択したジョブが悪かったようです.黒魔道士っていうのは間接攻撃主体のジョブで,戦士・モンクのようにレベルが上がっていくにつれガンガン先に進めるというジョブではなかったらしいです.というか,間接攻撃でも先に進めると思ったらこれが結構キツイ.覚えられる呪文は増えるものの,敵から食らうダメージ量はやっぱり多いのです.

 いつものように,平地でレベル上げをしていた時です.普段はキノコやハチを相手にしていたわけなんですが,レベルが上がってくるにつれ,もらえる経験値も少なくなってきました(そういうシステムらしい).そんなわけで,より強い敵を探して平地の奥の方へと進みました.

 奥の方にいたのは,ウサギさんと鳥さんとイモムシ.特にイモムシはタルタル族である自分の2〜3倍の大きさ….そんなわけで,ウサギさんと鳥さんを中心に戦ってました.ウサギさんの方がなんとなく攻撃が緩やかなので彼らを選んで倒し,危なげなく経験値を稼いでいました.

 たぶん,そこで油断があったのでしょう.ついつい,平地のさらに奥の方まで行ってしまいました.そこで,同じように狩りをしていると……

 ガスッ!

 いきなり殴られました.ええっ? と思って振り返る(カメラアングルを後ろに向ける)と,そこにはカラス人間が僕を見下ろして立ってました.そして腕を振り上げて,もう一発ガスッ.この時点で結構体力が減りました.ヤバイ,と思ってすぐさま呪文を唱える.「ストーン!」地面からの石つぶてでカラス人間にダメージが………あんまり効いてない? こりゃ本格的にヤベェ! 逃げだ! と背を向けて走り出す.そこに背後から容赦ない一撃.ガスッ.救援要請を……と思ってコマンドを探す.これだ! と思って押そうと思った瞬間,目の前が真っ暗に

 あれ? オレ,倒れてんのか?

 見ると,ログウインドウには僕が倒れたとかいうメッセージ.そして,体力ケージはゼロ.BGMは「ガーン」とかいう音楽.カーソルは「ホームポイントに戻る」という項目を哀しく指してました…….そうか,オレ,死んだのか….まだ来てはいけないところに足を踏み入れたんだな…….仕方なく,ホームポイントに戻ってやり直そうと思いました.FFオンラインは,一度死ぬと経験値が一割ほどなくなった状態で,ホームポイントから再出発らしい.あーあ,ここ何時間かの苦労が水の泡だなぁ…と思って諦めようかと思ったとき……

 倒れている僕の体を,白い光が包み始めました.

 こっ,これはもしや……と思っているうちに白い光がだんだん強くなり,ぱぁっと弾けました.次の瞬間,「ホームポイントに戻る」というカーソルが「蘇生をうける」に変わってました.この魔法,FFシリーズをやっている人ならわかると思いますけど「レイズ」という戦闘不能になった人を生き返らせる高位の白魔法です.具体的にいうとLv25からしか使えない魔法です(ちなみに僕はこのときLv4).なんでそんな人がこの辺を歩いているのかはさておき,またしても助けてもらったらしいです,僕.

 「ありがとうございました! 本当に助かります!」
 「がんばってねぇ〜」
 「いきなり襲われてパニクってました…」
 「ヤグは襲ってくるから気をつけてね」
 「はい!」

 そして,じゃーねーといいつつ,その方は去っていきました.ああー!ありがたやー!ありがたやー!そんな感謝の念をこめてのチャット.というか,もっとこう,感謝の念をこめたかったのですが,非常にあっさりって感じでちょっと戸惑いました.今思えば,この高位の白魔法使いの方はもっと激しい戦闘を経験しているんだろうなぁとか思ってみたり.吉野家のコピペ風に言うなら「戦闘ってのはなぁ,もっと殺伐としているべきなんだよ.相対した敵にいつパーティが全滅させられてもおかしくない,倒すか倒されるか,そんな雰囲気がいいんじゃねーか」ということを暗に含んでいる会話だったと思います(深読みしすぎ).

 ****

 そんなわけで,これ以上先に進むにはパーティを組むことは必要不可欠,と思ったわけです.……って,前置きが長すぎて本編書くスペースが….

