しりとり

「それじゃあしりとりでもしようか」
「ならばしりとりの『り』からだな。竜攘虎搏」(竜虎対決みたいな)
「いきなり渋いな、く……空中楼閣」(妄想)
「なんだそれは、か、く―――群雄割拠」(三国無双)
「きょ、よ、容貌魁偉、おまえだな」(大きくて男前)
「ならばおまえは威風堂々か」(堂々としてる)
「おだてても何もでないぞ? それにおまえ程じゃないさ、雲心月性」(無私無欲)
「また、い、か……一蓮托生」(あなたとなら何処までも)
「わたしとおまえの事か? 運否天賦」(運も何も天任せ)
「まったくおまえは。不羈奔放」(しがらみのない自由な)
「それは褒めているのか? 有頂天外だな」(超ハッピー)
「い、ばかり出しおって因果応報」(善しも悪しも自分に戻る)
「う。おまえだって、うばかりじゃないか右往左往!」(あっちこっちうろうろ)
「男は雲煙過眼だぞ」(細かいことは気にすんな)
「ん? おまえの負けだなはっはっは」
「しまった」

2005/02/05



きしだんのうた

高くたなびく騎士団旗に
誓う魂この胸に 永久(とわ)に燃ゆる
いざ行かん この腕(かいな)に抱くは 命の重み
剣に宿りしは 尊き祖の誇り
我が背負いしは マチルダの全き歴史
鉄壁の守りなす この美しく萌ゆる大地を
守るは我らが騎士達 集え三色の旗の許に

2005/04/03



チャットでの一人遊びのログ

「カミュー!」
「マイクロトフ…!」
「何故逃げる!」
「おまえが追いかけてくるからだ」
「だったら俺が止まったら止まるのか!」
「いや、逃げる」
「何故だカミュー!」
「だっておまえ何か怒ってるんだろう。こういう場合は三十六計逃げるにしかずと言うんだよ」
「……怒っていないから待て!」
「マイクロトフおまえは嘘をつくのが下手だからやめておいた方がいい」
「なっ、なぜ嘘だと分かった!」
「あ、やっぱり嘘だったんだな」
「しまった!」
「あははははは」
「わ、笑うなあ! しかも腹を抱えながら走るとは、くッなんて器用な」
「しかしいったい何をしたっけなぁ。もしかして昨日のカードのいかさまがばれたのか?」
「いかさまだったのか!」
「あ、これはしまった。イヤイヤイカサマナンテシテナイヨ」
「棒読みで嘘をきっぱりつく奴があるか! それならカードで巻き上げた俺の秘蔵ワインを返せ!」
「もう遅い。ぺろっと飲んだ。美味かったよありがとうマイクロトフ!」
「こんな状況で爽やかに礼を言われても余計に腹が立つだけだ馬鹿者!」
「あははは、余計に怒らせたか。こーれーは、本格的に姿をくらませなければまずいなぁ」
「待てカミュー!!!!!」

2005/05/03



お風呂

「痛いよマイクロトフ。背中が擦り切れてしまうよ」
「鍛え方が足りんからだ」
「お前の力が強すぎるんだ、加減してくれ」
「カミューも少しは表に出て訓練に参加しろ」

2005/06/21





「カミュー、窓から離れろ」
「だって雷綺麗だよ」
「おまえは子供か」
「あ、光った。いち…に…さん…し…ご、とけっこう遠いな」

2005/07/07

窓枠に肘突いて、指折り数えて距離をはかっていそうな赤さんの姿が浮かびます。その後ろでは青が真っ暗な空を見上げてしかめっ面で(笑)



テレビ

「カミュー、昨日テレビを点けたまま寝ていただろう」
「うん。見るともなしに見ていたら首相の記者会見生中継が始まってさ」
「夜中に妙なものを……」
「テロがあっただろう? その事に触れていたから何となく見ていたんだけどね………覚えているのは2〜3分程度だよ、気付いたら朝だった。すごい催眠効果があるんだ」
「そんな事を発見したところでどうにもならんだろうが」
「……マイクロトフの声もリラックスできて良い声なんだけどなぁ」

