近畿地方

 西日本の中心。大阪・京都を中心に、鉄道網が発達する。さらに、奈良・京都といった歴史的な場所も多い。
 中学校の修学旅行から10年目にして、初めて奈良・京都をじっくり探検する。

   滋賀県

彦根城天守閣。初めて見た「江戸時代から現存する天守閣」のため、感動も大きかったです。
 彦根開府400年で登場した「ひこニャン」なる“ゆるキャラ”も有名です。
 最上階からは、琵琶湖を眺めることができます。

 

   京都府

 平等院鳳凰堂。後ろに草の塀があるため、どうやっても10円玉の表のように全体を撮影することはできない。
 極楽浄土への入り口。阿弥陀如来像はなんだかわからないけど、すごかった!

 

   大阪府

 難波宮復元。多くの人は大阪といえば「大阪城」や「道頓堀」を思い浮かべるでしょう。
 でも、私が一番感動したのはこの「難波宮」の跡地。手前の住居は、奈良時代の復元。
 左側の円柱の大群は、難波宮(奈良時代)の柱の跡に置いてあるとのこと。
 大阪城のとなりの、大阪歴史博物館の敷地内にあります。昔から由緒ある場所なんですね。

 

   兵庫県

 姫路城。写真は天守閣に向かう通路。まさに「ドラえもんの世界だ!」と思いました。
 86年に放送された「現在のお殿様」に出てくる城、そのものです。のび太たちが迷ったのが、ちょうどこの辺り。
 また、08年頃に放映された「大奥」でも、この城を「江戸城」と称して撮影がされています。
 幕末に江戸城天守閣は存在していませんから、笑っちゃいますね。
 さすが「現存城」の中でも、最大規模の天守閣を誇るだけあり、有無を言わず感動がこみ上げてきました。
 撮影の半月後から、しばらく改修工事に入ったため、当分天守閣の外観を見ることはできないようです。

 

   奈良県

 石舞台古墳。蘇我馬子の墓です。修学旅行で行きたいと思ってから10年。ようやく行くことができました。
 横穴式石室がむき出しになっています。
 明日香(あすか)は、「飛鳥時代」の中心地でもありますが、今は水田が広がる農村地帯です。
 1,400年前に都があったなんて、ロマンを感じます。

 

   和歌山県

 熊野本宮大社。山の神様を祀る。修験道の聖地。
 平安時代後期、末法思想の影響で法皇・上皇・天皇・貴族などの熊野参詣がブームとなります。
 100年前までは熊野川の横にありましたが、大洪水で流されたため、山の上に社殿が遷されました。
 ozawaの日本一周達成となった記念すべき地でもあります。

 

   主な見学地一覧

 

 

主な見学地 ( )=主な展示品

25.滋賀

彦根

彦根城

安土

安土城跡、安土城考古学博物館、信長の館

26.京都

京都

豊国神社、京都国立博物館、慈照寺、哲学の道、京都御所

 

宇治

平等院鳳凰堂

27.大阪

大阪

大阪城、大阪歴史博物館、道頓堀、四天王寺

28.兵庫

姫路

姫路城、兵庫県立博物館

29.奈良

奈良

東大寺、法隆寺、正倉院、シルクロード博物館、奈良国立博物館、平城京跡

 

明日香

高松塚古墳、石舞台古墳、天武・持統陵、橘寺、飛鳥寺

吉野

吉野山、後醍醐天皇陵

30.和歌山

熊野

熊野本宮、大斎宮、世界遺産センター

和歌山

和歌山城、和歌山県立博物館、風土記の丘

高野山

壇上伽藍、霊宝院、金剛峰寺、奥の院