 えーと,次回書きます(^^;.すいませんすいません.

 おまけ.上記のヤグ(正式にはヤグードというモンスターらしい)と戦う前に撮った,湖の写真です.

 この写真を撮るためにオレは命を掛けたのか….つーか,この魚,シーラカンス?

 


 #FFやっている人しか分からない内容になってきたなぁ….

 #吉野家コピペで思い出したけど,アレって亜種が一杯ありますねー.さすが2ch.個人的にはガンダムverがお気に入り.『我々は近所の吉野家へ行った。しかし、これは敗北を意味するのか?否!150円引きなのだ! 』『国民よ食え!悲しみをねぎだくに変えて、食えよ!国民よ!』 ジークジオン.

 #密かに応援していた椎名高志氏の「一番湯のカナタ」ですけど,打ち切りだそうです.つーか,作者が自分のホームページで「打ち切り」って書いていいものなのだろうか(涙).そうえいば,パトレイバーで有名なゆうきまさみ氏も自分のHPで予定より早い連載終了とか書いているし.漫画の世界も大変だなぁとか思いました.

 

 


11/18

 予告どおり,FF11です.

 ついに買ってしまいました.最近,なんだかゲームばっかり買っているような気がしないでもないです.まぁ,たまたま買う時期が重なった,というべきなんでしょうかねー.新PCは半ばFFのために作った(でも,いまやメインマシンになりつつある.新マシンがもうちょっと静かなら,確実に旧PCは無用の長物になっていたところだ…)し,これはこれで予定内なんですが,逆転裁判1および2は予想できなかった.そして,逆転裁判2も終わらないままFF11買いました.最近たるんでるなぁ,と自分でも思います.

 で,FF11をプレイし始めた結果,さらにたるんできました(笑).

 このゲーム,実は時間が全然取れなくてあんまりやってないんですけど(実は,後から買った友人にもうレベル抜かれた…),感想は「ヤバイくらいにオモシロい」.未だ本格的なパーティを組んだ戦闘は経験してないんですけど,それでも,レベル上げとか戦闘とか,何より広すぎるマップと世界観に圧倒されまくりです.ネットワークゲームは別の世界に行くようなものだ,とは良く言いますけどまさにそんな感じです.日本に居ながら外国に行くとか,全然知り合いも居ない県に転校して行くとか,始めて大学で一人暮らしを始めた頃とか,そんな感覚が蘇ります.

 転校/入学/外国に行ったりしたとき,最初に覚えるのがその土地のルールです.FF11にも買ったパッケージ(CDROM4枚組み)に説明書が付いてきます.これが全250ページくらいの分厚い本だったりします.当然,読む気がしないので,とりあえずCDROMを入れてインストール開始.途中,ぱらぱらと説明書を読むけど,インストーラを見ていけば大体無事インストールできます.インストールが終わった後,早速プレイオンラインにログイン.そして,コンテンツID取得(1280円/月.ちと高いような気がするけど,FF11をやるためなら仕方が無い).そして,そのIDでログイン.

 すると,聞き覚えのある音楽が流れてきた.シリーズを通して変わることのない,ファイナルファンタジーのオープニングテーマだ.

 武者震いみたいなものを感じながら,早速プレイ.キャラクター作成画面に入った.キャラクターはFFオンラインにおける自分の分身だから,慎重に選ばないといけない………って,タルタル族が! ちっこいのが! こっ,こいつにしようか……いや,ダメだ,やっぱり基本はヒューム(人間)だろう,そっちの方が感情移入しやすいし.あぁっ,でもタルタル族が…….ちっこいのがちょこまかと歩き回ったりとか,オロオロしたりとか,危ないところを助けてもらったりとか見てみたいしなぁ.

 結局,タルタル族にしました(^^;.

 で,顔を選んで髪の色を選んで,ジョブ選択画面.

 ファイナルファンタジーには,シリーズを通して「ジョブ」という概念があります.簡単にいえば,そのキャラクターの戦闘スタイルです.初期状態では「戦士」「モンク」「白魔道士」「黒魔道士」「赤魔道士」「シーフ」が選べるらしい.文字通り,「戦士」「モンク」「シーフ」とかが直接攻撃で戦う,「魔道士」系が魔法を使って戦う,ということになります.で,タルタル族は魔法を使うほうが得意らしい(まぁ,外見から納得…).そんなわけで,初期のジョブは『黒魔道士』にしました.

