月刊短波2026年10月号(第4版)
編集 赤林隆仁 時間 JST
◎HCJB日本語放送から「ハムフェア2026特番」第2回目を放送~10月18日
4版新規
HCJB日本語放送は2026年9月20日に日本短波クラブ(JSWC)制作の「ハムフェア2026特番」第1回を放送したが、10月18日(日)には第2回目を放送する。第2回目ではイランIRIB日本語班の山口雅代さんとのインタビュー等が予定されている。JSWCではこの放送の受信報告に対して2026年版JSWC
QSLをHCJBとは別に発行する。eQSL希望者は<jswcqsl @
live.jp>へ、印刷されたQSLカード郵送希望者は110円切手を貼った返信用封筒と返信手数料として更に110円切手を同封の上〒248-8691
鎌倉郵便局私書箱44号 JSWC QSL係に受信報告を送る。放送時刻と周波数は07:30-08:00 17650kHz、20:00-20:30
15460kHzである。(JSWC 大武逞伯氏)
◎HFCC B26版入手可能に
3版新規
フランスのJean-Michel Aubier氏によると、HFCCのB26スケジュールが入手可能となった。https://new.hfcc.org/data/b26/。(WORIG
10/10) BBC World Serviceが大幅に削減されているのが気になるとしています。
◎NHK福岡第一放送が減力放送実施 3版新規
NHK福岡放送局のHPによると、同局の第一放送(JOLK
612kHz)はラジオ放送設備の工事のため2026年10月6日~12月10日の08:00-18:00頃に減力して放送することがある。通常の出力は100kW。減力放送を実施する日は毎朝の放送で告知する。(赤林)
◎Radio Carpathiaが特別放送 2版新規
ドイツのRoger Thauer氏によると、ルーマニアのRadio
Carpathiaは、2026年10月10日及び11日に以下のような特別放送#29をドイツChannel 292より放送する。
10/10 18:00-19:00 9670
10/11 03:00-04:00 6070
同局のURLはhttps://radiocarpathia.org/だが、記載されていない。(WORIG 10/8)
◎Mighty KBCがアルメニアから試験送信 2版新規
ドイツのRoger Tauer氏によると、オランダのMighty
KBCは2026年10月12日の05:00-06:00にアルメニアのErevan-Gavar送信所より11560kHzで試験放送を実施する。(WORIG
10/7)
◎Atlantic
2000が10月10日に特別放送 2版新規
フランスのAtlantic 2000は2026年10月10日の17:00-18:00にドイツChannel
292より6070kHz及び9670kHzで特別放送を行う。番組はwebサイト(http://radioatlantic2000.free.fr)上ではいつでも連続放送されている。(Atlantic
2000)
◎台風に伴うラジオNIKKEI減力送信終了 2版新規
千葉県にあるラジオNIKKEI長柄送信所では、台風25号の通過に伴い2026年9月21日夜より停電状態となった。非常用発電機に切り替えて翌日より出力を落として放送した。しかし樹木の倒壊で道路が不通となり発電用燃料の供給ができなくなった上、停電解消の見込みがなかったため、9月26日より第一放送の送信を根室送信所から行なった。第二放送は9月25日~28日に放送を休止し、26・27日はradikoで配信、29日には放送時間を短縮して再開した。停電が解消したため2026年10月6日より通常放送に戻る。元資料はhttps://www.radionikkei.jp/news/pressrelease/release-2026.10.05-01.html。(ラジオNIKKEI
プレスリリース)通常のスケジュールは以下の通り。
第一放送: 3925kHz 根室 10kW s/on-08:00 17:00-s/off
6055kHz 長柄 50kW s/on-s/off
s/on 平日 07:25 土・日 08:45 s/off 平日 23:00 土 19:30 日 20:00
