氷河期と小さなブランケット ㊳
山がちの地形で、牧草地のようなところに、岩や大木を避けて
カーペットのような大きな毛布かブランケットが敷かれています。
そこに大勢の人がいて、何かから見つからないように隠れています。
毛布の下に忍び込まないといけないようで、わたしもどこかに隠れようとするのですが、
すでに他の人が使っているか、ブランケットが小さすぎて身体全体を覆うことができません。
そこで、別の場所へと移動するのですが、とても寒いので動きが鈍くなります。
氷河期になっていると、なぜかわたしは確信しています。
山の上の方から、だんだんと凍り付いて、隠れている人たちの毛布も白くなっていきます。
このままではいけないとあちこち探しまくるのですが、入り込む余地がみつかりません。
凍り付くスピードに負けないように山裾に向かいながら、次々と毛布をめくるのですが
そこには誰かがいて、結局のところ身を隠す場所もなく、寒さをしのぐ方法もなく、
途方にくれていると熊のような生き物が向かってくるのが見えます。
まだ遠いところに見えるのでここまで来るには時間がかかるようだと思っています。
そこで、やっと、毛布の下に隠れたのは熊から避難するためなのだと状況を理解できました。
凍り付くような寒さは熊がやってくる「前兆」なのだとわかったとき、
なぜ気が付かなかったのか、毛布を準備しなかったのかと後悔していると目が覚めました。
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