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1/6の夢 私はスーパーマーケットの2階売り場に居ます。 丈の長い、黒いダッフルコートを着ています。商品の棚を見ながら歩き回っています。 2階売り場には婦人服・靴・日用雑貨などが置いてあるようです。 私は「もし良いのがあれば買おうかな」ぐらいの気持ちでブーツを探している様子です。 (現実世界でも、今現在、探してお店を廻っています。) ふと気付くと、普段から家で使っている透明のマグカップで、ココアを飲んでいました。 私は飲み干すと、エスカレーター近くにある柱の前まで行き、そこにあった台の上にカップを置きました。 その右隣には、青いコサージュが置いてありました。光を帯びたような、綺麗な青です。 円筒形のクリアケースに一輪だけ納められ、立ててありました。 私は近くの商品の棚をもう一回見に行きました。 その棚には、寝る時に髪の毛をまとめるネットなど、雑貨類しかありません。 私は上の売り場に行ってみようと思い、エスカレーターへ乗りました。 エスカレーターに乗っている途中、CMらしき音声が聞こえてきました。 小さな男の子と女の子の、姉弟の会話のようです。 男の子:「ママ来るかなー」 女の子:「来るわけないでしょ」 (ママが帰ってきたようです) 男の子:「ママだー!」 女の子:「待ってよー!」 (男の子がママに駆け寄って、女の子が追い掛けたようです) このCMが終わった頃、4階売り場が見えて来ました。 何故か、エスカレーターは2〜4階直通で、3階へは通じていなかったようです。 野菜売り場が見えました。大量の野菜が置いてあります。 赤地に白字で、大きく「コーディアル」と書いてある看板が見えました。 私は「コーディアル?なんだ?野菜売り場に掲げてあるんだから、有機農法って意味か?」と思いました。 エスカレーターを私は右へ曲がりました。 数人の女性が、買った品物を袋に詰めているのが見えました。 一番手前にいた一人が、キャベツの葉を剥いでいました。 外側の部分を捨てて帰るのだと思います。 今度は左へ進みました。 大量の缶詰が天井に届くかと思うほど高く積まれています。 その中には、スパゲッティの缶詰などもあったようです。 青いコサージュが印象的で、とても綺麗でした。 ▼ Q 1 なんだって野菜売り場に掲げられた
看板が「コーディアル」なんでしょう?
スーパーマーケットにいるのは・・・何かを買いたいからですね。 欲しいものがあるから・・・わざわざ出かけているはず。あなたは・・・ひとりのよう。 着ている服が意識されるのは・・・買うこと を・・・どう思われるかが気になるからでしょう。
2階の売り場で・・・ブーツを探している。でも・・・結局のとこ ろ・・・買っている雰囲気はなさそう。 いいのがあれば買いたい・・・欲しいという段階にあるけれど・・・ 我慢しているの? あきらめているの? それとも・・・気に入らないと ころがあるのでしょうか?
ブーツの代わりに出てきたのは・・・マグカップとココア。 ココアを飲み干したのは・・・くつろいだ生活や・・・ 誰かに愛されたい・・・自分に注目してほしいという気分を表しているの でしょう。 飲むという行為は・・・心身の欲求を満たすこ とであり・・・ココアは「くつろぎ」をイメージさせますから。
さて・・・空いたマグカップを・・・わざわざ台の上に置いたのは・・・ その処理を・・・誰かに任せたいから。何かを注いで欲しいのか・・・片 づけて欲しいのか? つまり・・・注目して欲しい・・・愛されたい 気分を・・・誰かに委ねたいということ。 そうすることで・・・あなたは青いコサージュを見つけることができると いうことかもしれません。 同じ台の上に置いてあって・・・光を帯びているのは・・・そういうイ メージ。
あなたにとって・・・「青いきれいな色」は・・・特別な意味をもってい るのかもしれません。 一般的に・・・青い色が強調されているのは・・・精神性の高さを求めて いたり・・・ 知的に反応する態度を選んでいたり・・・理性に頼ろうとしたりする傾向 があるというイメージ。 同時に・・・精神的なもろさや不安があり・・・憂鬱な雰囲気から逃避し たい気分もあるということ。
CMが聞こえてくるのは・・・あなたが何かに影響されていることを表し ているのでしょう。 男の子も女の子も・・・あなた自身。ひとり二役で・・・自分の「事情」 を表現しているのかも? 母親の帰りを待っていて・・・やっと戻ってきたという結果を用意したの ですから・・・ 戻ってこなければ・・・子どもである「あなた」には・・・どうすること もできない状況があるということ。 つまり・・・母親の影響にさらされてい て・・・逃れられない「不自由さ」があるということのよう。
さて・・・エスカレータは3階を通過して・・・4階に到着したのですか ら・・・ 何かしら必要なステップが省かれているという ことを意味しているのでしょう。
省かれたものは・・・何か別のもので補われたということかもしれませ ん。 それが・・・4階に置いてある大量の野菜と高く積み上げられた缶詰。 必要以上にたくさんのものが並べられているの は・・・その補い方が偏ってしまったということかも?
