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夢@:プレゼントの時計 目一杯、着飾って町に出る。 通りを歩いていると、近づいてくる男がいる。 あまり格好がよくない彼の姿に気づいて
夢A電車に乗る夢 仕方がなく、次の駅で降りるのですが
誰からか電話がかかってきます。 意味もない言葉を言いつづける相手に用件を早く言ってくれと叫んでいます。 相手はますます早口になり、つまらない話を繰り返します。 電話を切ろうとするのですが また次の電話がかかりそうなので あなたは電話線を抜こうとします。 そこで電話線をたどるのですが いつのまにか受話器になっています。 ▼
2つ以上の夢の間に対照的な関係をつけることにより それぞれの夢が引き立つようにする夢の表現技法があります。 ひとつの夢においても対比表現はかなり多用されます。 by エリカ
▼ 「着飾ること」と「あまり格好がよくないこと」 「近づいてくる彼」と「避けようとするあなた」 「もらっている彼」と「何ももらわないあなた」 「あなたが近づく」と「彼が隠れてしまう」という4つの対比的表現があるね。 夢のこのような「くせ」は類似の概念や反対のニュアンスが 隣接した脳の部分に記憶されているからだとふむふむ・うららは推察している。 ちょうど、否定と肯定の表現を1枚の絵で区別することが難しいので 混在で表現されてしまうように 対比する項目は、区別するために同じ枠組みに入れて 小さな仕切りで分けられているのです。 意味は遠いのに、近いところに置かれているということです。 したがって、夢では同時にそれらが出てくる可能性が高いと いうのがふむふむの基礎理論のひとつになります。 次は、2つの夢の関連が対比であることに注目してみましょう。 空間的に対称形を好む夢の感覚は 必要もなさそうな夢を対比的に見せてくれることがあります。 夢A電車に乗る夢 と 夢B電話をしている夢 構造的に非常に似通っていますね。ここでは、2つの対比があります。 Aでは、「用件があるのは自分」なのに、Bでは「相手にある」という設定です。 夢の構造は、何か用件があり、それをどうにかしようとするが していることは、結果的に逆効果になるというものです。 他にもありますね。 Aでは「大事な用件」なのに、Bでは「つまらない話」にすり替わっています。 夢の素材は異なりますが、夢の構造が同じであるとき そこには対比的な表現が使われることが多いのです。 by ふむふむ
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