2005/07/09



おまじない

 場所はハイ・ヨーのレストラン。
 同盟軍の面々が各々の食事風景を繰り広げているその一角。時間に追い立てられるように立ち上がったのはマチルダの元青騎士団長。
「それではな、カミュー。妙な奴に声を掛けられてもついていくなよ」
「分かっているよ、子供じゃあるまいし」
「プリンをやると言われてもいかんぞ」
「心配しすぎだ。おまえこそ気をつけて行っておいで」
「ああ、それではな。夜はちゃんと寝ろよ。風邪は引くなよ」
 最後まで心配げな言葉を掛けながら出かけていったマイクロトフは、これから暫し遠出の任務であるらしい。その背にカミューは己に対する男の心配のし過ぎが面映いのか苦笑を浮かべながら手を振って見送っていた。
 そして取り残された元赤騎士団長が食後の一杯でも所望しようかと言う時に、近くのテーブルにいた少女たちがわっと寄って来た。
「ねぇカミューさん。今ね、ニナちゃんにグリンヒルで流行ってたおまじないを教えてもらったの。それでね、マチルダにもおまじないってあったか聞きたくて」
 人懐っこい笑みでそう聞いてきたのはナナミで、その両隣にはニナとアイリが控えていて一緒になって興味津々の様子であった。カミューはひとつ肩を竦めると「そうですね」と顎に指先を当てて考え込んだ。
「城のメイドたちがやっていたおまじないがありますね」
「それってどんなの?」
「好きな人に振り向いてもらえるというものでした。掌に収まるくらいの小さな紙に緑のインクで相手の名を書いて、それを大切に持っていれば良いらしいですが」
「緑のインク? それで良いの?」
「ええ。ですが」
 そこで元赤騎士団長は困ったように首を傾げた。
「あんまり効き目は無いようですよ」
「どうして?」

「だって、もし本当に効き目があったら、今頃マイクロトフはわたしにメロメロのはずです」

「…………」

 レストラン中の人間が、今以上にかよ、と心の中で突っ込んだらしい。

2005/08/03



騎士の紋章

 戦闘中、ビリビリとした緊張感はいつもの事だ。しかし少しばかり強いモンスターと遭遇した上に、回復補助系の薬草も魔法も残り少ないとあれば、その緊張感は通常をはるかに上回る。
 ところが、あともう少しでとどめをさせるというくらいにモンスターに深手を負わせたところで、一瞬だけ皆の気が緩んだ。面倒な相手だったからこそ余計に緊張と緩和の落差は大きかった。
「伏せてください!」
 叫んだのはカミューだった。その直後に正面の空気が撓むように歪んでカマイタチが皆を襲う。だがカミューの警告が功を奏して、咄嗟に地面に伏せた一同は思ったより軽傷で済んだ。しかし。
「カミュー!」
 膝をついた元赤騎士団長を案じる声はマイクロトフのものだった。
「大丈夫だ、マイクロトフとどめを……っ」
 ひとり危険を察知して背後を振り返って叫んだために、カマイタチの衝撃を真っ向から受けてしまったカミューは、それでも気丈にマイクロトフに戦闘の続行を促した。だが、相対するモンスターは尋常ならざる速度でもってそんな二人に次なる攻撃を仕掛けてくる。
 そして弱った方にその攻撃が襲い掛かるのは自然の摂理。
 モンスターの大きな鎌のような前肢が大きく振り上げられ、唸りを上げてカミューに襲い掛かる刹那、後衛にいたナナミが悲鳴をあげる。だが。
「ぐ……っ!」
 全員が横なぎに吹っ飛ぶカミューの姿を探した。
 ところがそこには、立ちはだかって身代わりに敵の攻撃を受けたマイクロトフがいて、見れば彼の右手が強く光り瞬いているところだった。
 騎士の紋章で庇ったのだとナナミの表情が泣きそうに歪む。
 それにしてもその衝撃は余程のものだったのだろう、辛うじて踏み止まったマイクロトフの足がザザッと土を掃いて砂煙をあげている。しかも、ゆるりと顔を上げた彼の額から血がどっと溢れ出すではないか。
「マイクロトフ!」
 今度はカミューが悲鳴をあげる。しかしマイクロトフは流れ落ちる血を無造作に手袋で拭って払うと小さくかぶりを振った。
「大事無い」
 言ってから思いのほか大量の血に汚れた手袋でダンスニーを握りかけて、躊躇する。しかしそれも一瞬の事で、マイクロトフはおもむろに手袋の指先を歯で噛み締めるとぐいっとばかりに引っ張り、その手袋を脱ぎ捨てた。
 そして改めてダンスニーを握りなおすと、モンスターを睨み据える。
 その僅かな空白の時に風が吹き抜け、彼の青い騎士団長装束の裾をはためかせた。
「マイクロトフさん!」
 背後から少年の鋭い声が命じる。
 マイクロトフは流れる血に片目を眇めると歯を食いしばり、喉奥で唸り声を上げると同時に、利き足を大きく踏み出した。