 そして,ログイン.冒険の始まりです.

 

 

・ヴァナ・ディールへ

 最初に簡単なオープニング(といってもクオリティはかなり高いけど…)があって,その後すぐにゲームが始まった.突然目の前に世界が開けました.目の前では,ノンプレイヤーキャラクター(プレイヤー以外の,その世界の住人.以下NPCと略)のタルタルがなにやら話し込んでいる.そして,後ろから高い身分そうなミスラ(簡単にいうと猫人間族です.さらにいうなら女性しか出てこないので猫娘族か)が歩いてきた.そして,この町についていろいろ説明された.始めは説明されても何がなにやら…….

 これらはすべて,オートイベントで進んで,偉そうなミスラとの会話が終わると動けるようになりました.FF11の世界の第一歩です.FF11は世界全体を『ヴァナ・ディール』と呼ぶらしい.僕の,タルタル族としてのヴァナ・ディールの第一歩が始まったわけです.

 ……

 って,何をして良いのか分からない!

 道行く人はなんかみんな全力疾走で走っていてとても話し掛けられるような状態じゃないし,さらにいえば,突然話し掛けるのもどうかと思うし.とりあえず,そこいらにいるNPCに話し掛けて町を巡る.最初は何がなんだかわからなかった街が,マップだけでもわかりかけてきました.

 この街は,どうも森と水の街らしい.どこに行っても,水があり,そして木々が生い茂ってました.そして,街の中心には大木らしき物が立っていたり.周りの人も閑散としていてとても静かな街,のんびりと時間が過ぎる街,という印象でした.

 そして,大体街の形が掴みかけてきた頃,町の外に行ってみたくなりました.とりあえず,町を降り立ったばかりだしLV1だし,戦闘をして経験値を積もうかと.

 そんなわけで,町の外に出てみました.

 そういえば,このゲームはスクリーンショットを保存できるみたいです.町の外に出た記念,ということでマニュアルを見ながらスクリーンショットの準備.そしてパシャリと一枚.

 

 

 気付いた方も多いと思いますけど,名前はハンドルネーム使ってます(^^;.特に深い意味はなかったのですが.なんとなく,適当な文字列も浮かばなかったので.今思うと,もっとシャレの効いた名前にしておけばよかったなぁと思ってみたり.

 町の外に出ると,人もまばら.ポツリポツリと,他のプレイヤーが戦っているという感じ(おそらく,オレと同じくらいのレベルなのだろう…).よし,それじゃぁ俺も戦うか.フィールドに見えるのは「ハチ」と「キノコ」.ブンブン飛んでいたり,ちょこまかと動き回ったりしている.とりあえず,ハチと戦ってみようと思う.

 戦い方は…マニュアルを見ると,「ターゲットを敵に合わせて攻撃をする」とある.よく意味はわからないけど書いてあるとおりにやってみる.出来た.戦闘モードに入った.最初の街の周辺に居る敵だから,すんなり倒せるだろう,とタカをくくっていた.

 甘かった.自分が直接攻撃を主としない黒魔道士ということを忘れてました.

 戦闘のログを示すウインドウには以下の文字が.
 ハチの攻撃,僕にダメージ2.
 僕の攻撃,ハチにダメージ1.

 負けてんじゃん.オイオイと思いつつも,もしかしたら勝てるんじゃないかと思いしばらく見ているとやっぱりダメそう.そうこうしているうちに,体力(HP)が残り1桁に! やべぇー!とりあえず,戦闘解除というのを選んで逃げる! でも,なんだかハチはまだご立腹の様子で追ってくる! やべぇ,いきなりの戦闘で死ぬのか俺は! とりあえず,町の入り口に行けば何とかなるだろうと直感的に判断して逃げる.それでもハチの攻撃は続く.逃げる途中,戦闘解除のところで方向キーを押したら,「戦闘解除」が「救援要請」に変わった! これだ! プッシュ!

 誰も来ない…

 そう,ここは閑散としたフィールドだった.周りにほとんど人は居ない.頼れるのは自分の逃げ足だけかもしれない.街のところまでもうすぐだった.行けるか?

