狭心症で通院中胸部CTにて異常陰影を指摘された72歳女性
72歳女性がたまたま胸部CTにて異常陰影を指摘されました。
経過観察されましたが陰影が消失しないためCTガイド下肺生検を施行されました。
しかし、癌細胞は認めませんでした。その後もCTスキャンで経過観察されました。
血管の巻き込み像が出現したため癌を疑い手術を施行されました。
結局腺癌という肺癌の早期でした。
厳重なCTによる経過観察が好結果を生みました。
この患者さんはタバコを全く吸わない方で、自覚症状ももちろんなく、体重減少などの悪性疾患特有の症状もほとんどありませんでした。