第二放送: 6115kHz 長柄 50kW s/on-s/off
s/on 平日 8:00 土・日 09:00 s/off 平日 19:00 土・日 17:00
◎NHK World Radio
Japan中東向緊急放送を終了 2版新規 4版追加
NHK World Radio
Japanは2026年9月28日のプレスリリース(https://www.nhk.or.jp/info/pressrelease/assets/pdf/2026/HP_NHKWorldRadioTransmissionEnd_260928.pdf)で、2026年3月11日11:30より行われていた中東向緊急短波放送を9月30日で終了すると発表した。理由は2026年5月以降イランでインターネット通信が復旧したことと、6月に外務省が中東湾岸地域7カ国の危険度レベルを引き下げたことによる。10月1日以降は従来通り1日3時間50分の中東向日本語定時放送を継続する。
02:00-04:00 A26 12060 B26では11955 (八俣 300kW 305°)
07:00-08:50 A26 17800 B26では11825(八俣 300kW 305°)
この放送は日本国外ではオンラインhttps://www3.nhk.or.jp/nhkworld/ja/上で聴くこともできる。(赤林)
◎Mystery for Joy 10月の特別放送予定 2版新規 3版追加
ドイツのRogerTauer氏によれば、フランスのMystery for
Joyは2026年10月に以下のような特別高出力送信を行う。これは運営者Raphael Voydis氏の21歳の誕生日を祝う特別放送で以下の様に放送される。
10/30 05:00-06:00 7520 Erevan-Gavar
10/30 08:30-09:00 5950 WRMI
受信報告は<mysteryforjoy @
gmx.net>に、URLはhttps://www.mysteryforjoy.fr/about.htmlである。(WORIG
10/3) 別に定時放送としてChannel
292より10月11日の04:00-05:00に6070kHz、同日の06:00-07:00に9670kHzの放送があります。
更に「Birthday Show」として10月30日に以下の放送を行う。
05:00-06:00 7520 100kW Yerevan-Gavar
08:30-09:00 5950 100kW WRMI-Okeechbee 100kW
(WWDXC TP 1667)
◎Rti双十節特別放送
2版新規
日本のAkiyoshi Teraoka氏によると、台湾のRadio
Taiwan International(Rti)は2026年10月10日の双十節に以下の特別実況中継放送を実施する。
中国語 10:00-13:00 1557 9790 12020 15300 15470
日本語 11:00-12:00 15625
(WORIG 10/1 10/2)
正式には「中華民国115年国慶大会」といい、辛亥革命の発端となった1911年10月10日の「武昌起義」(湖北省武昌で起きた反清朝の蜂起)を記念しています。
◎「ラジオマニア」最終版発行
三才ブックスより「ラジオマニア」誌の最終版「THE
FINAL」が2026年9月15日に発行された。AM・FM・短波のラジオファンが知って便利な情報ムックとして2006年より毎年1冊発行されてきたが、ついに本号で幕を閉じることになった。内容は●巻頭カラー: ラジオマニア20年史、XWS-802徹底レビュー、森谷佳奈(BSS)✕菊地真衣(Lucky
FM)対談、浦川泰幸(ABCラジオ)インタビュー、●第1章
ラジオ番組をもっと楽しもう: ラジオ編成20年史、radikoで聴きたい各局イチ押しプログラム、ルックバック”1局集中特集”、ラズパイを使ったradikoホームラジオの制作、第2章
注目の受信機材レポート:中華製短波ラジオの系譜、AX-HRT60の実力拝見!、平成以降のソニー製ラジオの歩み、使える外部アンテナセレクション、第3章
受信に役立つ情報&テクニック:編集部受信実験の軌跡、短波BCLの最新動向2026年版、全国7地点の現地受信記録、第4章