 残りのHPが3になった.それでも逃げる.

 ハチから容赦ない攻撃が来た.2ポイントのダメージ.残りHPは1になった.

 ダメかもしれない.そう思った瞬間……

 

 カチャリ,と剣を抜く音がした.

 ハチの攻撃が止んだ.え? と思いカメラを回してみる.

 すると,そこには同じタルタル族の戦士がハチにダッシュして攻撃を加える瞬間があった.

 僕は夢中で街の中まで逃げ帰った.画面がブラックアウトして町の風景になる.助かった…….安堵で,しばらくそこにたたずむ.誰かが,見ず知らずの誰かが,僕の救援要請を聞いて駆けつけてきてくれたみたいだ.御礼を言いたい気分だけど,夢中で走ってきたので名前も認識してない.確か,頭文字がMの人だった気がする.

 しばらく同じ場所でたたずんでいると,外から街の中に入ってきた人がいた.名前の頭文字は「M」だった.そして,その名前もちょっと見覚えがあった.もしかしてこの人かもしれない.マニュアルを見ながら,tellというコマンドを使ってその人に話し掛けてみた.

 「もしかして先ほど助けていただいた方ですか? ありがとうございました!」

 すると,返事はすぐに来た.

 「いえいえ,こちらこそ助けるのが遅くなってすいませんでした(^^;」

 やっぱりこの人だったらしい.これがオンラインゲームか! すげぇ! 僕もお茶の間,たぶん見ず知らずのMさんも何処か別の場所のお茶の間に居るのに,助けたり助けられたりですよ! いきなりFFシリーズのオープニングみたいな展開が,偶然あるなんて.僕が助けを求めなかったらこのシーンはなかったわけだし,近くにMさんが居なかったら僕はそのまま死んでいたでしょう.しかも,助けてくれたキャラクターはいつものゲームみたいにNPCではなく,何処か別の場所でそのキャラを操っているプレイヤーなのです.たぶん,かなりの確率の偶然なのですが,正直驚きました.

 ****

 こんな偶然はあんまりないのではとおもいました,同時に,ネットワークゲームはプレイヤーとプレイヤーのコミュニケーションで成り立っている場所なので,必ずしも楽しい思いばかりはないとも思います.でも,現時点ではかなりおもしろそうですこのゲーム.今までにあった,「ゲームだか映画だか分からないような直線的ストーリーのゲーム」とは明らかに違うなぁという印象です.

 でも,残念ながらこのゲームにも短所もあります.それは「やたら時間がかかる」っていうこと.終わりの時間が決まっていてプレイしたりとか(例えば,午後6時から飲み会があるから,ちょっと2時間くらいプレイしよう,とか)はなんとなく出来なさそう,という気がしました.以前までのゲームだったら,適当なところでセーブすれば良かったんですけどね.

 そういうわけで,「プレイする時間は,この後予定が無い時間に限られる」→「大体寝る前にプレイする」→「寝るのが遅くなる」→「朝が起きれなくなる」という感じでハマってしまうと大変なことになります.十分注意してプレイしようと思いました.本当ならここで「連続85時間プレイまでは先が長い! がんばらねば!」といったことを書いてオチとでもしたいんですけど,なんだかそういうことを書くとシャレにならない気がするので止めておきます.

 ****

 当面は今はネットワークを生かしたコミュニケーションというより,レベル上げと世界に慣れるのが最優先です.レベル上げが以外に面白いんですよ.……っていうことを友人に言ったら「ネットワークゲームの意味無いじゃん」と返されました(笑).まぁ,ぼちぼちやっていきます.やっと,魔法の使い方を覚えたし(「ストーン」という初期装備.唱えると地面から石が飛び出してくる,とても地味な魔法(^^;).

 で,オマケ.レベル上げをしていたらあたりが夜になりました.見上げると,星空でした.そこで思わず写真(スクリーンショット)をとってみました.

 

 

 ヴァナ・ディールの旅は始まったばかりです.

 


 

 なんか,次回も続かないといけないような終わり方になってしまった….

