ECU TUNE START

 

 

 ECU ・・・いろんなメーカーから出ていて中身が分からないだけにブランドイメージに頼らざる得ない

 意外と有名なメーカー製のECUも速くならない!などの話もよく聞き有名メーカー製なら絶対安心

 ということでもない 。中はどうなっているのだ?自分でどうにかならないものなのだろうか?

 というわけでまったく知識のない状態からのスタート。あたって砕けろで行ってみようと

 資料を集める。

 

 

 

まずはEG6から・・

 

 

 my civicはEF9だがいろいろ試せるECUもいるし(壊してしまうかも)実験しやすいEG6からすることに

 EG6でできたらそれより古いEF9は応用でできるだろうとEG6で開始!

 仕事上半導体を扱っているわけでもプログラミングをしているわけでもなくまったく知識がないが

 とにかく何が必要でどうすれば読み書きできるのか調べる

 大体分かった時点でできる保証もなく機材をそろえていく(笑)

 ROMWRITER・EEP-ROM・はんだ除去機(手動)・DIPソケット・その他

 

 

 

読み出しは成功・・

 

 

 

 何はともあれ読み出してみよう

 分かっていたが16進数の数字が羅列するのみ。うーむここからいろいろ調べなくては。

 マップの位置は特徴があるのでまだ分かりやすいがVTECの切り替えポイントや

 revリミットなどの場所を探すのが大変。プログラミングの逆アッセンブルなど

 到底できっこないので数種類のROMなどを用意して調べなんとかつきとめる

 

ソケット化して簡単に脱着可能に・・

 

 

 外部ROMを乗せれるようにもともと基盤にスペースがあるので脱着可能なように

 ソケット化する。

 ECUの本体を外部のROMモードにして乗っけたROMで動くようにする

 チェックランプもつかず正常に動作確認OK!

 

 

VTECエンジンの特徴から・・

 

 

 

 VTECエンジンのVTEC切り替わり直後は馬力・トルクともに一瞬落ち込みます。

 何でといわれても知りません(笑)

 このことからVTEC切り替わり直後の回転数を多用するようなステージの場合

 カムの性能上無理のない程度で低い回転から切り替わる方がパワーを持続

 しやすいと思われる

 右のグラフは某メーカーのECUとノーマルのECUの比較をダイノパックでとってみました

 ノーマルのECUが赤色、某メーカー製が緑色です

 ノーマルECUはVTECの切り替えポイントが約5800rpm

 某メーカー製ECUの切り替えポイントは約4800rpmに変更してます

 当然回転が低い方がハイカムにはしんどいので切り替わった瞬間の

 落ち込み量は早めに切り替わった方が大きく落ちてますが

 6000rpm付近ではやっと回復し始めているノーマルECUに対し

 某メーカーECUは十分なパワーが出ています

 このことから5800〜6000rpmまで回転が落ち込むことがあれば瞬間的にですが

 数十馬力の差が出ることがあるということが分かります。

 

 

 

 つづく・・・

 

 

 

 

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