ラジオハイパーマニアックス:「ModuRadio」ってナンだ?、後世に伝えたいラジオ遺産、民放AM各社FM転換の近未来予想、FM電波監視ラジオの制作、ラジオ局超ローカルニュース、ラジオ番組表アーカイブ。永久保存版。A5版175ページ、価格1,980円。(赤林)
永久保存最終版「THE FINAL」

◎韓国FEBCからのVOA中波中継復活
韓国・東北亜放送研究会の朴世慶氏によると、韓国FEBC(極東放送)はVOA朝鮮語放送の中波中継を2026年9月30日より復活させた。スケジュールは以下の通り。
19:00-20:00 1566 HLAZ済州 250kW
23:00-24:00 1188 HLKXソウル 100kW
02:00-03:00 1566 HLAZ済州 250kW
00:00-07:00 1188 HLKXソウル 100kW
(WWDXC TP 1666)(アジア放送研究会 山下透氏) 山下透氏は実際にアナウンスで確認しています。最初に掲載した記事では情報提供者とスケジュールが間違っていましたので訂正しました。
◎VOA朝鮮語短波放送は毎日24時間放送に
韓国・東北亜放送研究会の朴世慶氏によると、VOA朝鮮語短波放送の現在のスケジュールは以下の通りで、毎日24時間放送となった。送信所はTinang
250kW。
00:00-07:00 7500 9950
07:00-09:00 9950 15140
09:00-14:00 15140 17865
14:00-20:00 12140 15640
14:00-09:00 12140
(WORIG 9/30) 9月18日より火~土曜の24時間放送となりましたが、26日より土・日の放送も行われるようになったとのことです。
◎Radio Prague International 90周年でも2027年度予算はゼロに
Rick Barton氏によると、今年9月で放送開始90周年を迎えたRadio Prague
Internationalに対して、チェコ政府は2027年会計年度の予算を一切つけない決定を2026年9月1日に行った。同国の外相は、2026年度の同局予算を1/4カットした際に2027年度はゼロにすると宣言していた。(WORIG 9/1)
短波放送を止めるだけでなく、放送全体がなくなってしまう典型です。
90周年を伝える同局のHP

◎同一周波数・同一地名の米国中波局
米国には同一周波数・同一地名の中波局が存在し、中には3局存在する例も2つある。それらは以下の通りである。
560 WHYN Springfield, MA / KWTO Springfield,
MO
610 KARV Russellville, AR /
WRUS Russellville, KY
980 KKMS Richfield, MN / KSVC
Richfield, UT
1220 WSLM Salem, IN / KSLM Salem, OR
1230 KFUN Las Vegas, NM / KLAV Las Vegas, NV
1230 WCWA Toledo, OH / KCUP Toledo, OR
1260 WGVM Greenville, MS / WPJF Greenville, SC
1330 WNIX Greenville, MS / WYRD Greenville, SC
1340 WYNF Augusta, GA / WMDR Augusta, ME
1340 WGAU Athens, GA / WOUB Athens, OH
1370 WFDR Manchester, GA / WFEA Manchester, NH
1400 WZAZ Jacksonville, FL / WAVQ Jacksonville,
NC / KEBE Jacksonville, TX
1430 WNSW Newark, NJ / WCLT Newark, OH
1450 WIBM Jackson, MI / KJCV Jackson, WY
1580 KTGR Columbia, MO / WVZN Columbia, PA /
WMDX Columbus, WI
(Medium Wave News 72/04 September 2026 via WORIG 9/2)
◎モールス通信の復活は正しかった!