 そして,だんだん現実の世界に影響が出て来るんだよなぁ.いいなぁFFの世界はジョブチェンジが簡単に出来て.なんだかもーヤバイんだよなぁ.この前も仲がいい主任(30歳後半)が「この前求人雑誌見てたらさぁ,オレ,ガソリンスタンドでも働けないんだよ,年齢制限引っかかっちゃって」とか言ってました.その時は笑えましたけど,冷静に考えると本気でヤバイんですよね.その人,小さなお子さんも居るし.

 はぁー,と微妙に鬱になりながら今回はこれにて.

 

 


11/11

 歯医者に行ってきました.

 突然歯が痛くなったのですよ.勤務中に.もう,その日は考え事をするたびに歯がズキズキ,それに伴い頭もズキズキって感じで仕事になりませんでした.歯が痛くなって頭が痛くなって,やる気の無い仕事っぷりにさらに拍車が掛かりましたよホントに.考える仕事ができないというかやる気も無いっていうか.頭がズキズキする中,ただ黙々と仕事をこなすだけでした.

 あぁ,「やる気が無くてただ黙々と仕事をする」っていうのはいつものことか.

 ……まぁそれはさておき,そんなんじゃ仕事の効率も上がらないってことで,その日は仕事を早めに切り上げて歯医者に行ってきました.ええ,もちろん定時上がりです.先週のアリバイは完全に崩れたわけですな.

 つーか,久しぶりの定時上がりでかなり嬉しくて,仕事が終わる頃には歯の痛みなんか無くなっていたというのはもちろんヒミツだったりします.病は気から,って言いますし(微妙に違うような気もしないでもない).

 

・久しぶりの歯医者

 そーいえば,最後に歯医者に行ったのはいつだったか.大学の頃実家に帰った時に,ヒマでヒマでどーしようもなくてヒマ潰しにいったような行かないような記憶があるのですが,それも定かじゃありません.それくらい久しく行ってません歯医者なんて.

 で,今回突然歯が痛くなって行くことになったわけです.そういえば,病院とかって「突然痛くなった」とか「なんとなく調子が悪い」とかそういう時にしか行かないですよね.もっと,どこも調子が悪くなくても頻繁に病院とかには行くべきなんでしょうか? 普段から通っておけば,今回みたいな「突然痛くなった」っていう状況は避けられるのかなぁ,と思ったりしましたが,どこも病気じゃない人が頻繁に病院に入り浸っているのは,他の患者さんとかに迷惑がかかったりしたりするのかなぁとも思ってみたり.やっぱり健康な人は「発掘あるある大辞典」「伊藤家の食卓」とかを見ながら自分で健康管理するのが一番なのでしょうかねー.

 ……と,かなりどうでもいいことを考えながら歯医者の控え室で自分が呼ばれるのを待っていました.このとき午後5時30分.もう,普段の勤務時間帯と比べたら,こんな時間に枯れ果てた老人のような思考ができるなんて夢のようです.オレはもう充分働いたよ…….なんかもう疲れたなぁ………….

 そうこうしているうちに,名前を呼ばれました.奥に入ると,治療台が5台くらい並んだ部屋.最近の病院はみんなそうなのかもしれないけど,かなり光が入って明るい,新築の部屋でした.オレが昔通っていたところなんて,確かベニヤ板の壁だった記憶が……(アレはアレで味があったけど).

 治療台に座ると,口をゆすいでください,と液体を渡される.たぶん,洗浄液か何かだろう.口をゆすいで,左手の洗面台に捨てる.左手の洗面台は何処の歯医者も一緒だな.コップを置くと自動的に水が出たりとか.

 で,その後すぐにレントゲンを撮った.初めての患者は,必ずレントゲンを撮るらしい.数分後,歯医者の先生がレントゲンの写真を持ってきて僕に見せてくれた.これも最近の傾向なのだろうか? 患者(つまりオレ)にかなり分かりやすいように説明してくれた.漫画「ブラックジャックによろしく」とは大違いだ.もっとも,アレは大学病院の話であって,町医者は「本物の医療」を目指している,というストーリーなので合っているといえばあっているんだけど.

 その説明によると,オレが痛いといっていた部分は単なる歯肉炎でした.なーんだ,大丈夫だったんだ………と思いきや,全く違うところに虫歯が発見されました.2本ほど.ちなみに自覚症状はありませんでした.これがもうちょっと進行したら突然ズキッ!って来るんだろうなぁ.

