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2008.08.11 英語学習コラム45 竹下首相のジョーク

最近、お孫さんのDAIGOさんが大活躍の竹下登元首相ですが、結構ユーモアのセンスがあったようです。

コラム44で紹介させてもらった生きている英語―ネーティブになる方法に竹下首相のワシントンでの記者会見の様子が載っていたので紹介させて頂きます。

  ↓  ↓  ↓


日本の竹下首相は、1951年に政界入りするまで島根の片田舎で英語の教師をしていた。

1988年1月に首相としてワシントンを訪問した際、ナショナル・プレス・クラブの記者会見で、まず短い英語で自己紹介をして、

「私の英語の発音はひどいので、この後は日本語で話し、通訳をつけます」


「かわいそうなのは昔、私から英語を習った生徒たちです」

「当時の生徒は今日のような通訳なしで私の授業を受けなければならなかったのですから」

と言って記者たちを笑わせた。


                                    (以上「生きている英語130〜131ページより引用)


DAIGOさんが言っているように、総理に就任し帰宅した時の一声「アイムソーリ、ボクソーリ」も納得です。


【オリジナル英文を読む】

「生きている英語」によるとこの文章は、1989年1月9日号のタイム誌に掲載された記事だそうです。

是非、オリジナルの英文が読んでみたいと思ってググったら見つかりました。

以下タイム誌の記事より引用です。


Loving English-but Not Well by Barry Hillenbrand


Before he turned to politics in 1951, Prime Minister Noboru Takeshita was an English teacher in rural Shimane prefecture. When he visited Washington in January 1988, he started an address to the National Press Club with a brief statement in English, in which he admitted that his accent was so bad a translator was needed for the rest of his speech. "Pity my poor students," quipped Takeshita. "They had to suffer through my lessons without benefit of a translator

                                (from: Time, January 9, 1989)

■情報元URL:http://www.brg22.ac.at/Matura/Matura97/Eng97_2.html (このページより引用させて頂きました)


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