英国のMike
Terry氏がeHamNetからの情報として伝えたところによると、米海軍は2022年20年振りにモールス信号の使用と訓練を復活させ世界を驚かせた。2026年となった現在電磁環境をめぐる争い、衛星への依存に伴うリスク、そしてウクライナにおける通信上の課題から得られた教訓により、その判断は先見性があったとされている。CWオペレーターは他のすべての通信手段が機能しなくなった場合でもdotとdashによる手段だけは生き残ることを知っている。詳しくはhttps://morsecoder.us/blog/morse-code-navy-2026/を参照のこと。(WORIG
9/4) メディアとしては短波だけが生き残る筈。
◎中国局改廃
・内蒙古自治区興安(こうあん
Xingan)盟旅遊之声広播(89.1MHz)はTVの文化旅遊チャンネル、影視娯楽チャンネルとともに2026年9月1日01:00に放送を終了した。
・四川省の宜賓(ぎひん
Yibin)文藝生活広播(104.2MHz)は2026年9月1日01:00で放送を終了した。
・山東省の済南(さいなん
Jinan)生活広播(92.2MHz)は2026年9月1日以降放送が途絶えており、放送を終了したものと見られる。旧莱蕪(らいぶ
Láiwú)交通音楽広播が改名して放送していた局で、サービス範囲を旧莱蕪市(現在の済南市莱蕪区、鋼城区)とその周辺に限定して放送していた。
・山東農村広播(済南では91.9MHz)は2026年9月5日01:00で放送を終了した。
(小林放送局 8/30-9/5)
・広東省の茂名(もめい
Maoming)交通広播(93.5MHz)は以前より終了が予告されていたTVの文化生活チャンネルとともに2026年9月12日の22:00で放送を終了する。
・広東省の清遠(せいえん
Qingyuan)交通音楽広播(95.9MHz)は2026年9月15日01:00で放送を終了する。
・四川省の綿陽(めんよう
Mianyang)科技生活広播(91.2MHz)は放送が行われておらず終了した可能性がある。
(小林放送局 9/6-12)
・四川省の四川広播電視台は2026年9月13日、同省内の文藝広播(成都90.0MHz)、農村広播(天府之声、成都92.5MHz)、経済広播(成都94.0MHz)を2026年9月21日01:00で終了すると発表した。同時に多くの省・市のTVチャンネルも廃止される。また省・市・県レベルの11のラジオ放送も廃止される。(小林放送局
9/13)
・山東省の青島(チンタオ
Qingdao)文藝広播(96.4MHz)は2026年9月24日01:00で放送を終了すると発表した。
・河南省の駐馬店(ちゅうばてん
Zhumadian)経済広播(102.4MHz)は2026年9月29日に綜合広播(101.9MHz、810kHz)に統合され消滅する。(小林放送局
9/13-19)
・広西壮族自治区・北部湾之声の短波放送(5050、9820kHz)はしばらく中断していたが、このほど放送を再開した。
・四川省の内江(ないこう
Neijiang)交通広播(102.7MHz)は2026年9月29日01:00に放送を終了する。一部の番組は内江新聞綜合広播に移行される。
・貴州省の黔西南(けいせいなん
Qianxinan)交通旅遊広播(88.3MHz)は2026年10月1日01:00に放送を終了する。一部の番組は黔西南新聞綜合広播に移行される。
・湖北省黄岡(こうこう Huaggang)市内武穴(ぶけつ
Wuxue)市の長江之声電台は周波数を98.0MHzから106.1MHzに変更する。
(小林放送局 9月20日~26日)
・山東省の山東広播電視台・体育休閑広播(済南では102.1MHz)は2026年9月28日19:00にスマホアプリ上に通知を掲載し、10月2日01:00に放送を終了することを急に告知した。同局は2008年7月17日に開局し、2018年には「山東旅遊広播」とも称するようになった。現在では番組内容が著しく低下しており、スポーツやレジャーに関する関連する番組はごくわずかになっていた。(小林放送局
9/29)
◎中国NAVTEX局のB1識別コード変更
中国海事局によると、2026年10月12日16:40より、中国国内6カ所の中国語NAVTEX局(486kHz)の内5局のB1識別コードが変更される。新たな識別コードは大連:F、上海:E、広州:B、湛江:D、三亜:Aで、天津:Sは変更がない、また放送時間に変更はない。(小林放送
