大腸癌の術後1年目に肝臓転移が発見された86歳男性
86歳の男性 Tさんは大腸癌の手術を1年前に受けました。 すでに進行癌でした。 横行結腸切除をうけましたが、再発や転移の可能性があると思われました。 1年後定期検査で超音波検査を受けましたところ転移性肝癌が発見されました。 精密検査の目的で私の病院に紹介されました。 CTスキャン上、肝臓の右葉にやはり転移性肝癌を認めました。 しかし、高齢であるために抗癌剤治療や手術は避け、 このまま何もせずに経過を見ることになりました。