 その後,歯肉炎を抑える歯磨きの方法を,歯ブラシと歯の模型で懇切丁寧に説明されました.うーむ,最近のお医者さんは必要以上に教えてくれるのだなぁ.それとも,ここの医者だけなんだろうか.そして,診察終了.次回は新たに発見された虫歯を治療することになりました.

 

 ****

 この日の治療が終わった後,近くのスーパーに言われた通りの歯ブラシを買いにいったのは言うまでもありません(^^;.

 

・歯医者第2弾

 そんなわけで,新たに発見された虫歯(2本)を治療すべく,再び歯医者へ.

 今度は予約をしていったので,灰色の思考に入る前に奥に通されました.そして,前回と同じ治療台へ.例によって洗浄液で口をゆすいで,しばらく待つ.

 「じゃぁ,まず歯石をとりますね」と歯科助手の女の方が言ってきた.そして,治療台を倒され,口をあけた.目の前では,ギィィィィィーン!とジョジョに出てくるスタンドのような音を上げた歯石取りマシーンが起動されていた.歯科助手の方はおもむろにオレの歯石をとり始めた…….

 

 ギィィィッィ―――.

 ギョルギョルギョルギョルゥゥゥッ!

 ガァァァァァァ!

 

 い,痛ぇ―――――!

 

 これだったら,むしろ「虫歯になっていたほうがナンボかマシ」っていうくらいの痛さでした(涙).絶対,歯石以外の何かも一緒に剥ぎ取っているって! 止めろ,止めてくれー! という叫び(もちろん心の中で)は歯科助手の人には届かず,僕の頭の中では歯石取りマッシーンの音だけがこだまするのでした.あまりの痛さで,逆に痛みの感覚がなくなるほどでした.

 そして,歯石取り終了.口をゆすいでくれ,といわれたので口をゆすぐ.案の定がドバドバ出てきました(涙).オレの,オレの大切な何かが一緒に削られてしまったよ…….ゆすいでもゆすいでも,血しか出てこないよ….

 と,落ち込むヒマも無く,虫歯の治療に入る.いきなり麻酔を打たれました.有無を言わさず打ってくるってことは,オレって相当ヤバイのか? そんな中,だんだん歯とその周辺の筋肉の感覚がなくなっていく.

 最初に,前歯.さすがに麻酔が効いているだけあって,全く痛くない.一通り削り終わったあと,鏡を持たされる.そして,自分の歯がどんな風に削られたか見せられました.「こんな感じの虫歯でした」と医者は言う.見ると,前歯の横にぽっかり穴が開いていた.なるほど,と納得.これからつめるのだそうだ.

 何かの半練り状の液体を歯に詰め,青い光(?)で固める.医者は,それを黄色の半透明の板越しに見ている,という何処の歯医者にでもある光景(だと思う).で,治療終わり.再び鏡を持たされ,「こんな感じで治療しました」と医者は言う.見てみたけど,治療跡が全くわからない! 最近のお医者さんはすごいもんだ.

 次に奥歯.ここも,麻酔が効いている中,ガリガリ削っていました.途中,「なんか神経までイッちゃってるなぁ」とか「神経,ちょっと治療しますね」と言う言葉を聞いたけど,あんまり気にしないことにしよう(笑).で,治療終わり.さすがに,奥歯は見られないので鏡を持って確認というのは無し.ハイ,噛んでください.ガチッ.ハイ,オッケーでーす,ということで治療終了.

 治療が終わって,待合室で灰色の…と思ったらすぐにお呼びがかかりました.今回かかったお金と,そして次回の予約の話をされました.え? 今回で終わりじゃなかったの…? まぁ,たぶん治療したところの確認だろうな(憶測,というか強い希望.また歯をガリガリ削られるのはカンベンして欲しい…).お金を払って次回の予約をして,退却.

 ****

 そんなわけで,一回虫歯になっちゃうと大変手間を取られます.皆さん歯を大切にー.

 


 

 ・やべぇ,SEEDの5話の感想,先週書き忘れた! しかも,第6話まだ見てない….DVD-RAMには標準で4話入るので,溜まったら一気に見る,という方式になりそう….