9月20日~26日)NAVTEXとは船舶に向けて航海安全情報や気象警報を自動で配信する国際的な無線FAX・テキスト放送システムで、通常は中波が使用されます。B1識別コードとはどこの海岸局から発信されたかを示すコールサインに当たります。
◎香港商業広播に些細な違反で処分
1959年より運用されている香港商業広播有限公司の「AM864」に対して。香港通信事務管理局は、2022年5月~2026年4月2日の間、現地時間の07時及び18-23時に、1時間おきにニュース及び天気予報を放送せず、放送免許条件に違反したとして12万香港ドルの罰金処分を通告した。同局はAM放送のリスナーは少なく、リスナーに対する影響はなかったとするも、是正措置を講じるとしている。AM864は「豁達86」と呼ばれ、同局傘下唯一の外国語(主として英語)ラジオ放送である。(小林放送局
9/6-12)

◎チャドにContinental社製短波送信機設置予定
カナダのRichard Langley氏が米国Orlandoで開催された「ION GNSS+
conference」で得た情報によると、米国Continental
Electronics社は、アフリカのチャドに2026年9月短波送信機を設置する予定であると発表した。放送用か軍事用かの用途は明らかにされていないが、注目すべき情報である。(WORIG
9/16) 同社のfacebookによると、放送用とのことで期待されます。
上記情報を伝えるContinental Electronics社のfacebook

◎オーストラリア4TRPは2325kHzでRadio 567を中継
米国のRon Howard氏が、オーストラリア4TRP局を運営するChristopher
O'Reilly氏から受け取った情報では、2355kHzにて放送していた4TRP局は、周波数を2325kHzに変更、アンテナも異なる形式のものを使用してPeter
Tate氏が運営するRadio
567を中継するようになった。受信状態は改善されたが、4TRPのIDは出なくなった。放送形式はCQUAM方式のAMステレオで、出力は20Wである。2355kHzでは逆Lアンテナであったが、1/4波長水平ダイポールに変更したことで夜間遠距離での受信状態に改善が見られたが、逆に日中の近隣受信範囲は縮小した。2325kHzは短波というより中波に近い伝播特性を持つからである。アンテナの支柱は以前に使用していたものが曲がったためカウリパインの木に滑車を固定して代用している。この代用支柱から今後逆Lアンテナも試して見るつもりである。(WORIG
9/15)
◎Radio Vanuatuの最新スケジュール
米国のRon Howard氏によると、Radio VanuatuのHead Digital &
TechnicalであるWarren Robert氏から届いた同局の最新スケジュールは以下の通りである。
2026年9月 04:00-06:00 3945 06:00-15:00 7260 15:00-22:00
3945
2026年10月以降 04:00-05:00 5040 05:00-16:00 7260
16:00-22:00 5040
(WORIG 9/15)
◎Music Programmes on Shortwave A-26 第5版発行
英国のAlan Roe氏は、「Music Programmes on Shortwave
A-26」の第5版を発行した。pdf形式でhttps://app.box.com/s/kbdxb4c5lwpju0kpoi27aiwc35br2g2aまたはhttp://tinyurl.com/shortwaveprogramsよりダウンロード可能である。A26シーズン最後の版となる。(WORIG
9/14)
◎フィンランドに新局Fyrryradioが出現
ドイツのRogerThauer氏によると、フィンランドのVaasaに新局Fyrryradioが誕生し6185kHz(100W)で2026年9月12日の21:00より電波の発射を開始した。この局はVainionpää
Juha
Petteri氏(アマチュアコールOH6V)が免許を保有する合法局で、予め日を決めた24時間単発放送のみが許可されており、時間限定の放送や365日の24時間放送は行わない。送信機は英国製9G
Communications
LTD製で地上高10mの水平偏波アンテナから送信されている。FMの103.5MHzでも出ている。2026年の放送予定日は9/12~12/5の毎週土曜日の現地時間00:00-24:00である。同局のURLはhttps://fyrryradio.fi/、受信報告の宛先は<fyrryam