偏りは極端ということ。何かしら・・・はっきりとわからないけれ ど・・・ あなたは・・・極端な「メッセージ」を母的存在から・・・与えられてい るということ。 何かに・・・とらわれているということかもしれません。それが・・・ 「コーディアル」に対するイメージかも? by エリカ
▼ @黒いダッフルコートに下には、何を着ているように感じますか? >コートの下には・・・何を着てるんでしょ
う・・・。 Aブーツを探しているようですが、どんな色が頭に浮かんでいますか? >黒い防寒用のブーツを探していました。パン
ツに合わせます。 B透明のマグカップをエスカレーター近くの台の上に置きましたね。 >カップのその後がいまいち想像できないんで
すが・・・。 C青いコサージュは展示品のようでしたか? それとも売り物? >展示品、という感じはしなかったんですが、
売り物なのかも。 D3階を通過してしましましたが・・・ >2階が婦人物売り場だったんで、紳士物か
も。 ECMらしき音声は・・・子どもたちの会話ですね。 >買い物に行っていたんだと思います。 F「コーディアル」という看板からよい印象を受けましたか? >悪い印象は受けていませんでした。 G4階は野菜や缶詰などの食品売り場のようで
すね。 >夢の中でも、奇妙に感じました。 Hスパゲッティの缶詰を実際に見たり・・・購入したりしたことがありま
すか? >ミートソースの缶詰なら見た事はあるんです
が、 Iキャベツの葉をむいて捨てている様子を見ていて・・・ >外側の葉、1枚2枚なら傷みがあるから捨て
ているのだと理解できるんですが、 >では、診断しますね。
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夢診断のポイントは、飲み干したマグカップは・・・何かで満たされるべ
きだということ。青いコサージュは・・・抑制。
→空のコップを置いたのは・・・「満たされていない」状態であること を・・・彼に知らせたいから。 柱は・・・彼のイメージ。柱に取り込まれたのなら・・・彼に心を満た してほしいということなのでしょう。 青いコサージュは・・・理性的に振る舞いたいあなたの「自制心」とい
うことかも? そこにあるのが当然と感じたのは・・・そのような「感情」を抑制しな ければならないと思いこんでいるから。
→丸い野菜であるキャベツは・・・みずみずしい女性らしさのイメージ。 葉を剥きすぎているのなら・・・女性らしさを削り取っているというこ とかも? そこまでしなくてもいいと感じているのですから・・・度が過ぎている ということ。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
2階では欲しいものが手に入らないと感じたのか・・・あなたは上の階に 行きましたね。 ブーツなら・・・2階にあるはず。あるべき場所で見つからないような ら・・・ 欲しいものを無視しているのか・・・あきらめ たということ。果たして・・・どちらなのでしょう?