 ・予告なんてしたこと無いんですけど.次回の日記の予告です.次回は,

  「ファイナルファンタジー11オンライン プレイ日記

  です.買ってしまいましたよあっはっはー.やるヒマなんて無いのにね.しかも,オンラインゲームとしてのファイナルファンタジーはどうかなぁ? っていう意見もちらほら聞かれるのにね.やってしまいました.

 ・そんなわけで,誰か一緒にパーティとか組む人居ませんかー? パンデモニウムというサーバーに入ったのはいいけど,なんだか人が全然居ないんですけどー.他のプレイヤーは,なんかみんな凄い勢いで走っているし.なんで??

 ・これで,オレも廃人の道をまっしぐらだな…….

 ・ネットゲームはかなり危険,っていうのは十分承知しています.連続86時間ゲームをやって死亡なんていうこともあるみたいですし.そんなわけで,ゲームは一日85時間を守ってやろうと思います(ヲイ).

 ・あ…でも,冷静に考えたら,今週はFFやっているヒマがなさそうな気がする….もし書けなさそうだったら,すいません...

 


11/6

 「異議あり!
  裁判長,今の証言は,ある証拠品と決定的にムジュンしています!」
 「! ……それは,どの証拠品ですか?」
 「これです.」
 「ゆに宮氏の,勤務管理表……?」
 「そうです.事件のあった日のゆに宮さんの退勤時間を見てください…」
 「あぁっ! 定時で上がっている…?」
 「そうです!この日,ゆに宮さんは何らかの理由があって,勤務を早めに終えた.
  違いますか!?」
 「ううっ!」
 「異議あり! 裁判長,今の弁護人の質問は,事件とは無関係だ!
  証人は答える必要はない!」
 「私にはそうは思えません.御剣検事の異議を却下します.」
 「くっ….」
 「さて,ゆに宮さん.事件のあった日,あなたは何故定時で上がったんですか?」
 「うっ…………ええと…………その………
  飲み会があったんですよ.同期の.それで定時に上がったんです.」

 (この証人は,明らかにウソをついている…….
  なんとしてでも,この証人の証言と証拠品のムジュンを指摘して,被告人の無罪を証明しないと!)

 

 ****

 

 上記のウソの答えは,もちろん「定時に上がってゲームボーイアドバンスを買っていた」です.すいません,買ってしまいました.何で謝るのか良く分かりませんが,とりあえず謝っておきます,すいません.プレステ2を買おうかどうか常日頃悩んでいるくせに,いざ買ったハードウエアはGBAとは.

 いや,別に定時に上がった理由は別にあるんですが(気が向いたらどこかで書きます).用事が終わって夕飯食ったら午後7時くらい.そして,近くのヤマダデンキが午後8時半までですよ! いや,ここをガマンしないと……ここで買ってしまったら,「逆転裁判」どころか「逆転裁判2」まで買ってしまう,11月の頭にはFF11,そして来たる冬にはスノーボードで物凄く金が掛かる! ガマンガマン……ガマンできねぇー! 買うしかねぇー!

 そんなわけですトホホ.今現在,「逆転裁判」の方はクリアして,「逆転裁判2」の2章目です.まだ,サイコロック(心理錠)は出て来ません.初代の方は割とサクサクいけたけど(勘,というか「あてずっぽう」にかなり頼ったのはヒミツだ),2の方は割と難しいらしいです.まだまだ楽しめそうです.

 なんで買おうと思ったのかはもうすでに忘れているんですが,とりあえずゲームのコンセプトが
 「異議あり! この発言は,あきらかにムジュンしています!」
 ですからねー(ホントは「無罪を勝ち取る」らしいですけど…).なんつーか,「弁論の格ゲー」というのがグッっときたわけで.とにかくアツいのです.こっちが「異議あり!」って言ったら検事も「異議あり!」って返してきますからね.あと,超必殺・異議ありみたいなものもあるし.やるなぁカプコン

 「逆転裁判」(初代の方)をやった限りだと,(先にもちょっと書きましたけど)そんなに難易度は高くないように思えました.このゲームは「証人が証言」して,その「証言にツッコミを入れる」ことで法廷は進んで行くのですが,「証言」と「証拠品」のムジュンが意外と分かりやすかったりします(もちろん,根拠のないツッコミは減点対象になります).証言にツッコミを入れるのはリアルタイムではなく,証拠品と照らし合わせてじっくり考えることができるので,証拠品をしばらく眺めていると答えが見つかる時もあります.もちろん,見つからない時もあります.