@
gmail.com>である。"fyrry”とはフィンランドOstrobothniaの方言"hyrrää"に由来し、元々は「笛を吹く」という意味だが、同地方の子供用玩具の音を表現する言葉である。(WORIG
9/12)

◎ウルグアイ・ラジオクラブの会報第918号
ウルグアイのGabriel Gomez氏によると、ウルグアイ・ラジオクラブ(Radio Club
Uruguayo)は第918号の会誌を発行した。アマチュア無線のクラブであるが、会誌の「情報コーナー」には「ラジオ受信」の部があり、最新情報、歴史、短波・中波での最近の受信状況などが掲載されている。ダウンロードはhttps://www.cx1aa.org/boletines/Boletin%20CX%20918.pdfより。(WORIG
9/17)
◎アンカバ局Radio Saturno
ブラジルのJose Ronaldo Xavier氏によると、同国Belo
Horizonteから6150kHzで放送されているRadio Saturnoは非合法のアンカバ局である。11:00頃良く聞こえる。スペインのManuel
Mendez氏は15:00前に弱いながら直接確認できた。(WWDXC TP 1665)
facebookはhttps://www.facebook.com/RadioSaturnoFm923/でロゴもある

◎Radio Rebeldeの変調度問題について
キューバのPavel Milanes氏によると、Radio
Rebelde(5025kHz)じは多くのリスナーから変調度が低く聞きにくいとの指摘を受けている。同局は国営局であるため送信所に変調度を図る計器がないとは考えにくい。送信所では多分変調度100%と測定されているのであろう。変調度を0~20kHzの20kHz幅で測定すると100%でも、実際に音声信号が出ているのは5~15kHzの領域である。同局の送信機は使用していない音声帯域に無駄な電力を分散発射している可能性がある。(WWDXC
TP 1665) 単純に送信機の不調や使用できる電力の不足かもしれませんが。
◎ソマリア Radio Warsan健在!
米国のRon Howard氏によると、ソマリアのRadio
Warsanが7750kHzUSBで03:17にs/offするのが、ケニアのリモートSDRで確認された。LSBモ-ドでは全く受信できないので注意が必要である。(WWDXC
TP 1665)

◎米下院 新車へのAMカーラジオ搭載を義務付け法案を可決
2026年9月15日、米国下院は「AM Radio for Every Vehicle
Act」を可決した。これにより自動車メーカーには今後発売される新車に無償でAM放送の受信できるカーラジオを搭載することが義務づけられる。法案は上院に送付され現在審議入りしている。同法案は2023年に提出されたもので、一部の自動車メーカーがAM受信可能カーラジオの搭載を廃止したことがその背景となっている。搭載義務付の理由は緊急通信や公共の安全維持とされている。議会両党、放送業界も歓迎の意向である。(小林放送局
9/13-19)
◎モンゴルの短波・長波放送がピンチ
既に周知の通り「モンゴルの声」の短波放送は機器の故障により9月中旬現在停波中である。Facebookの「Short-wave
Fan」グループに掲載された記事によると、モンゴルにおける短波・長波放送の状況は深刻である。現地の放送討論番組で送信所の職員が語ったところによると、当局は設備の更新を約束しているものの資金は一向に確保されていないという。送信所では部品(特に真空管)の深刻な不足に直面しており、一部の送信機では番組の音よりもノイズの方が大きくなるほどだ。短波に関しては、「モンゴルの声」は設備の著しい老朽化により、これまで予備部品を取り外して流用することでかろうじて運用を維持していたが、ついに完全に停止状態となった。長波についてはウランバートルの164kHzが500kWの高出力送信を正常に維持できているが、他の地方長波局の多くは設備の老朽化により、30~75kWの出力に低下して運用されている状況である。FM放送については、近年、日本のKDDI基金の支援によりFM送信機が設置されたものの、その放送範囲はモンゴル全土をカバーするには程遠い。(小林放送局
9/13-19) 。
◎中国華藝広播公司が9月に24時間放送試験を6185kHzで実施
米国のRon
