球根性ベゴニア


 一般的に、球根性ベゴニアは、休眠性があり、秋に上部が枯れても球根が残って、翌年春に新芽を出して成長する性質を持っています。

1.原種
 JBSベゴニア・チェック・リスト2009によれば、球根性ベゴニアは288種、うち原種は221種と、圧倒的に原種が多く栽培されています。原産地は、主として、中・南米、アフリカ、中国です。日本の庭によく見かけるシュウカイドウもこの分類に属します。


ダビシイ(B.davisii) 赤花 南米・ペルー原産


ペアルケイ(B.pearcei) 黄花 南米・ボリビア原産

2.交配種
 植物園の展示をにぎわすものや、花屋さんで売られている球根ベゴニアはこの種に属し、英語ではtuber hybridaと総称されています。

富士花鳥園(静岡県富士宮市根原)での展示