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夢が語るのは…あなたと言う存在 スマホという外部記憶装置にゆだねられ・・・ アプリという感覚器を使いまくり… アップデートという細胞の入れ替えと 情報という血流にしたがい、記憶の無駄を刈り込み、今日に備える。 WIFIとクラウドに身をまかせ、肉体を喪失している「あなた」 夢をみなくなったのは、アウトソーシングされたから。 何がって、もちろん「あなたの脳」のはたらき。 肉体から離れたがる脳にとっては、それが求めていた「未来」 夢は感覚空間から紡ぎだされたものなのに…。 感覚は肉体から生み出されたものなのに…。 臨界を超えて、脳は夢と現実を同一視しようとしている。 もはや、すべてが夢の形式をとり、現実を消そうとしている。 「あなた」はあなたでなくなり、外部記憶に現実を移している。 よりよい環境を求めていたはずなのに、あなたは「そこ」にいない。 外部発注された「意識」が、そこに居座っており、夢はあなたを語らない。 肉体を取り戻してこそ、脳はあなた自身を語り、夢を創り出そうとする。 どうすればいいの? 現実に迷う人が…気になる夢を抱えて…ここに来る。 AIは脳の旧皮質 AI(人工知能)が脳の外的環境を変えつつある。 高性能なサーバーを並列に多数配置し、ランダムにデータを格納している。 どのサーバーも絶えずはたらいており、手順やルールにしたがって、 AIはパターン学習をすすめ、予測や分類を土台にデータ間のネットワークを形成する。 AIが脳の機能を代替するようになると、 脳そのものはAIの旧皮質に位置づけられるのかもしれない。 つまり、多数あるサーバーの一つに過ぎないということだ。 ディープランニングは夢の生成と似ている。 ネットワークを形成し続けるという夢を見る機能はAIがするようになる。 「あなたの脳」のはたらきは、感情が果たしてきた機能を受け継ぐことになるだろう。 つまり、AIが提供する予測や分類を、「快・不快」の基準で切り分ける作業をするということだ。 すなわち、脳は単なるセンサー。AIの感覚器になるということ。 夢をみる機能を他にゆだねることが 自分自身を見失うことであることに気づく日は近いかも。 夢見の機能は退化するのか? 身体の一部を退化させることで、浮いた分のエネルギーを他の器官に有効利用する。 または、機能を必要に応じて低下させることで、余剰となるエネルギーを 他の機能に迂回させるのは自然な流れだろう。 利用可能なエネルギー量…限られた範囲の中で、 効率よくエネルギーを回していくために退化をするのが進化だ。。。 夢見の能力は、退化している。消失はしないだろうが、 痕跡機能の扱いとなり、片隅に追いやられるだろう。 このような状況にあることを否定はしないが、 「夢見」は特殊能力となりつつあるということを指摘しておきたい。 あなたが見ている夢を、夢見として文字やイメージ等で再現することで、 他の人にはない「特殊能力」を発揮するチャンスが与えられているということ。 そのチャンスは、おそらく、AIが手を出さない領域であり、 AIが不要と処理した「退化」という名の「進化」になるだろう。 記憶をすることは必要なの? スマホのバッテリーが切れて、たまたま見つけた公衆電話から 困っている状況を一番大好きな人に連絡をしようとしたとき 電話番号を覚えていなかったということは、よくあること…。 仕方なく、コンビニでモバイルバッテリーを購入して、それで解決! そんな出来事があったとしても、あらためて電話番号は覚えようとはしないよね。 男女問わず、友達と言える方が何人かいて、 「今日、集まらない? 新しい店あるんだけど…」 「20時に〇〇でいい?」っていう流れになったとき あなたにとって聞いたこともないお店なのに、場所の見当すらないのに、 「どこにあるの?」すら聞かない。 そうですよね。ネット検索すれば、見つかるだろうから。 あなたの脳は、そのような状況においてさえ、 余計な「記憶」をする必要がないとわかっている。 スマホを使えば、すぐに分かるし。。。 ナビにしたがって確実に到着するはずだから、たいていの人は道順さえも知らないし、 当然、覚えようともしない。 次回も、その店だよと言われたとき、「あれ、どこだったかな?」とスマホに頼るかもしれない。 記憶していないけど、どうにかなる…それが通常運転かも? 重要な予定の記憶は、スケジュール管理アプリに任せているし 当日になれば、スマホが通知してくれるはずだし、相手方から絶妙なタイミングで連絡もある。 あなたが仕事をしているのなら、今日すべきことは 出先であっても、自宅ワークにおいても、会社のデスクにおいても、 モバイル機器やPCを開けば、それで完了。 あなたはワーキングメモリにある「8文字程度」を 特定のルーチンにしたがって判断し、繰り返し入力するだけでよい。 その作業さえ、AIが奪っていくだろう。ルーチンはAIの領域だから。 記憶を必要としない仕事は、AIが引き継いでしまい、 手作業をともなう仕事はロボットがとって替わる。 記憶する必要性を認識し、メモをとり、頭の中の声として記憶し、 記憶のネットワークで再構成された記憶に基づいて手作業をする人だけが、 人としての尊厳を保ち、生き残れるだろう。 夢を夢として自己分析をする夢見者は、生き残る部類だ。 NEXTUP |