Howard氏によると、6185kHzで中国福建省の中国華藝広播公司(CHBC)が9月現在24時間の試験放送を実施している。アナウンスは出ず、音楽のみである。同局は中国人民解放軍第311(4900kHzの海峡之声も運営)によって運営されており、台湾に対する政治宣伝を目的としている。海峡之声との関連が今後気になる。日本の小松原博之氏からの情報を元にしてる。(WORIG
9/20)
Ron Howard氏によると、9月23日には定時の21:00にs/offしており、24時間試験は終了した模様である。(WORIG 9/23)

◎USAGMがUdon Thani送信所B26に使用登録
米国のStephen Luce氏によると、USAGMはHFCCにB26のタイUdon
Thani送信所からの放送スケジュールを登録した。これは単なる初期登録で実際に放送が出るとは限らない。出力は250kW、言語は英語である。
15:30-16:00 6090 54°7390 54°
15:00-15:30 11575 106°
10:00-11:00 15205 300°
11:00-12;00 15280 300°
12:00-13:00 17605 272°
13:00-14:00 17870 30°
14:00-15:00 21565 30°
(WORIG 9/26)
◎SAQ Grimeton Radioが10月24日に国連デーに「平和のメッセージ」を送信
英国のMike Terry氏によると、スウェーデンの保存長波無線局SAQ Grimeton
Radioは2026年10月24日の国連デーに「平和のメッセージ」をCWで送信する。スケジュールは以下の通り。周波数は17.0kHz、出力200kWで1920年代に使用されていたAlexanderson
alternatorより送信する。
21:20 YouTubeで送信風景の生中継開始
21:30 Alexanderson alternatorの始動・調整開始
21:45 Vマーカー「VVV VVV VVV de SAQ SAQ SAQ」の送信開始
22:00 「平和のメッセージ」送信開始
当日は17:00より開門し、送信風景の見学が可能である。これに先立ち試験送信を10月23日の20:00-23:00の間に短時間実施する。本送信の受信報告に対しては10月24日~11月22日の期間のみHP(http://www.alexander.n.se/en)上のオンラインレポートフォームで受付けeQSLを発行する。詳細は上記HPで確認すること。(WORIG
9/26)
◎フィンランドに中波「面白局」ZoomRock FM誕生
ドイツのRoger Tauer氏によると、フィンランドのTurku近くの町Kaarinaに新中波局「ZoomRock
FM」が誕生した。「FM」の名称を冠しているが中波局で周波数は1242kHz、出力は700~1000Wである。運営者はこの地域のラジオ局のベテランHarri
Kujala氏である。2026年1月に試験電波を発射、同年2月1日より3か月間暫定免許を取得し、以後これを更新して放送中である。中高年男性向けのクラシックロックを中心に24時間放送を行っている。同局のfacebookはhttps://www.facebook.com/p/ZoomRock-FM-61585522781992/、E-mailアドレスは<zoomrockfm
@ gmail.com>である。(WORIG 9/29) 同国は原則中波から撤退していますが、中波帯にも面白局が出てきました!

◎ラジオ・無線の過去雑誌データーベース
米国のKraig Krist氏によると、ラジオ史に興味のある人に役立つ過去雑誌のデーターベースとして以下のようなものがある。
Digital Library of Amateur Radio &
Communicatio https://archive.org/details/dlarc
Old Time Radio Research https://otrr.org/?c=mags
World Radio History https://www.worldradiohistory.com/index.htm
(IRCA.iog via WORIG 9/29)
◎ブラジルに4915kHzでアンカバ局出現
ブラジルのLucio Otavio
Bobrowiec氏によると、同国に4915kHzで非合法と思われる局が出現した。他局のストリーミングをそのまま流している模様で、9月14日07:00頃にはRio
de JaneiroのSuper Radio Tupiを中継していた。(WWDXC TP 1666)
◎USAGMのDjibouti中波中継局復活か?
