「文学横浜の会」

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2023年 3月14日


「コロナ騒ぎ、考」

 マスクをするしないは個人の判断でいい、と言う事になったらしい。

メガネをかけている関係でマスクをしているとメガネが曇ってしまう、と言う煩わしい事から、 特別な場合を除き口マスクにしていたずぼらな身には、「良かった」との実感はない。 これからはコロナも「カゼ」と同じような扱いになるらしいが、 カゼとは言え侮るとそれを引き金に持病を重症化しかねないし、体力の衰えている人には要注意だ。

マスクの効用は自分を守る事も含めて、もし自分が感染していたら他人にうつす可能性を減らす効果もある。 だから欧米に比べてマスクの着用を苦にしない国民性は誇るべきだろう。 コロナ以前は、と言うか若い頃は例えカゼで鼻水を垂らしても出勤して、「カゼなんかで有給休暇を使うものか」と豪語し、 「大切な有給休暇は遊びの為に使う」と考えていた。

今考えると無茶な事をしていたものだし、それだけ体力もあった。 カゼをひいたとしても、多くは熱い湯につかり、汗を出してしまえば、多くは翌日、熱も引いた。 治らなくても余程の事でない限り医者にも行かず、薬も飲まず、なんとなく治ったものだ。 若く体力もあった頃だからそれでも生きて来れたが…。

さて、これからカゼの症状が出たらどうする。 多分、これまでと同じように対処すると思う。現にコロナ騒ぎの最中にも熱が出た事が一度あったが、 汗を出して翌日には熱も下がった。だからコロナではなかったのだと勝手に思っている。 でもこれからは2、3日熱が下がらなかったらどうするかだ。

昔のような体力のない年金暮しの身では、病院に駆け込むだ方がいいのかな、と思っている。 コロナに感染した人の病後の症状を聞いてもカゼと同じような事を聞くが、こればかりは個人差もあるだろう。 とは言うものの、年を重ねても人はそう変われるものではない。 発熱しても体力の衰えを感じつつ、昔のようなカゼ対応になるだろうな…。

医学の進歩でコロナの実態もそのうち明らかになり、そんに怖くはなくなると楽観している。 インフルエンザのワクチンは打つ習慣はなかったが、コロナのワクチンはその都度打った。 まあ、無料と言う事もあったが、何か恐れのようなものも感じていたからだ。でももうそれも薄らいでいる。

コロナ騒ぎも今年が最後だった、という年になってほしい。

やはりマスク着用はもうおさらばしたい。

<K.K>


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