あなたは・・・3階に降りられるのだったら、降りたかもしれないと感じ ている。 でも・・・3階が視界に入らず・・・いきなり4階になったのは・・・ CMが聞こえてきたから。 つまり・・・CMがあなたを3階から遠ざけ て・・・4階に向かわせたということかもしれません。
普通なら・・・3階は紳士物で・・・4階は子ども用品のはず。 CMは母親の子どもに対する「身勝手な振る舞い」をイメージさせるもの ですから・・・ 母的存在の介入は・・・あなたを「男性」から 遠ざけて「子どものまま」にしておきたいということ。
本来なら・・・子ども用品の売り場である4階に・・・野菜や缶詰が大量 にあるのは・・・ 「子ども」の領域に・・・「母的存在」が 頻繁に侵入して・・・ 「何か」を奪いとり・・・別のものですり替え たことをイメージさせます。
もしかしたら・・・奪い取られたものが・・・「コーディアル」からイ メージされるものかも。 すり替えたのは・・・看板。売られているもの に結びつかない感じがするのは・・・そういうわけ。 「女性だから、愛してくれる男性と結婚して、その人を愛し、その人を支 え・・・ その人の子どもを産んで・・・母親になって、子どもを育て・・・幸せな 家庭を築き、守っていく」ということ。
「コーディアル」に悪い印象をもっていないのに・・・赤面して・・・ 顔が熱くなってしまうような「恥ずかしさ」を感じてしまうなら・・・ど こか不自然。 母親の「生きづらさ」を・・・あなたが引き受けてしまったから・・・ 母親より幸せになってはいけないような気分に させられてきたのかもしれません。
いずれにしても・・・買いたいものがありそうなのに・・・ 結局のところ買わないのですから・・・何かが・・・足りないままである ということ。 3階で降りられないようになっているのは・・・あなたが母親に縛られて いるから。 欲しいものを・・・欲しいと感じられないアン バランスな状態にあると・・・夢は言いたいようです。 by ふむふむ
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▼ ▼ 【Reflection】 今回の夢にどうつながっていくのか? 黒いダッフルコート。 ※あまり気に入っていない。母と一緒に買いにいった。 太って見えるし、かさばる。羽根が中抜けしてくる。 Pの夢で「憧れの彼」の奥さんが着ていたコートと同じですよね。 気に入らないのに、夢の中で着ているという奇妙さ。 わざわざ、気に入らないコート着ているのは、 母親と一緒に買い物をしたという「弱いつながり」の記憶? 新奇な記憶は、夢見者自身が語っているように 「ブーツを買う」という「リハーサルの記憶」ということのよう。 なぜなら、ボランティア活動で、冬のイベントに参加するために必要になったのが「ブーツ」 「憧れの彼も来るかもしれない」イベントですから、やはり、点滅しそうなリハーサル記憶。 「現実世界」では、探したけれど見つかっていません。 夢の中でも「探している」 つまり、「さまよい思考」ですね。 「考えていることが、そのまま夢」になっているのかもしれません。 台の上に、「透明なマグカップ」でココア。 台の上には、「円筒形のクリアケース」に青いコサージュ ココアと青いコサージュは「同価」 飲み干して、中身のないカップを隣に置く。 青いコサージュについては、夢見者は、奇麗だと思ったが、欲しいとは感じていません。 前回の夢で 「奥さん」が着ていた黒のダッフルコートを身にまとい 「憧れの彼」のイメージである「柱」の前にある「台」に 飲み干したマグカップを、そのまま置いたのですから・・・整理すると @「台」は支えるものですから、彼の「奥さん」 A「中身の無いカップ」は、彼へのメッセージ B「青いコサージュ」が結論 Aの「中身のないカップ」は、「満たしてほしい」という意味? あるいは、「返却」します、「もう十分、要りません」ということ? Bは前回の夢で、奥さんに「擬態」していた「夢見者自身」の回答ということになりますね。 つまり、奇麗でとても良いものだけれど、「欲しい」とは思わない。 AとBを組み合わせれば、 「満たしてほしいとは思うけど、もう十分です、 要りません、欲しいとは思いません」が夢見者の回答。 奇妙さは「複数の感情の合体」ですから、矛盾した「感情」となります。 この矛盾した「感情」で表現されるのが「CM」 「CM」は3階の「代替」 ※男の子が先にママに駆け寄って、あとから女の子が追いかけている。 夢見者は女の子であるより、「俺」と自分を呼ぶような「男の子」として育ち 今やっと、「女の子」の自覚があとから追いかけてきている状態だということのよう。 つまり、「消失」したのは「女性性」 それが、やっと手に入りつつあるようです。3階は「紳士服売り場」。 男性的なファッションは「不要なもの」として「通過」したということ。 青の色から連想されたものがボランティア仲間の青いワンピースでしたね。 そちらに視点が向きつつあるということかもしれません。 2つ目の奇妙さ。別の事情を説明しようとしています。 4階の大量の野菜。 「コーディアル」という看板。大量の缶詰が高く積まれている。 「新鮮さ」と「保存性」は、矛盾する組み合わせですが、それが大量にある。 2階の女性売り場には、あなたの欲しいものはありませんでした。 他の棚にあるのではないかと探しましたが、やはりありませんでしたね。 それなら、他の階に行けばと考えたのですが、矛盾する、要らないものばかりのようです。 「度が過ぎている」大量さが原因のようです。 それらがなければ、欲しいものをおいて置けるのかもしれませんから。 「要りません」と一度は、心に決めた夢見者ではありますが、 やはり、矛盾が内在していますから、欲しいものが見つからず、 「看板」という「目標」もあてにならない状況に途方にくれているのではないでしょうか。 「キャベツの皮」を一枚一枚はがしながら、確かめるように 「度が過ぎている」ことがらについて、対応しなければならない「事態」にあるようです。 |
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