イタリアのAntonello
Napolitano氏によると、1431kHz(600kW)で放送していたUSAGMのDjibouti中継局が近々に復活するという噂がある。この中継局は2002年に建設され当初はRadio
Sawaを、その後はVOA(英語、フランス語、ソマリ語)を中継していた。(Bande Rumorose - Episode #63 via WWDXC TP
1666)
◎Radio Sylvia
ドイツのBernd Seise氏によると、同国HamburgにあるRadio
Sylviaは毎月第一土曜日の翌日の日曜03:00-04:00にChannel
292より3955及び6070kHzで放送中である。リスナーやリスナークラブからのメッセージが放送される。(RTI DX-Tipps 9/23 via
WWDXC TP 1666)
◎Texas Radio Shortwaveの欧州送信10月スケジュール
Texas Radio Shortwaveによれば、同局の欧州からの送信は2026年10月には以下のように行われる。
Shortwave Gold中継
10/3 23:00-24:00 6160
10/4 03:00-04:00 3975 6160
10/16 04:00-05:00 3975 6160
Channel 292中継
10/4 21:00-22:00 9670
10/5 08:00-09:00 9670
10/18 19:00-20:00 6070
10月31日には時間未定だが両局からハロウィン特別番組を中継する。
(WWDXC TP 1666)
◎ルクセンブルグからRadio Slovakia Internationalの短波中継
ドイツのBernd Seiser氏によると、Radio Slovakia
InternationalはルクセンブルグのJunglinster送信所より、スイスRadio
Gloriaの放送時間枠を借りて国際短波放送を行っている。スケジュールは以下の通り。周波数は6140kHzで欧州向け。
22:30-23:00 ドイツ語
01:30-02:00 英語
02:00-02:30 フランス語
(RTI DX-Tipps 9/23 via WWDXC TP 1666)
◎USAGM Tinang送信所への受信報告
日本のAtsuhiko Takezawa氏によると、USAGMのフィリピンTinang送信所は、受信報告は<opn @
usagm.go>のOperations Coordinatorに送って欲しいと言っている。このアドレスはTinang送信所への受信報告専用である。(Asian
DX Review No.624 via WORIG 9/30)
◎Asian DX Reviewのアーカイブを公開
Indian DX Club InternationalのSandipan Basu
Mallick氏によると、2020年10月以降電子化された同クラブ発行の「Asian DX
Review」(ADXR)の過去アーカイブが公開された。https://tinyurl.com/AsianDXReviewまたはhttps://drive.proton.me/urls/BHSTT2XNWG#FR41R6O3WaXvよりアクセスできる。(WORIG
10/1) 2020年10月発行のNo.552より最新号のNo.624までが閲覧できます。
◎BCLファンの情報誌 「ABC50’s No.19」・「あーゆぼーわん No.14」発行
秋葉原BCLクラブは、BCLファンの情報誌「ABC50's No.19」と「あーゆぼーわん
No.14」を発行した。前回と同じく合本として発行する。内容は以下の通り。
□「ABC50's No.19」:・BCL 活動を始めて早4年、・BCL旅日記
2025年10月~2026年3月、・夏シーズンの主なBCL活動、・NHK音声メディア再編に伴うNHKラジオ第一放送(R1)指定変更、・位相ノイズキャンセラー「
QRM Eliminator (X-Phase)」でエアコンノイズを克服!、・100均モノラルイヤホンで作る簡易FM・短波用室内アンテナ、・備えラジオ
プチ改造、・FMゲルマニウムラジオの移動受信記録と考察。
□「あーゆぼーわん No.14」:・ベリカードの中の風景 10 北海道函館市 FMいるか、・FRS Holland ~QSL シリーズ・FRS Through
the Years~、・朝ドラのラジオ、・今日のケイちゃん、・原稿募集、・会員募集。
pdf版が同クラブのHP(https://abc50s.net/)からダウンロードできる。
(秋葉原BCLクラブ 佐藤弘敏氏)60ページ。

出展略称
WORIG : World of Radio io group
WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
JSWC: Japan Shortwave Club
SWB: Shortwave Bulletin
NZDXT: New Zealand DX Times
BDXC: British DX Club
CIDX: Canadian International DX Club
IRCA: International Radio Club of America
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