第135回

体重減少を自覚し転移性肝癌が発見された63歳女性

01.6.8

体重減少を自覚し転移性肝癌が発見された63歳女性


63歳の女性が体重減少を自覚し近くの内科医院を受診しました。
腹部超音波検査上、肝臓に異常陰影を認め私の病院に紹介されました。
CTスキャン上、肝臓の右葉に腫瘍を認めました。画像の所見より転移性肝癌を疑われました。
おそらく消化器の癌から肝臓に転移したものと思われました。
これから原発の癌を検査するわけですが、すでに転移しており生命予後はたいへんきびしいものと思われます。手術は困難と思われ、おそらく抗癌剤による治療が検討されることでしょう。

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