 そんな時は勘で証拠品を提示するんですが,大体ハズレました(^^;.つーか,明らかに不自然な証拠品ばっかりだから,何からツッコンで良いのか分からなくなります.そして,証言と証拠品がハズレたときの成歩堂クンが実にナイスな誤魔化し方をしてくれるので安心です.ライフの限界まで「数打ちゃ当たる」作戦が出来ます(オススメしませんけど).

 登場人物なんですが,主人公はさっきもちょっと書きましたけど,新人弁護士「成歩堂 龍一」.通称「なるほどクン」です(すごいネーミングセンスだ…).なるほどクンが自分に代わって「異議あり!」「待った!」「今の証言,間違いないですか!」と言った熱いツッコミを入れてくれます.そして,このなるほどクンに弁護を頼むのが「自分は無実だけど,何故か絶体絶命のピンチ」になってしまった被告人です.アヤシイ証言を繰り返す証人に異議を申し立て,被告人の無罪を勝ち取れ! ってわけです.

 で,その証人を連れてくるのが検事.一応,キャラ紹介では「御剣 怜侍」だけが載っていますけど,まだまだ他の人もいます.で,御剣クンも実は「異議あり!」と激しくツッコンできます.もう,隙を見せるとコンボに合います.こちらが超必殺技使うと,御剣君も超必殺技で返してきます.熱血ゲームのお約束の「ライバル」と言った位置付けでしょうか.

 なるほどクンには助手もいます.「綾里 真宵」です.名前の「真宵(マヨイ)」が「迷い」と掛けているのだろうか? まぁそれはともかく,主人公の横に立って助言をしてくれます.というか,序盤はほとんどこの娘の言うことを聞いていれば間違いありません(^^;.霊媒師ということでなにやら珍妙な格好をしていておもしろいのですが,なるほどくんはさすがにそれには「異議あり!」とは言わないんだろうなぁと思ってみたり.

 最後に,なるほどくんの上司.「綾里 千尋」.綾里法律事務所の所長.そして,真宵の姉.お色気たっぷりのやり手女性弁護士ってことなんですが,この時点で「美神除霊事務所の美神さんと横島クン」を思い出したのはオレだけではないはずだ! 延々人物紹介をしたのもこのため! 美神さーん!(意味不明)

 ****

 ところで,誤解の無いようにいっておきますけど,この法廷システムはあくまでゲームの中での話であって,実際のシステムとは大きく異なると思います(実際のシステムは知らないのでなんとも言えませんが…).なんせ,有罪/無罪が3日で出てしまうんで.そういったわけで,法律に詳しい方にとってはかなりヘンなゲームだと思われます.

 でも,その辺は目をつぶって欲しいな,と.例えば,ロボット工学者や脳について研究している人がドラえもんを見て「あんな,自分で考えて自分の意見をいい,それに持ち主(のび太)の意図しない行動をとるロボットなんてありえない」と言ったりしないのは暗黙の了解なのです.同様に,股間に起動スイッチがあって「ちー」しか言わないロボットをパソコンと呼んだりとか,ミートせんべいを作るお手伝いロボットとかに「異議あり!」とは言ってはいけません.

 明らかにウソの証言を繰り返して行く証人を「異議あり!」とか言いつつ追い込んで行くのはかなりスカッとしますので(そして,大体ウソの証言をしているのはいけ好かない人たちだったりします),文句無くオススメです.いやぁ,買うのをガマンするのは体に良くないですなぁ(良いのかそんなんで?).

 


 

 ・最近,早く寝るようにしてますのでこの辺で.

 ・あっ,芋煮のこと書くの忘れた….すんません.

 ・あーそうだ.大量に漫画本を買い込んだんですが,それはまた後日….

 ・「炎のゴブレット」もまだ買ってないなぁ.つーか,高いって.

 


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