2005/08/15



帰省

「カミュー、貴様、この一族の面汚しめ!」
「兄さん、話を聞いてください」
「出て行け。もう二度とその顔を見せるな、反吐が出るっ!」
「そこまで言うことはないだろう! カミューのこの綺麗な顔に」
「部外者は黙れ。そもそも貴様がカミューを誑かしてくれたおかげで」
「マイクロトフは悪くない! いくら兄さんでもマイクロトフを悪く言ったら兄弟の縁を切りますよ」
「いや、カミュー。俺などのせいで兄上と仲違いをしてくれるな」
「聞きましたか、このいじらしい態度! 紹介するなり怒鳴りつけた誰かさんとは大違いですよ」
「煩いっ! 私はおまえが恋人を連れてくると言うから! それがこんな、こんな……」
「なんですか、これ以上の恋人がいるわけないでしょう!?」
「だまれーーー!!」

2005/09/01

オチなし。怒鳴りつけて罵っているのにナチュラルに惚気られている赤兄が気の毒です。


眠い

ふと遠く芝生の上に座り込む見覚えのある横顔に、フリックは傍らのビクトールの脇腹を肘で突付いた。
「おいカミューのヤツ、何してるんだろうな」
「……よく見ろ、奴の視線の先にマイクロトフがいるだろ」
「あ、本当だ。って、なんだマイクロトフは寝てるじゃないか」
「そりゃあれだろ、寝顔見てるだけでも充分ってなもんだろ」
「………あー…」


2005/11/28

にこにことマイクロトフの寝顔を満足そうに眺めている赤さん発見!(私の脳内に)



インタビュー

――マイクロトフさんに質問です。
「はい」
――カミューさんてどんな人ですか?
「一言では答えられませんな」
――一言じゃなくてもいいです。
「名前はカミュー。グラスランド出身で、兄がひとりいるらしく、お父上はグラスランドのカマロ自由騎士連合所属の騎士のようだが、俺はどちらともお会いした事がない。それから元赤騎士団長で愛剣はユーライアと言う銘がある」
――そのボケは天然ですか? それとも確信犯ですか?
「なにがだ?」
――分かりました、こちらの質問の仕方が悪かったようです。改めてお聞きしなおしますが、マイクロトフさんから見てカミューさんとはどのような人物ですか? 例えば性格とか。
「……一言で答えられんが」
――一言じゃなくても良いって言ってるでしょ。
「そうだな。優しい男だと思うぞ。女性に優しくしているあいつを見ているとそう思う。あいつの場合は下心なく親切にしているのが良く分かるからな、それでいてあれ程優しく振舞えるというのは、本来優しい男だということなのだろう。ただ人を見て態度を変える男だからな、付き合いの長い俺相手には遠慮も何もあったものではないぞ」
――そうですか、カミューさんは優しいお方なんですね。では逆にこれだけは直した方がいいとか、そういうところはありますか?
「カミューの欠点か? 何を考えているか分からんところだろうか。時々俺でさえ、あいつの本意が見えないことがある」
――それは例えばどんな?
「うむ。つい先日の事だが、カミューが神妙な顔をして悩み事をしているから、なんだと聞いたら『つい癖で手袋を外す時に歯で噛んで引っ張って外してしまうが、不精だと思って止めようと思っていたら、レディたちに止めずにむしろそのままが良いと言われたんだよ。しかし副官はおやめなさいと言うのだが、わたしはどうしたらいいのだろう』と言われてな」
――口真似までしていただいて有難うございます。似てませんけど。
「俺はどう答えれば良かったのだろう。俺はいつも手で外すのだがな、歯で噛んだ事など……戦闘中には何度かあったかもしれんが、普段はしない。だから副官の気持ちが良く分かるが、それ以上にレディたちの気持ちが全く分からんので判断のしようがないのだ」
――なるほど。カミューさんは分かっていらした?
「うむ。どうも分かって悩んでいたようだ。義理を取るか萌えを取るか、と意味不明のことをぶつぶつとな。本当にカミューは時々分からん」
――それって、マイクロトフさんだから何を考えているのか分からないだけでは…あ、いえいえ。どうも色々とお答えくださってありがとうございました。
「いや、何かお役に立てたのならよいのだが」
――マイクロトフさんでしたー。

2007/01/25

友情について本気出して考えてみた結果



インタビュー

――それでは今日はカミューさんにお越しいただきました。
「こんにちは、初めましてレディ。よろしければあなたのお名前をお聞かせ願えますか?」
――いえ、私の事はどーでも良いんです。それよりも。
「どうでも良いなんて寂しい事は仰らずに。ですが名前など聞かなくとも、あなたが素敵なレディだというのは分かりますよ?」
――ありがとうございます。サクサクいきましょう。それでですね、マイクロトフさんのことを聞きたいんですがっ!
「マイクロトフなど、それこそどうでも良いですよ。素敵なレディを前にどうして他の男の事を話す必要が? それよりもわたしとあなたとの距離を縮める方が先決だと思いませんか?」
――思いません思いません。っていうか、マイクロトフさんと実は仲が悪いんですか?
「どうしてそう思われるんですか?」
――どうでもいいと仰ったので。
「ああ、なるほど。そんなことはありませんよ。マイクロトフとは親友です。かけがえのない大切な友人ですから。多少わたしがあいつをおろそかにしてレディを優先させたとしてその信頼関係が揺らぐ事などありませんよ」
――そうですか、それは安心ですね。でも恋人なんかがもしいらっしゃったら、そんなマイクロトフさんとの揺ぎ無い関係にやきもちとかやかれたりしませんか。
「随分と意地悪な質問をなさいますね。もっともあなたのようなレディにならどんな意地悪をされても」
――質問には簡潔に!
「……妬かれますよ。ええ」
――やっぱり。そういう時はどうするんですか?
「どうするもこうするも……大抵わたしが愛想をつかされて振られてしまいますからね。仕方なくマイクロトフに慰められます。そういう時はあいつの奢りですから好きなだけ朝まで飲んで落ち込みを振り払ってね」
――へぇ〜マイクロトフさんの奢りなんですか!
「滅多にないことですけどね。なんだかんだとあいつも優しい男なんですよ? わたしなどより」
――え?
「わたしの優しさなど大したものではありませんよ……そんなことを言うのはマイクロトフくらいですから。あまり真に受けられると困りますから」
――昨日、小部屋でやったインタビューだったんですけど、どうして内容を知ってるんですか!
「どうしてでしょうね? レディ? あなたの名前を教えて頂けたら、代わりに教えてさしあげないこともありませんよ」
――はは…ははは。カミューさんでしたー!

2007/01/26

初対面のレディ相手に赤さんが本音を語るわけがない



思いやり

「膝枕で寝たい」
「は?」
 とある昼下がり、二十七歳の男が突然そんなことを言ってきて、普通にはいそうですか、と受け入れられる二十六歳の男はなかなかいない。だがそんな事は疑問にも思っていないような態度で、手を取られて訳がわからないまま屋外へと連れ出された。
「おい、ちょっと待て」
「いいからいいから」
 そして連れ出されたのは本拠地の兵舎の裏手にある木立の中。日差しは強いが木々の生い茂る枝葉が作り出した日陰の下は涼しくて、さわさわと吹く微風が気持ちいい。
「さぁ、ここに座って、木に凭れていいからね」
「いや。だからな」
「喉が渇いたらこれを飲め」
 準備よろしく水筒まで用意してきたらしい。普段から通常はこの男にはあまり逆らえないでいる自分が、結局言われたとおりに木に凭れて足を投げ出して座ってしまっているのは、もう仕方のないことかもしれない。
「おまえ用に暇つぶしの本も持ってきたから、遠慮なく読書に耽って構わない」
「……遠慮のしどころが違う気がするが」
 ぶつぶつとした反論は最初から聞き流される。
 そうする間にもひらりと真っ赤な上着を脱いだ彼は、それを持って「よいしょ」と芝生の上に身を横たえて、投げ出していた足の上にその頭を置いてきた。そして脱いだ上着を腹の上にかけて、満足げに目を閉じる。
「じゃあ、おやすみ」
 足の上に散った金茶の髪が木陰の下でもきらきらとしている。思わずその髪に手を伸ばしてさらりと撫で梳いて、吐息を零した。
「………おやすみ」
 呟いて返し、傍らに投げ出されていた本に手を伸ばした。見れば、数ヶ月前に自分が栞を挟んだまま置いていた本だった。
 そういえばここ最近、休息らしい休息を取っていなかったなと、枝葉の向こうに広がる空の青さに目を細めて、思った。

2007/05/15

思いやりは日々の心の糧



こっちを見て

「カミュー」
「ごめん、ちょっと今忙しくて」
「カミュー、おい」
「悪い。えっと、もう眠くて、へとへとなんだ」
「カミュー、少し良いか」
「あとにしてくれないか、今手が離せなくて」
「………」
「…? マイクロトフ?」

「やっとこっちを見たな。すまんな、ただおまえの顔を最近見ていないから、もういいぞ。邪魔して悪かった」

「ごめん、マイクロトフ。一緒に寝て」

2007/09/15

忙しすぎて心も細る



美味し○ぼ

赤「……美味い。これ、バタークリームが口の中に入れた途端にほろっと溶けて、残ったオレンジピールとチョコレートが、軽いのに確りした生地と合わさって、絶妙すぎる」
青「おまえはクリタサンか」
赤「なんだい、それは」
青「いや、俺も良く知らんが、食べ物に関して薀蓄が長い人物のことをそう呼ぶらしいのだが」
赤「……薀蓄長かったかい?」
青「少しな。まぁ、おまえがそうやって嬉しそうに笑っているのを見ているのは、俺としても楽しくて良いのだがな」
赤「おまえも食べたらいいのに」
青「いや、俺はケーキよりはこっちの方が良い。このマチルダ牛のロース! 脂が実に美味いのだ。こうナイフを入れると、張りのある弾力を指先に感じるところからしてまず良い。肉はこうでなくてはならんぞ。しかもこれが口の中に入れると脂の味から舌の上に広がって、まず甘みがなくてはな。そして噛み締めれば今度は肉の旨みがこうじわーっとだな」
赤「おまえはカイバラユウザンか」
青「なんだそれは」
赤「……味にうるさい人物をさしてそう言うらしい」

2008/02/08

きっと全国的に有名



若気のいたり

※お食事中注意


「カミュー、しっかりしろー」
「あー、マイクロトフ。おまえが斜めになってる、あれ? いや横に見える」
「それはー、おまえが道端に寝転んでいるからだ、わはは」
「あー、どうりで頬がごつごつして痛いはずだ。これは道端の石か? ははは……う、気持ち悪い」
「大丈夫か、カミュー」
「だいじょうぶだいじょ…………ぅぇ」
「うわー! カミュー!」
「○△□×☆△×○☆☆」
「か、か、カミュー! 起きろ! 窒息するぞ!」
「だ、だいじょ……横向いてるから、窒息はしな……☆☆☆」

2008/08/13

酔った上での忘れたい記憶